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コラム

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(2007年01月07日)

この国の国民を本当に豊かにさせようと言う心が、裁量権のある官僚社会主義者にあるのでしょうか? 昨日の株式教室の失われた時代のGDP変化率を見ましたか? 結構、苦労してあのグラフを統計数字から作ったのです。2時間掛以上かりました。数字の読み取りが上手く行かずに試行錯誤して…データをエクセルに落として…、自分で作るのは慣れてないと大変な作業ですね。しかし次回からは覚えていれば、僅かな時間で作成できるしょう。

今日は総務省の情報白書から下のグラフを見てください。

c20070107a.gif

我々の一人当たりのGDPは、国際比較の利用料金の高いイギリスやフランスに負けているのです。豊かな環境を利用していない一面も、上の普及率から見ると分かります。この環境整備の立役者は、誰がみてもソフトバンクですね。決して総務省と仲良しクラブのNTTではありません。そのおかげで様々なビジネスが立ち上がり、若者の雇用を支えているのです。ソフトバンクモバイルは新たなる戦略として「ホワイトプラン」なるサービスを提供すると発表しました。僕なんか、あまり利用しないのでこっちの方が良かったかな?とも思いますが…まぁ、応援する会社だから、多少高くても仕方ないかな?

奇妙に感じたのはゴールドプランを延長しようとしたら、二重価格表示に触れるというのです。確かに期間限定で募集したので、このプランを延長したらおかしな感じを抱く人がいないとは限りませんからね。しかしどうでしょう? 世の中、期間限定の低価格販売が延長されて一般的になることはよくありますよね。これが果たして違法なのでしょうか? 公正取引委員会も、地検も同じ官僚社会主義者の仲間なのでしょうね。世の中に、何が必要か? 日本に欠けているものは何か? 失われた時間の中で官僚社会主義者は考えたことがあるのでしょうか? 

ルールは守らねばなりません。しかし…
昔、吉田松陰はペリーの来航のおり、密航を企て失敗し幕府に捕まります。そして当然、その当時は、死刑がルールなのですが、長州藩に帰させられ、そこで一度は獄中に入りますが、松下村塾を開き後進を指導するのですね。その為に幕末から明治に進んだ原動力になったのです。官僚社会主義者の裁量権を持っている人は、少しはこの司馬遼太郎の「世に棲む日日」と言う小説でも読んだらどうですかね?(全4巻です。僕も読み始めたばかりですが…)

低価格料金より使用制限のない定額料金にすべきですね。それをやれるのは孫さんが率いるソフトバンクモバイルだけですよ。仮にKDDIがやるなら応援します。NTTドコモでも良いのです。ところが彼らは既得権力者だから、自分達だけが可愛い人種です。他人など、どうでも良いし、日本の国がどうなろうと関係ない連中です。

残念ながら、日本人の多くも、自分さえ良ければ満足の連中ばかりですからね。日本に「失われた時代」が生まれたのは当然の帰結です。画一化された教育システムで疑問に感じない人間と言うより、ロボットを教育によって生産したわけで…多くの人は疑問に感じない。

社会に貢献するチャレンジをする会社を市場は応援するのです。市場経済とは官僚社会主義者が掘っては埋める予算を使ったりするところとは違いますからね。唯一、市場が資金配分を決めるところなのです。市場とは…みんなの総意です。みんなが望む社会を作れる場です。市場主義の優位性が明らかです。優秀だからベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦が崩壊したのですね。最近、ロシアは資源価格高騰の為に、再び権力者側は共産的な考え方に傾いていますね。誰も指摘しないけれど非常に危うい行動です。プーチンと言う人物はKGB出身だけありますね。2008年の3月に任期が切れますが…どうなる事やら。

最近、株価のことをあまり書かないのでお叱りを頂いているし…明日は少し株の話しでも書こうかな?