有意義なサイト(2007年01月03日)
歴史を見ると必ず揺り戻しがあるのですね。昔を懐かしむノスタルジア現象か…
イギリスの絶対君主主義から立憲王政、議会政治へ流れる過程の中でも王政復古があります。またフランスも同様ですね。日本でも1998年~2000年のITバブル、そうして2003年から2005年の新興株時代、昨年は年初のライブドアショックから揺り戻しが演じられました。鈴木宗雄の逮捕は「国策逮捕」と言われています。なんでも、この言葉は同時に逮捕された元外務省の佐藤優の著書で用いられたといいますが、ライブドアのホリエモンも同じような事を言っていましたね。
今回の政府税制調査会長の本間正明氏の官舎問題も、行政改革担当大臣の佐田玄一郎議員の政治献金の不正利用問題も官僚社会主義派の巻き返し政策と言われています。このような手法は田中角栄のロッキード事件から一般化されているようです。政敵の弱点を公にするためにマスメディアを利用し世論を動かし叩く。その政治的な生命を絶つやり方ですね。深く考えない国民は、統一されたマスメディアの論調を信じ、疑うことをしませんからね。しかし実際は異なる真実はあるのでしょう。歪められた報道か…それとも造られた報道
このような環境は、公正さを欠きますね。公正なルールの下で戦いをするのが市場主義のルールのはずです。不思議な世界です。
株で儲けることを考えていくと、何故か政策論にぶち当たるのです。ジョージ・ソロスはブッシュ大統領のイラク政策に反対し、大統領選で民主党に多大な寄付を実行します。昨年末、イラクの元大統領のフセイン氏の絞首刑が実行されました。この戦争の意義はなんだったのでしょうかね? 確かにクウェートに武力侵入したことは悪いですが…、その後の事実を見ると、どれが正しいのか…。本当にイラクの国民が幸せなのかどうか…。もっと別な方法があったんじゃないかと思うのです。CNNの報道を見てください。処刑直前の様子がビデオで見られます。
このようにインターネットは様々な情報が気軽に手に入り非常に便利になっていますが、同時に僕らは溢れる情報を、的確に判断する能力が要求されるようになっていますね。どうしたら有益な情報が手に入るか? 無駄な時間を使わずに自分の好みのサイトを選んでくれるサービスが一般化すれば、有料化でもお金を払いますね。株式の選択も同じようなものなのでしょう。数千の銘柄の中から、少なくとも10銘柄ぐらいまで、値上がりの可能性のありそうな銘柄を絞り込めれば、こんな有意義なサイトはありません。
与えられた情報の中から、専門家が10から20銘柄を、時流にあった銘柄を選んでくれるサイトを作れば良いのですね。今年はそんなサイトにチャレンジしてみたい気がします。必要な情報を溢れる中から纏めてくれる。常に刺激を受けるサイトの構築はネット上のコンテンツの価値を更に高めるのでしょう。くだらない情報が溢れる中で本物の情報だけを残す作業か…その行動がやがて読者に支持されて、読者を中心に効率的な日本の社会作りに貢献する。最初は小さな動きでも、そのうち、その流れは集まりやがて川になり、海へ流れて世界を変える。なんと夢のある行動か…
僕の母校が頑張っているのです。なんとなく、あまり気にしない大学なのですが、この時期はやはり気になるのはノスタルジアなのかな? 今、この記事を書きながらソフトバンクのアクオス携帯で箱根マラソンを見ているのです。便利な世の中です。ホームページ上は此方で情報が得られます。ネットで色んな情報を知れば、知るほど、更に箱根駅伝が面白くなります。
実は株式市場も同じなのです。株式の仕組み、株価の決まり方などの基礎知識から、相場の流れや時代背景を組み込んだ予想が出来るようになれば、どんどん市場経済が楽しく学べ、株に関係ない自分達の仕事も、実は密接に一体化されていると気付き、実社会の行動も有意義になるのです。今年はIRNETも大きく変わりたいと思っています。既に試験的にですが、SNSの試みを実行しています。ただ参加者の方が、まだ上手く利用されてないようで…もう少し改善されていけば、徐々に皆さんにも公開していきます。