ワクワク感(2006年09月03日)
最近の動向を見ていると、核家族化の影響が悪いほうに表れているようです。昔は現役を引退した老人が子供の知識を補ったり、子供の色んな悩みの相談相手になっていたようです。その為に子供が精神的に成長していたのでしょうが、現代では老人と一緒に生活するパターンが少なくなり、若者が精神的に荒廃しているように感じます。
稚内の母親殺人事件は痛ましい限りです。動機は離婚に対し不満を抱いていたとの事で、家庭と言うのは大切な場所なんだと実感させられます。一方、実行犯の15歳の少年は、なんと一人暮らしだったとか…親が家に自分の部屋がないので、借りてあげたらしいのです。15歳と言う年齢は好奇心が旺盛で自立心が芽生える年頃です。難しい時期に一人暮らしをさせるとは…子供を育てるのは難しいものです。
最近は社会の流れが厳格化に流れているというか…ゆとりがないというか…驚きましたね。自転車に乗っての酔っ払い運転や赤信号などを無視すると切符が切られるのだそうです。僕はよくやりますね。赤信号の無視など…。だいたい、必要のない信号機が多すぎるのです。先日、福岡市かな? 職員が飲酒運転し死亡事故を起こしました。無謀ですが、田舎の生活では飲酒運転はあり得るな? と考える次第で、程度の問題なのだろう。…と軽く考えていたのですが、最近は大きく変わっているようです。考えを改めねばなりません。しかし田舎に住む人は、大変だろうな。と思う次第です。
株式相場の流れも時代の変遷で大きく変わっています。ネット証券の出現により手数料が安くなり、大衆のディーラー化が起こっているようなのです。値上がり上位もその日限り、毎日、クルクル変わる日替わりメニュー化が進んでいるようです。今日の日経新聞に、いい記事が載っています。ドルコスト平均法投資の解説です。私はこの投資方法を皆さんにお薦めしたいです。かたる銘柄で実践すれば良いのです。
私のお客様の今年の成績は散々な結果ですが、株が下がる局面で真価を発揮するのは現物投資です。私のお客様の中でも信用取引を利用してないお客様は損切りをしてないから、今年は未だにプラス評価ですね。おそらく含み損を計上しても今年はトントン程度なのでしょう。しかし信用取引を利用しているお客様は昨年の儲けも既に飛び、最悪の事態に陥っている有様です。どちらがいいのか?儲かる時は信用を利用して方が良いし…
株式投資で確実に儲けるには、現物でドルコスト平均法を採用する事でしょうか? 勿論、銘柄の選別が非常に重要です。下げ相場の時は時間を空けるなどの工夫が必要でしょう。そうするとドル平均投資になりませんが…やはり工夫は必要ですね。証券の手数料が下がりましたが、情報の使い方が上手くない人が多いですね。これも画一教育の悪影響でしょう。日本人は人が良いというか…オレオレ詐欺で引っ掛かるような人種が多いですからね。
パロマ湯沸かし器などの死亡事故がありますが、僕の考えから言えば、このような事件だけにかかわらず、生活する上である程度のリスクがあるのは当たり前です。最近は医療の現場でも情報開放が進み、手術の成功率など公開されつつありますが、生きるという事は、途中で事故や病気にあい死ぬ事もあるのですから、ある程度のリスクは仕方ないと考えるのです。ところが、世間の認識は違うようで、政府にも責任を追及します。
小さな政府を望むことはリスクが高くなる事を意味するわけで、豊かな社会基盤が維持されるとは限りません。当然、広島のような断水による不便もあり得るのです。効率化が進み小さな政府の状態が進むと、全ての機能が民営化され、あのような断水被害はなくなるかもしれませんが…。何故、一時的にホースなので結び、簡易修復をしないのか? 私には不思議ですが…そのような方法がないのでしょうか?
まぁ、その問題より、岐阜県庁のような裏金利用の料亭遊びも、共産主義者の役人世界では当たり前の日常なのでしょう。岐阜県庁の問題は氷山の一角で、全ての役所で同様の問題はあるのでしょう。残念ですね。所詮、証券マンの現実とは違うのです。一度、全公務員がノルマの厳しい証券マンの生活を味わってみればいい。時間が経過しても達成できないノルマ。やり遂げるしかない、後戻りが出来ない目標を味わってみれば、自分達が如何にサボっているか実感できるはずです。まぁ、最近の証券マンも大きく変わったようで、僕らの時代は投資信託の目標数字が出来ないと、自分で借金をして数字を作った時代ですから…
先日、カフェグローブの矢野さんにお目にかかり、その前はアットコスメの山田さんに会いました。二人とも、今の時代を作っている人たちですが、やはり何処か一般の人とは違うんですね、オーラが…。二人の共通しているのは、一所懸命に生きている事です。精一杯、仕事をしているのですね。当然24時間が仕事タイムのような時間です。サラリーマンと違うのは、この意欲でしょうか? 多くの人が不平や不満を言いますが、自分の努力が足りないから、不満なのです。他人の責任でもなんでもありません。
他人に責任転嫁する輩が多すぎますね。自分の責任で行動し必要な商品を買うわけですし、病気の治療の為に薬を飲むわけです。その行動には、やはり知らないリスクは、常に生じるわけです。薬の副作用や製造物責任のリスクなど…シュレッターの幼児の指の切断問題も…メーカーの責任もあるでしょうが、それ以上に使う側の責任が大きいのでしょう。みんなが自分の力で一所懸命に、今、与えられた条件のなかで頑張れば良いのです。政治に不満を言う前に投票に行く。権利を主張する前に、国民保険やNHKの受信料など払い義務を果たす。
安易な生活を求めるより、常にワクワクを感じられるチャレンジを実践し、頑張って生きれば良いのです。年齢じゃありませんね。やる意欲の問題です。