思わぬ相場の真実が発見できる

コラム

« 幻想の自由 | 最新の記事 | 偏った情報 »

心のゆとり(2006年07月16日)

多くの人は三連休を楽しんでいるのでしょう。海外旅行に行く人、山や海に出かける人、中には映画を見る人など…人それぞれ時間の使い方は違います。公平に与えられた時間をどう使い、何を感じるか? 自分の生き方により人生はそれぞれ変わります。私は自分が願えば、いつか必ず成し遂げられると思っています。不可能はない。

しかし当然、自分の夢が高いほど、挫折は当たり前。いつも反省と改善をしているつもりなのですが、感情のコントロールは難しいのです。自分の感情をコントロールできなくて、後に嫌な思いをすることも度々あります。昨日の相撲で千代大海と露鵬との土俵下でのやり取りは、人間らしいな。と感じました。経緯は、土俵上で露鵬が千代大海を張り手から入ったことに、腹を立てた千代大海が「なんだコラ!お前」と決着が付いた土俵下で露鵬に言った事に対し、露鵬が応じたこと。まるで喧嘩です。

その後、千代大海が風呂に入っていると、露鵬がその風呂のガラスを割ったらしい。その現場の取材か、その後か分からないが、露鵬は記者に対し暴力を振るったという。まぁ、たいした怪我ではないらしいが…相手は相撲取りだからね。マスコミらしく、早速、相撲協会に抗議をするとか…この程度のことで毎日新聞も大人気ない。(マスコミの取材は普段から行き過ぎるからね。この報道姿勢は分からないが…)当然、これらの行為に対し、厳重注意を受けたが…。本来なら、露鵬を非難しなければならないが、昭和55年生まれの若者らしい。僕はこの話しを聞いて朝青龍を思い出し、彼を好きになりそうだ。人間誰しも失敗はあるし、その失敗を回りがどう捉えるか?

その事と話は違うが、北朝鮮のことを思うと妥協案の国連決議か、声明か? 分からないが…制裁条鋼より弱いものになるらしい。日本のマスコミは過剰反応し、一方通行の報道をするから、この対応にホッとしている。まぁ、株屋としてそうなのかもしれないが…。最近の社会の風潮を見ると、ゆとりを感じないと思うのは、僕だけかな? 昔は少々の馬鹿をやっても「オオメ」に見てくれた社会の風潮があった。最近の警官はピストルを発射するし…、何やら、みんなが切れやすくなっているように感じるね。

犯罪はいけないが、ライブドア事件にしてもUFJ問題にしても、地検も金融庁も売り言葉に買い言葉の印象を抱くのは僕だけの感情かな? 

豊かな自然が回りにある日本人は恵まれていると思うが、責任ある当事者にその自然を楽しむゆとりが無ければ、本来の人間らしい感情は生まれないだろう。感情を揺さぶられる映画を見たりすれば、もう少し豊かな心が生まれないのかな? 最近は挫折に陥っているせいか、自然がやけに恋しい。既に敗北者に成り下がったのかな? とも危惧するが…まぁ、大丈夫だろう。

再び下落する市場を見ていて、心配で、心配でどうしょうもない人も居る事でしょう。しかし人生と言うのはそう悲観をすることもないし、あまり良くもならないもの。上手い具合に調整されている。なるようにしかならない事の先を考え、過度に心配しても仕方がないこと。株は面白いもので売り手と買い手の心理状態だからね。内容を無視し始めた、行き過ぎ状態に突入した銘柄も散見され、何時かは、この行き過ぎは訂正されるから…世の中は上手くできていると楽観し、のんびりと時の行くままに休みを過しています。

さて今日はこれから、かみさんに頼まれているベランダ掃除でも、朝のうちに済まそうかな?