思わぬ相場の真実が発見できる

コラム

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いやはや…(2006年04月23日)

最近はいろんな事を考える機会が増えました。昔は、どうやったら家族4人が食えるか? それが主眼だったのですが、市場の回復で人並み以上に収入が増え、借金の返済もほぼ終りました。人間上手くしたもので、好い時期は長く続かない。今度は年老いた母が死を目前に迎え、人間の生き方を考えさせられようになっています。昔は(お金があれば…)と思っていた時期もあるのですが…違うようです。 

ようやく「国家の品格」を読み終えました。実は平行して沢山の本を読んでいて… 「マオ」はようやく下巻に移りました。上巻よりずっと面白くなってきました。 「ワイルドスワン」もある意味でカルチャー・ショックだったのですが…「マオ」もすごく考えさせられます。半藤 一利が描いた関東軍の辻少尉の「ノモハンの夏」と、なかにし礼の「赤い月」などを合わせて読むと、とっても、あの時代を感じることが出来ます。

藤原先生の本は初めてです。他にも何冊か買いましたから、これから読みますが…彼のオヤジの新田次郎の本は好きで10冊以上読んだと思います。感化され大学時代に西穂高を登り、その後、新島々まで岩魚小屋経由で歩いた想い出があります。藤原先生は面白いのか? 何故、彼にあんないい女が、彼のかみさんなのでしょうか? 世界の七不思議です。

さて、ネットを作ってくれているレイジー「bad day」が好い曲だと言うので、早速、ネットで注文したら、既に届いていました。GOODなら株屋らしいが、BADではいただけませんね。証券マンは縁起をかつぐのです。これは一日が終ったときに聴かないと…でも何処かで、聴いたことがありますね。帰りの電車の中で指定が取れずに、自由席で帰ってきたのですが、大きな外人男に挟まれて…ビールを片手にお眠りモード…少し話してみようかと思ったら…英語ではないんです。ロシア語のような…彼らは僕を間に挟み、大きな声で会話をしています。野蛮人め! 話したければ、最初から隣同士で座ればいいのに…こいつら、やはり民族が劣っていると…国家の品格の影響かな?…卑怯だとか、惻隠の情だとか、

考えてみれば、幼い少女が殺されたり、少年が高層階のマンションから投げられたり…確かに日本人は英語教育より、道徳教育ですね。と言っても先生は国語を中心に教えろと、言っているのですが…読み書き算盤で充分だと…私はサムライものの小説を読む機会が多く、確かのあの世界はいいですね。貧しい武士が長屋の連中から敬われるのです。

先日、「ふだんから、一緒に儲けようと言っているのだから、裏切らないで…」と言うメールを紹介しました。僕の回答は自己責任の確立が、教育制度のおかげで遅れていると書いたと思います。僕は思ったように、自分が感じたことを正直に書いているのです。ワクワクするからその通り自分でも行動をしているだけなのです。しかし僕だって結果は分かりません。将来の予測など誰にも分からないのです。

G7で産油国へ増産要請をしていたようですが、僕に言わせれば仕掛けに過ぎません。既に世界金利は上がり、原油のETFを組む時代ですからね。既に逃げに入ったのです。誰が考えてもこんな事を容易に想像できます。新任のFRB議長に試練を与える。このかたるの構想は見事に、今のところ当たっています。でも落ちる果実を拾う覚悟はないのですが…

僕は真実を、言葉を選び伝えているつもりです。所詮、自分自身で感じなければ分からないのです。読者にかたるの感情が理解できなければ、株など買える道理がない。「国家の品格」ぐらい読み、新渡戸稲造の「武士道」を読まなくては…卑怯の言葉も理解できないでしょう。だから、僕のお客様が金曜日に、「『ワイルドスワン』を読みました。これからマオを読みます。」と言ってくれたときに、この男はマズマズだな。と感じながら何故か嬉しかったですね。でも何故か、彼は結婚をしてないのです。もったいない。世間の女は見る目がないのでしょう。

さて、いつか死を迎えるかたる君は、これからちゃんと生きていけるかな?