思わぬ相場の真実が発見できる

コラム

« 講演会 | 最新の記事 | 投票に行こう! »

漂流する日本(2005年09月04日)

漂流する日本は何処に行くのかな?
小泉政策はアメリカべったりの政策が多く散見されますね。郵政民営化は成し遂げなければなりません。年金の一元化を民主党は主張していますが、国民年金だけの加入世帯より共済年金や厚生年金の人達の方が多いのではないでしょうか? 仮にそうだとすると、多くの国民が民主党の主張には反対する事になりますね。実現的でない政策か…しかし一元化の方が分かりやすいし理屈にも合いますね。どっちに転んでも、将来の生活は自分の力で何とか自立しないと駄目だという事になりますね。今朝の新聞では自民党が有利との事ですが、果たして国民の投票率はどのくらいになるのでしょう?

政策は株式市場に大きな影響を与えます。共産党でしたかね?社民党だったか?分かりませんが、金持ちや大企業からお金を取れば良いと主張している所がありましたが、そうすれば、多くの企業は本社を日本から海外に移し日本は空洞化するでしょうね。やがて日本は働かない人間ばかりが溢れ、貧民国に成り下がるのでしょう。共産主義や社会主義が市場主義に移行した歴史の現実を理解していない発言ですね。本当に…あの程度の連中が国会議員?なのでしょうか。あと一週間になります。選挙の時だけ右翼の街宣車のようなけたたましい騒音を撒き散らすのは…ネット上で主張が出来ない選挙運動の法律なんて…非効率な法律ですね。次回は変えて欲しいものです。

とろこで、郵政民営化を成し遂げた小泉政権後は、アジア重視のスタンスに日本は転換しなくてはならないでしょう。インドネシアのルピアが揺れ動いていますが、アジアの通貨体制の確立も課題のひとつでしょうね。インドネシアは2.15億人も人口があるのです。しかし国民の87%がイスラム教徒なのですね。当事者のアメリカでもイラク政策の失敗が問題化されていますが、イスラム圏の改革は世界の課題なのでしょう。東西冷戦の解消後の主要課題でしょうね。インドネシアは人口も多く無視できませんが、多くのアジア諸国は仏教やヒンズー教などかな? アジアは人口が多い地域なので、日本は視点を変えなくてはなりませんね。

まだ日本に力が残っているうちに、アジア重視に政策を移し、これらの国々から信任を受けなくてはなりません。靖国などの問題が起こるのは、戦争被害国に対する謝罪が不十分なのでしょう。次期政権には国内問題だけでなく、アジアの国々に対する外交問題を最重要課題に添えて欲しいものです。兎角、国内問題ばかり焦点が集まりますが、経済は既にグローバル化していますから、この点の認識が非常に重要になります。さて、話は変わりますが、ユニクロは韓国に出店を加速するとか…日本企業の金字塔になれば…と、願う次第です。島国根性の日本人は自分達の実力をもっと知り、自信を持って効率社会を乗り切らなくてはなりません。世界で1億人以上の人口を抱える国は、確か11カ国しかないと記憶しています。弱小国に負けるような国民性ではないはずです。