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コラム

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ローマ二日目(2005年05月29日)

c20050529a.jpgローマ観光二日目です。
朝、起きて朝食に行くのです。このツアーは朝食付なので、毎朝、ホテルで朝食を「摂る」のです。この場合の「取る」はどっちでしょう? これは中学生程度の問題かな? 日本語は面倒だね。ほんとうに…

このホテルの「売り」がたぶんの立地条件とこの中庭なのでしょう。写真は夕暮れのものですが、僕らが利用するのは朝だからね。でも裏は大きな公園らしく小鳥のさえずりが僕らを包んでくれるのです。だから朝食はまずくても、雰囲気は出ていましたね。
先週の写真は5月のスペイン広場です。あの写真は朝の散歩の時にとったもので、また「撮る」が出てきた。昼は人がウジャウジャいるのです。「ローマの休日」のオードリ・ペップバーンの背景には花壇なんてなかったのに…がっくりでした。

さて本日は、バス・ツアーです。
既に長い年月をかけて観光の目玉のようなコースは出来上がっているのでしょう。今日はローマ市内半日観光なのです。「マイバスイタリー社」の主宰のツアーに弱小旅行社は便乗するのです。集合場所はスターホテル・メトロポールのホテルのロビーの一角です。タクシーでホテル間を移動です。イタリアのタクシーは日本より安いかな? でも汚いのです。日本人が異常なのか? それとも…中国もひどかったですからね。車を洗うと言う発想がないようです。ガイドに聞くと車が盗まれるから…と言う回答が返ってくるのですが、、、どうでしょう?

集合場所に着くと、老若男女が入り混じって、中には不倫カップルのような年齢差のあるカップルも…新婚旅行なのか? いやそんな事はないか…ゴールデンウィークだからね。…と、いうことは婚前旅行か…今では当たり前の感覚なのでしょうが…娘を持つ親の身になると…トホホ…兎に角、色んなグループが集まっていました。バスは綺麗なバスで、流石、日本人のバスです。最初にヴァチカン帝国へいや今は市国と言うのかな? ヴァチカンはキリスト教の宗派の中のカトリック教徒の総本山だからね。

外務省の基礎データには64年ごろネロ皇帝の迫害の為に殉教したキリスト教徒ペテロがヴァチカンの丘に埋葬され、349年に墓の上に聖ピエトロ聖堂が建設され、756年にローマ法王に寄進され法王領の統治が開始されるが、1870年にイタリア軍が侵入しローマ問題が起こり、1929年にラテラノ条約が締結され、主権国家ヴァチカン市国になったと解説されています。まぁ、歴史は兎も角、昔の建物なのですが。入場料はただなのかな? しかも写真もOKなのです。ただし、入り口では男性の帽子は脱がなくてはなりませんが、女性は良いのだそうです。警戒は厳重で空港並みなのですが、ガイドは左をスイスイと進み、まるで割り込みをしているような感覚でピエトロ聖堂の中に入りました。
ヴァチカンの写真はこちら僕が撮ったものより良いものがある筈です。ミケランジェロのピエタ像や最後の審判など多くの美術品が見られます。ダビンチはミラノに行き、ミケランジェロはローマに来る。何故なのかな?

まぁ、集団行動の宿命でヴァチカン博物館を見れなかったのが残念ですね。後ろ髪を引かれる想いでバスへ…次の観光地はコロッセです。でもこのコロッセへは自由時間があるだけで、ツアーに入場料は組み込まれていませんでしたが希望者が多くガイドが優先的に入れるように配慮してくれて並ばずに入場できたのですが、ピエロ聖堂とは違いコロッセはツアーから外す理由が分かります。外観だけ見ればそれで良いのです。コロッセの席順は地位により決まっていたそうでローマ市民の憩いの場が捕虜と野獣の戦いだったとか…よく映画で見ましたね。オリに入れられた戦士など、何故コロッセが壊れているかと言うと、この建物の大理石などを盗み自分の建物に使ったそうですね。残酷な戦いと盗みは人間の性でしょうか…このコロッセの周りには、帝政ローマ時代を思わせるカエサルのような格好をした人物が一緒に写真を撮ってくれるのです。もちろん有料ですが…観光地らしい趣向ですね。

この近くに、フォロ・ロマーノと呼ばれる所があります。フォロは英語の forumの語源となった公共広場のことらしく、フォロ・ロマーノは共和制時代市民集会や裁判、商業活動や政治討論の場としてローマ発展の中核になった場所を示すらしいですね。まぁ、意味は兎も角、元老院の柱などが残っており、カンピドリオ広場から市庁舎前の高い台からの眺めは良かったですね。遠くにコロッセを望み、ローマ兵士が凱旋してくる行進の姿が目に浮かぶようでした。このスポットはお奨めです。ネット上で探してみましたが僕の見た光景とは違うようです。残念、探せばあるかな?
とりあえず、イメージはこんな感じかな(フォロ・ローマ)?

さて、こんな調子で書いているとドンドン時間が経過し長くなっちゃうね。たしか、この後、しばらくしてトレヴィの泉で解散となったのです。僕らはブラブラ歩いて買い物に行こうと思ったのですが道を間違えるのです。恥ずかしいな。そうしてお巡りさんに場所を聞くのですが、英語が通じないのです。そうこうすると若いおまわりさんが来て、何とか意思が通じたようです。道を教えてもらいブラブラ買い物や散歩をしてホテルまで帰ったら、また眠気が襲ってきてお昼寝をしました。何か寝る為に旅行をしているようで、実は旅行の前まで本を書いていたのです。だから睡眠不足だったのかな?

そうそう、多くの方から本の予約を頂きありがとうございます。IRNETのサイトから既に申し込みが600を超えたようです。おかげでアマゾンでのランキングが4位まで上ったそうです。そうしたら出版社のIさんからメールが届き、一位になったら新聞広告を入れますから…と言って来ました。しかし僕にしてみれば、1万まであと9400と気の遠くなる数字なのです。大丈夫かな? 意外に僕の人気はないのだな? それとも双日が下がった所為かな? とか…いろんな事を思いましたね。だって是金は3万も売ったそうですから…本当なのかな? まぁ、いいか。まだ発売になってないわけだから…

5/31から大手の新宿の紀伊国屋などから販売になり、しかも夕方らしいです。だから実売は6/1でしょうか? 出版社の方も熱心なので一度くらい、アマゾンで一位を取ってみたいかな? だから内心、5/31の発売日にあわせ、今日の市況で大きく取り上げる事にしました。と言っても既に何度も言っているけれど…出来れば、この5/31に合わせ、申し込もうと思っている人は、「今日の市況」がアップされる18:00前後から、この日の夜24:00ぐらいまでに集中的に申し込んでくれると、ひょっとすると一位になるかな? 無理かな? 既にかたるの固定的なファンの人は申し込みを完了していますからね。別に印税が目的でやっているわけじゃないからね。本を書いてみれば分かります。印税などホントに少ないのです。僕の場合は出版社との話しが決まっていませんが、IRNETの収入にしようと思っています。本業とこの時間は別のものですからね。以前述べたようにIRNETの収入は関係者の慰労会などを含め、費用を引いて、尚且つ余裕があれば、読者に何らかの形で還元するつもりです。まぁ結構、費用が掛かっているからね。還元まで行くかどうか分かりませんがね。

…と言うことで5/31の夜にフィーバー出来ればと思います。かたる自身も自分の書いた本を10冊ぐらい申し込もうと思っています。既にアマゾンの申し込み準備をしました。大変なんですね。クレジットカード番号を入れたり…、面白い事に、次回以降は名前が出てきて、なんにもしなくても直ぐに欲しいものが買えるようです。実はかたる自身、カード番号などの個人情報を入力する事に、若干の抵抗感があったのです。だから、きっと多くの方は書店から注文されるんじゃないかなと思っています。でもこれも時代の流れですからね。ユビキタス時代に慣れる為に、自分自身が何でも恐れずに挑戦しないと…他の本も一緒に紹介するつもりです。5/31に…

話しが飛びましたね。ローマの休日なのに…あのペップバーンは可愛いし、日本人好みですよね。僕も彼女が好きです。きっと、みんなそうでしょう。例のライオンが噛み付く場所の教会はサンタ・マリア・イン・コスメディン教会だそうですね。バスの中からあれがそうですと解説されただけでした。

そうそう、昼寝から覚めると夕食なのですが、電話で予約を頼んでも多くのレストランは昼はお休みなのです。テープが回っているだけだったり、誰も出なかったり…仕方ないから、予約なしの飛び込みで行く事にしました。タクシーをホテルで呼んでもらいボーイにここに行きたいと英語で伝えると、ドライバーにイタリア語で伝えてくれます。まぁ、地図を示せば良いのですが…タクシーの運転手は「その場所を俺は知っているよ。」って、イタリア語で言っているようです。

予約がないので早めに行ったのですが…誰もまだ居なく大丈夫なの? このレストランは? と疑いたくなりました。最近は飲む機会が多くなりワインを一本ぐらいなら一人で空けられるようになりました。内のかみさんは飲まないのです。ワインもグラスに半分くらいかな? 適当にお任せです。料理の内容を一所懸命に説明しているのですが、英語の方もほとんど出来ませんし、ましてやイタリア語なんてもっと分かりません。しかし身振り手振りで何とかなるものですね。料理が一品出てくるたびに、人が入ってくるのです。いつの間にか小さなレストランは一杯になりました。おなかも一杯になったら不思議なものです。また眠気が襲ってくるのです。おまけにお酒が入っているし…明日は専属のガイドが、一日、個人的に案内してくれるのです。明日に備えて早く寝なくちゃ…