神秘的な日(2005年04月24日)
株の世界は非常に面白いのです。
占いで銘柄を当てようとする人や、過去の資料からいろんな事を推察したり、様々な試みを先人はしてきたようです。特に、テクニカル分析と呼ばれるチャートの研究は神秘的な部分が多く、入り口が分かりやすい為に好まれるようですね。最近では日興の佐々木英信氏は同じ行動を繰り返すという発想なのか?…日柄と言うテーマで、チャート波動を分析して、一時、有名になりましたね。
わが国のチャート分析は古くからあるようで、江戸時代の米相場をチャートにまとめ、その解説書が日本証券新聞社から「酒田五法は風林火山」と言うタイトルで出版されていました。この本は、相場の神様と崇められた?本間宗久の酒田戦法をもとに作成されたとか…まぁ、現在にあるのかどうか…多くの人がこのチャート分析にチャレンジしているようですが、これを戒める諺として「罫線(チャート)書き、書き、足を出し」と言うものもあるようです。要するにケース・バイ・ケースと言うものなのでしょう。
ご多分にもれず、かたるもこの世界に嵌まり、現在でも数銘柄の簡単なチャートをつけています。かたるの採用するチャートは、数百万円ものお金を出しお客様が買った本のコピーを先輩が持っていたので、それを真似たものです。つけるのが簡単で長く付けていると変化はつかめますからね。実は大変な時間とお金を使い、かたるもその世界に没頭していた時期があったのです。
エリオットの波動論から黄金分割まで…と言えば、僕と同じように勉強した人はピンと来るでしょう。そうです神秘的なアンモナイトの比率から宇宙の広がり…エジプトのピラミッドの建設された角度分析など、全ての心地より比率が0.618と言うわけの分からない数字なのです。皆さんはフィボナッチ数列というのをご存知でしょうか?隣り合う自然数を足していく奴ですね。きっとネット上には、どこかで解説されているでしょう。この数列は全ての自然界の流れに似ているといいます。自然の幹の枝分かれ、音楽の旋律、天体の動き…
最近は一目均衡表からストキャスティックス、RSIなど多くの指標がありますね。時々、かたる自身も用いるものに、市場心理が表れる騰落レシオなるものもあります。このように儲ける為に涙ぐましい努力を株屋の僕はやってきたわけです。そんな中で最近では2002年にノーベル賞を受賞したダニエル・カーネマン教授の「行動ファイナンス理論」が持て囃される傾向もあるようです。かたる自身、心理学の本を何冊か購入し大衆の行動を理解しようとした事もあります。
そんな中で先日大和総研から、「バイオタイト理論」と言うのが紹介されていました。月の満ち欠けと人間の行動パターンの変化を分析したものらしいのです。どうも、この解説によると引力の関係で人間の行動様式が変わるというのです。満月、新月の時では人は気分が高揚し、感傷的になったり、暴力的になったりするのだそうです。そう言えば、狼男は満月に現れる?地震や災害が多いのも満月や新月の時だそうで、これは引力の変化の関係からなんとなく理解できますが、果たして、本当に人間心理は満月や新月で変わるのでしょうか?
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月の満ち欠け
今日24日の19:06に彼女を口説いてみては如何かな?
そうです、今日は満月なのです。