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存在価値とは…(2005年03月27日)
「特別手当」計50億円とのタイトルで読売新聞に役人が平日休んで土曜・日曜日に出勤し水増し給与を貰っていると指摘されています。自分は官舎に住んで自宅を貸し出す奴など、数え上げればきりのない不正の数々、しかし僕ら民間人も会社で私用のコピーをしたり、私用電話を掛けているので厳密に言えばどんぐりの背比べのレベルなのでしょう。ただ役人は民間に比べルーズな部分がありますね。それは組織が硬直化しているからでしょう。
縦割り行政の弊害はかねてから指摘されていますが、強いリーダーシップが発揮されない為になかなか現状を変えられないようです。長野や横浜のような例は今のところ全国区に広がっている様子はあまり見られないようです。マスコミの報道姿勢がもう少し積極化しないと住民運動は盛り上がらないのでしょう。
一番の弊害は、予算が硬直化しているのでしょうね。全てが前例主義で…実績が重んじられる。一度、見直してみれば良いのです。大都会ではPFI(Private Finance Initiative)を利用すれば良いのです。採算の合わない田舎に国の税金を投入すれば良い。東京などの都会では補助金など必要ないでしょう。市場経済は市場が要求する所に資金を集めるように出来ています。例えば、ライブドアがフジテレビを買収しようとする。そのにはネットとテレビを融合させようとしている。その事が面白いと思うから市場から資金が集まり資金援助するのです。勿論、経営者の力量がものを言いますが…要するに社会が欲するものに資金が集中するのです。だからフジテレビはこのピンチをチャンスに変えれば良いのですが…それだけの力量が日枝氏にあるかどうか…
レイジーが今日の市況をブログランキングに載せてくれたおかげで、かたるは他のサイトを時々少しだけれど見るようになりました。例えばディトレをやっている人が書いているものがありましたね。彼の行動に生産性はあるのだろうか?毎日の動きを追っているだけで何が生まれるのでしょう?確かに手数料が安くなりディトレの基本さえ間違わなければ、プロと呼べる力量を得られる人も出るでしょう。しかしそれとて壁があり、今の相場のように環境が良いから出来るのです。しかし人間はそんなに強くありません。その内相場の動きに翻弄され敗れるでしょう。これは言えます。世の中そんなに甘くない。
1億や2億の遊びのレベルでは相場を張れるが、10億ロットになって相場を張れる人が何人いるでしょう?自分の玉で相場が動き、その考え方が市場から支持されるかどうか?難しいですよね。
先日、アナリストランキングが発表されていました。その中で本物が居るのでしょうか?日本の社会はなかなか本物を育てようとしません。フジテレビの件を見れば分かるでしょう。ソフトバンクの例を見れば分かるでしょう。総務省は自らの権力を捨てませんよね。守りますよ。国民の幸せなんか考えませんね。自分達の利益しか見ていませんよ。だからGDPが15年も低迷しているのです。
縮小均等で何が得られるのでしょうか?こんな馬鹿な政策はありませんね。出る釘が打たれる社会なんて何かおかしいですよ。拡大路線でなければ成長はないのです。何故、かたるが買いしか言わないのか?その背景には売りでは経済は成長しないのです。時価総額を上げ、信用を創造し世界に羽ばたく仕組みを構築しなくてはならないのです。ところが日経新聞社の記者達は清貧思想論者ばかりです。情けない。無駄がなければ、ロケットなど上りませんよ。世界的な文化遺産になる都庁など建設されませんね。技術的な進歩も文化も無駄から生まれるのです。ディトレなどスケールが小さすぎますよ。
どうせやるなら、孫さんや堀江さんみたいに社会に刺激を与え、僕らの子孫の為に何か成し遂げたいね。