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コラム

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無知の恐怖、第二日(2005年01月23日)

昨日は友達の子供の誕生日会にお呼ばれで、麻布のイタリアンで11:00頃まで飲んでいました。この店のママさんが面白い素敵な女性でしたね。そんな現実の世界とマスコミ戦争の世の中、そして株式市場。日本の常識が通じないグローバルな時代。株を考える場合、常に思うのが世の中の流れのスピードと方向性です。朝日新聞社とNHKの報道合戦は面白そうな現象ですね。僕は朝日新聞が嫌いなので問題の記事をはじめ朝日の主張はどんなものか知りませんが、NHKの報道など見ると奇異に映ります。ことさら中傷誹謗の世界のように感じるのは僕だけでしょうか?

たぶん推測ですが政治家から圧力らしきものはあったのでしょう。だって、権力を握る政治家から「公正に報道しろ」と釘を刺されれば、担当者は考えるのが当然ですからね。明らかに圧力なのでしょう。こんなものなんでしょうね。日経報道を見ていればおかしな報道記事がたくさん存在します。どの新聞社も似たようなものですね。しかしネットはみんなが真実を書ける。だから公正な世の中が出来上がるのでしょう。総務省がソフトバンクに対し自社の名簿を悪用して意見広告を出した事に厳重注意処分が出されましたが、役人の驕りのように感じますね。一番大切なのは国民、消費者の意見ですよ。

戦国時代のような現代の新しい時代覇権を握るのは誰なのか?既にゆとりがなくなり予算をばら撒き出来ない世の中で、役人や政治家の権力は次第に弱まっていくのでしょう。税制が貯蓄から投資へ優遇され、郵政の民営化がなされれば、益々権力が弱体化します。自民党の昔の政治家が郵政の民営化に反対するのは道理です。何故なら郵便局のお金を彼らが自由に使う権限がなくなるのですからね。膨大な資金ですよ。市場の歪な価格形成が民営化されれば変わりますね。役人や政治家は権力を削られるのです。早くすべきですよ。この点、小泉首相は当たり前の行動ですが評価されます。しかし所詮は茶番かな?

さて、無知の恐怖の続きを書いていると時間がないし、面白くもないかな?一部読者から面白いとの評価もあるのですが…しかし途中でやめるのも…気が引けるのでスピードを上げ書こうかな?恥ずかしい話ですからね。英語が喋れずにゴタゴタするのは…

翌朝、モーニングコールに目覚め、食事も取らずにチェックアウトです。デポジットの精算を済ませ、おつりを5ドル札を中心にもらったのです。既にタクシーに荷物は積み込まれ、ドアボーイに5ドルを…本当は必要がないかな?と思ってのですが、彼が荷物を入れてくれたのかな?と思ったのです。実はその影にもう一人居て、そのおじさんが荷物を車まで運んだのを知ったのは車の中でです。かみさんから「あれ?ポーターにチップは?」と聞かれ…「まぁ、良いや」と応えたのです。面白い制度ですね。こんなのは、やめれば良いのに…

車は1月1日と言うこともあったのか、非常に道路も空いていました。途中、運転手が何か聞いています。僕は昨日の間違いをしないように20ドル札と10ドル札を用意していました。「どこの飛行機に乗るか?」と聞いているらしいのです。僕は「デルタ」と言いました。合っていました。正解です。ピンポン。運転手は頷きながら前を向いて運転しています。意外に分かるじゃん。英語なんかへっちゃらだ。と心の中で呟いたのです。 渋滞も予想していたので2時間以上前に、恐怖の空港に着いたのです。運転手に30ドルを渡し、覚えたての「Keep the change」を使いました。成功です。ようやく常識人になれたかな?

タクシーはデルタ航空専用の荷物預かり所の前に着きました。外人(いや国内人か)が荷物を預けています。係りの黒人が「何処に行くんだ?」と聞いています。勿論、「セントトーマス」と応えると、相手の人は「分かった」といって、航空券をくれました。A-10番だと説明しています。きっと飛行機乗り場の事だな?と思った次第です。さて荷物を預けたし、時間はあるし意外でしたね。スムーズに事は運びました。空港内をウロウロするとコーヒー屋さんがあります。「何か食べる?」とかみさんに聞くと「うん」と頷くのです。また会話が必要になります。困ったけれど、仕方なし。

ファーストフード店にはメニューが置いてなく看板なのです。何やら、サンドウィッチみたいなものとコーヒーを注文しました。指差しで示したのですが良く通じないのです。そりゃ、そうですね。指を出し「あれを下さい」と日本語で話しているのですから…上のセットメニューを…しかし流石、人間同士です。英語は分からなくても、ある程度の意思疎通は出来るのです。「卵入りか?」と聞いているようなので「そうです。」と応えます。本当は二つ注文したかったのですが、面倒だから相手の言うとおり、一つだけにしました。4ドルぐらいだったかな?さっきのチップより安いや。。。奇妙な気持ちです。

コーヒーは自分で適当に入れるのです。空いたカップをもらって自分で入れる。当然、全部英語ですから、どんなコーヒーに当たるやら…パンの方は順番が決まっており、「○○番」と言って向こうの人が呼びます。僕らの頼んだ物らしい物が出てきました。レシートを示し貰おうとすると、何か言っています。あれ?番号が違う…僕らの番号はもう少し後らしいのです。しばらく待っていると、さっきの彼女が僕のほうを向いて「出来たよ」って言っているらしいのです。レシートを渡し品物を受け取り、かみさんと半分こにして食べました。
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おなかもある程度満足しました。半分ですが、何しろ向こうの量は多いからね。まだ時間があるのでブラブラ空港内散歩をしていたら、例の乗り物を乗っている人がいます。二輪車の傾けると走る、数年前に話題になった乗り物です。分かるかな?僕は名前が思い出せない。倉庫などの中で走るのに丁度良い乗り物です。ネットは便利ですね。写真を探しました。乗り物で検索したら、数多くの中からヒットしました。右の奴です。結構スピードが出るのです。僕も乗ってみないなぁ~と思いながら、戻ると、あと1時間少し時間がありますが、早めに乗り場に向かう事にします。

何しろ、もたつくのが容易に想像されますからね。ビジネスクラスとファーストクラスは、エコノミークラスの人達と入り口が違うようです。単に入り口が違うだけなのですが、人間らしく優越感があるのです。馬鹿な感情ですね。靴を脱ぎ持ち物をかごに入れ、僕らは金属探知機の中へ、すんなり成功です。厳重な検査ですね。あの検査員の人数はすごい人件費ですね。一体、誰が負担するのでしょう?あの事件以来、不合理な出来事です。A-10番へは迷わずに行けました。飛行機内もスムーズに運び、セントトーマスに着きました。恐怖の荷物受け取りは空港が小さい為に直ぐに見つかり、タクシー乗り場へ。。。

あれれ?タクシーの筈が…タクシーでないのです。空港の出口で現地人の人が待っていて、「何処に行くのか?」と聞かれましたから、「リッツ・カールトン」と応えたのですが…そこで待っていろと言うのです。仕方なにし待っています。そうすると、その采配人は次々に声を掛け、お客をグループ分けしています。ようやく僕らの車の手配が終わったようです。荷物を預けタクシーに乗り込むのですが、日本で言う。ワンボックスカーかな?12人ぐらい人が乗れる車に、ぎっしり乗せられ、幾つかのホテルを回り、ようやく30分ぐらいかけてホテルに着きました。なんと最後は、僕らと機内のファーストクラスで一緒だったアメリカ人夫婦の二組だけです。リゾートらしいホテルの景観です。アメリカン人の夫婦は、すんなりチェックインが済み、案内人がホテルの案内をしながら部屋に行ったようです。ここでトラブルが発生です。

折角、ホテルの着いたのに…トホホ…