今日の市況(2006年)(2006年09月19日)
かたる:NY市場や海外株は米国のソフトランディングを見込んで株価は堅調なのに…。日本株も投信銘柄こそシッカリしているが、個人好みの新興株は期日圧迫を迎え再び弱含みで推移、なかには追証請求がポツポツ出始めているようだね。
トロ:そういうお前も、危ないんじゃないの?
かたる:今日はお客様から追証の心配からか、売り注文を頂いた。止めたけれど、既に僕の助言など無視されたね。
トロ:いよいよ、神通力もなくなってきたね。
かたる:まぁ、気持ちは分かるよ。年初こそマズマズだったけれど、その後がいただけない。5月からの新興株の急落を、そのままくらっているからね。
神主さん:その動きも、10月の第二週までじゃないの?
かたる:何故、第二週なの?
神主さん:その後は、期日の売り物が全然ないからね。
トロ:たとえ期日圧迫がなくなっても、新興株は、その後、株が上がるのかね?
かたる:まぁ、売り物がなくなれば、上がるのが道理だよね。
トロ:誰が買うんだよ。
かたる:最初は株が上がっても、なかなか疑心暗鬼の動きだろうね。そこで信用取引の空売り残が効いてくるんだよ。僕が狙っているのは、そんな株ばかりだね。下のソフトバンクのー9984のチャートを見てよ。傾向線をそれぞれ結んでいくと、角度が変わっているね。

そうして、その傾向線の上に実際の株価が滞留する期間が長くなっているよ。極め付きは緑の線だけれど、下値を結んだ傾向線が上向きの変化している。まもなく需給関係が変わる事を示唆しているよ。
トロ:しかし、チャートの形を材料に上げるようじゃ、世も末だな。場末の証券マンじゃあるまいし…地場証券の三流セールスマンみたいだね。
かたる:馬鹿もんが、地場証券のセールスほど株を知っている奴はいないよ。みんな苦労しているからね。中には手張りで痛い目にあっている奴がごまんといるよ。地場の連中ほど株に対し真剣なんだよ。
時代や:確かに、ミクシー―2121も弱いし、やはり、かたるの言うようにソフトバンクしか期待できないのかな? サンリオ―8136はどうなのかね?
かたる:市場には流れがあり、全体相場を引っ張る力がなくては駄目だよ。ソフトバンクなら可能性があるね。これがこの取り組みで上げられないようじゃ、他のどの株を手掛けても無駄だね。そりゃ、なかには単発で上がる株があるかもしれないが…全体を引っ張れないよ。
トロ:半導体があるじゃないの。世界の株式は米国景気の軟着陸を評価して、再び新高値に向かう方向にあるよ。
かたる:確かに機関投資家はそういう見方をするね。しかし個人投資家が参加しない相場に元気は生まれないよ。個人が儲からないと相場が上がらない。来年は今年、大きくやられた新興株式の中から出世株が生まれてくるね。この見方は動かない。
時代や:どうして、そう思うの?
かたる:その話はまた明日だ。今日はこの辺で…
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株式会社「ケンミレ株式情報」さんのチャートへ投稿者 kataru : 2006年09月19日 16:42

