未来かたる・時代や・トロ・神主さんの

今日の市況

今日の市況(2006年)(2006年08月15日)

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かたる:アメリカの相場は、この秋か年末には、逆金融相場から逆業績相場へ向かうのだろう。金利は下がり業績も下がる。故にトロが主張している懸念も分からなくもない。しかし、多少、金利の上げ過ぎのきらいはあるが、概ね、景気は軟着陸に成功するのではないかなぁ~。 

トロ:何を根拠に軟着陸と言うのかな? 貿易赤字は膨らむばかり、財政赤字もあるし、ユーロ圏の4-6月期の経済成長は0.9%増だってね。…と言うことは、あと2回程度、金利は引きあがるよ。ドルは売られる構図にあるから赤字分を埋められるのかな? いつ構造的な爆弾が炸裂するか分からない。株など恐くて買えないよ。日本だって官僚派閥が巻き返し、新政権の役割が重要だからね。どう考えても、当分、株は下げるか、横這いだよ。

かたる:日本株の歴史観を見ないといけないよ。王子製紙―3861による北越製紙―3865へのTOB、AOKI-8214、コナカ―7494によるフタタ―9879へのTOB騒動など…経営者の意識改革が急速に進んでいるね。僕は第一四半期の決算数字を見て、日本の経営者はかなり変わってきたと思うよ。しかし残念ながら、北越製紙の人情的な村論理が未だに幅を利かせているのが日本の現実だね。

基本的に、日本株はすべての経営者が効率論理に則った経営をするまで、株価は上がり続けるだろうね。つまりGDPが550兆円だとすれば、1.5倍の825兆円まで日本株は上がる可能性があり、今回の相場は息の長い相場になるんだね。こう書くと、多くの読者は直ぐにそうならないとお前の言っている話は眉唾だというけれど…。かたる銘柄の多くは、かなり先を見て述べられているよ。僕が一番のお気に入りの銘柄の目標株価は今の株価の10倍程度を予測している。多くの人は、そんな馬鹿な…と思って法螺を吹いていると思うだろうが、日本経済は非常に明るいんだね。

トロ:馬鹿らしい。お前はSFの世界に浸り過ぎているよ。早川書房の読みすぎか?

かたる:馬鹿には見えないんだよ、先が…。そりゃ、色んな障害はあるよ。しかしネットが栄え、これからはごまかしが通用しなくなるよ。個人でも努力さえすれば、色んな真実が手に入る時代だからね。問題はどの意見を、自分でどの程度消化するかどうか…。相場も同じだよ。僕がセールスしても受け取る側に、その能力(度量)がなければ、情報などカスと同じだもの。

自分自身を磨かないと僕の意見は理解できないし、真実が見えないと思うよ。株は誰でも先のことは分からない。株が上がるシナリオもあれば、下がるシナリオもある。例えば双日―2768だね。土橋みずほコーポの優先株も、りそな―8308の優先株も現金で返済をして、今回のMSCBも発行せずに、お金が必要なら第三者割当増資を若干実施し、とりあえず、目先の償還の近づいた優先株を償却すれば良かった話だよ。確かに、他の企業もみんな正常化を急いだけれど、りそなは、依然、大量の優先株を抱えているよ。何も急ぐ必要はない。

更に、野村―8604が引き取ったMSCBだって、600円で株式転換し、系列投資家にはめれば、5億株しか増えないから、発行済みの最終株数は9億程度で、利益が490億円あり2年後に600億なら、54円から66円だから株価は600円から800円程度になるね。全ては当事者の選択が株価の位置を決める。それをどう考えるか? そりゃ、情報を聞いた本人の選択なんだね。

時代や:何か逃げているみたいな…、言い訳にしか聞こえないよ。

かたる:そうかな? 例えば僕はソフトバンク―9984と言う指標株が戻り、共に売られた株の値戻しを狙う戦略が正しい選択だと、昨日の「今日の市況」に書いたけれど、この文句にピンと来た人は、今日の寄り付きに下がっている株を買い、既にストップ高を経験しているかもしれないね。

神主さん:何のことを言っているの?

かたる:モバイルコンテンツの業界は伸びているね。決算数字によると、ある会社は13.9%増え、もう一つの会社は13.7%、モバイルコンテンツの売上が増えているという。それにも拘らず、新規ビジネスの停滞から業績が悪化し、株価は年初の高値の1/4に売られてしまった。確かに単純な業績を見ただけでは、この変化は分からない。実際に利益が大幅に減ったり赤字になったりしているからね。しかし、この携帯情報提供の業界は携帯電話各社が、情報量の伝達スピードを上げ、世代交代を図っており、これからグングン伸びる業界だよね。株価が大きく売られるのは、やはり行き過ぎだよね。

今回の下げは追証による担保切れの投げが株価の下げを加速した。よく考えて欲しい。僕は当初、6月2日に株価は底入れ宣言かな?…と、外れたけれど、思ったんだよね。当然、多くの株価はその後の高値、大概の銘柄は7月4日、ソフトバンク―9984の株価に直すと2765円になるが…、トヨタ―7203が最初にこの水準をクリアし、昨日、日経平均株価がこの水準を上回った。今度は追証の投げで無理やり下げられた新興株の番だよね。

今回の戻しはその水準をクリアした後、どんな展開になるか? 既に、ここに焦点は移っているよ。だから単純にその水準以下の株を買って上がったら売り、下がれば買う姿勢を繰り返せば良いだけの話だよ。

時代や:そういえば、今日も株価が上がる前に薦めていたが、株価が上がってきたら、途中から売り転換したみたいだね。…と言うことは、またスタート時点に賑わった低位株も上がるの?

かたる:さぁ、分からないよ。しかし僕はそのシナリオに、今日は乗ってみて40万株ほど買ってみたよ。明日以降、直近の高値をクリアし、大商いを再び演じるかどうか…。個人の力が戻っているかどうか? 試される展開が続くね。

神主さん:仮にだよ。仮に、かたるの言うシナリオが実現した後は、どう考えているの? 

かたる:指標株の3000円越えは、どうかな? まだまだ、いばらの道を歩まねばならないからね。簡単にその水準が実現するかどうか…仮に実現しても個人の痛みは大きいままだね。その後は横這いを続け、銘柄が選別されるよ。多くの銘柄の戻りは、その程度じゃないの?7月の高値を越える水準まで…、後は本物と偽物が選別される展開だろうね。

一番重要なことは新政権の人事だね。政調会長の中川氏などが重要なポストにつき、竹中は嫌いだけれど活用され、改革路線を堅持しないと相場は危機になるよ。秋にもデフレ脱却宣言が政府から出ると思うが、日銀が先走らないことだね。まだ地方経済はひどい状態が続いているよ。夕張化の動きは、何処にもある動き。採算を無視した事業投資は多いからね。

株は色んなシナリオがあるが、自分がどのシナリオを選択し行動するか? まぁ、おいらはトロの意見に反対だが、あいつ意見も一理あるよ。まぁ、あいつの場合。万年弱気だから…

トロ:お前が万年強気馬鹿なんだよ。しかし、これだけやられながら、よく株を買える神経になるね。驚く精神力だよ。普通の人間は諦めて行動をしないよ。

かたる:そうだね。僕のお客様も短い夏を堪能しない人もいる。指標株の推移を良く見ながら行動することだね。

神主さん:しかし最大3600円の株じゃ…リスクを犯して、高値を買う人がいるの?

かたる:そうじゃないかもしれないよ。それは僕の勝手な読みだよ。あの数字には携帯事業しか組み込まれてないよ。ADSL事業は黒字転換しているはずだし、他のビジネスもマズマズの収益だよ。更にトロから指摘があったLBOの借金の話だが、ボーダフォンの借金は、たしか1兆7000億円ほどだよね。この借金はボーダーフォンの株を担保にしたノンリコースだよ。だから、トロがいうパンクなどありえないよ。

時代や:ノンリコースって、なんだっけ?

かたる:借金を返済されなくても、銀行はソフトバンクからボーダフォンの株を貰えば、借金はなくなるの。つまりソフトバンクにとって、リスクはないんだよ。ボーダフォンの株がなくなるだけの話。ほら、モルガンが日本で最初に土地を担保に、ノンリコース融資をしたよね。あれから日本の土地は上がったんだよ。つまり、銀行がソフトバンクの携帯事業を保証したようなものだよ。さぁ、モバイルコンテンツは、これから加速して伸びるはずだよね。楽しみだよ。

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投稿者 kataru : 2006年08月15日 17:28