今日の市況(2006年)(2006年08月03日)
かたる:ECBでは0.25%を引き上げて年3.0%にするという。8日のFOMCに関心が向かっているが、4日、発表の雇用統計が注目されるという。しかし、UBSがホーム・デポの収益予想を引き下げたそうだね。おそらく、金利は中立姿勢に戻し、日本株は上がるのが自然の成り行きだと思うが…どうだろうか?
トロ:そりゃ、お前がそう思うのは勝手だが…現実は分からないよ。原油価格は高止まりしているし、インフレは厄介だからね。
かたる:デフレの恐さを知っている株屋はインフレの方が、ずっと良いよ。お前みたいなサラリーマンや給料が下がらない公務員は物価が安くなれば、実質所得が増えるからデフレが望ましい。故に、官僚の政策は、いつもデフレ政策の清貧思想だよ。プライマリーバランスの達成のために、先ず増税論を掲げるよね。
しかし減税し景気を回復させれば、税収は増えるよ。縮み思考のマイナス思考では、日本は益々世界から孤立するね。日刊工業新聞のアンケート調査で、北越製紙―3865の敵対的なTOBに対し、多くの企業では反対論を唱えているという。日本人らしい。村意識に多くの人が洗脳されているんだね。
神主さん:しかし成功するのかね? 機関投資家はこれまでの取引関係から、既存の関係を維持するために、売らないという説もあるね。
かたる:そのような企業は、機会損失をしたので、自社株主から訴えられるリスクを孕んでいるね。ニッポン放送の時に、東京電力―9501は、株価の安い提示のフジテレビ―4676に株式を売り訴訟を起こされたが、東京電力の言い分は通ったが…今度は分からないね。北越製紙の株主が北越製紙の役員個人を相手に、三菱商事―8058への第三者割当増資により損失を被ったと訴える可能性もあるね。
時代や:どういう事なの?
かたる:だって…第三者割当増資を撤回すれば、王子が860円で買ってくれるわけだから…その差額の60円分を経営者のおかげで株主は損をした事になるからね。何故、三菱商事に第三者割当増資をするのか? 明確な説明を株主にしないと市場は納得しないだろう。そんなに経営権に拘るなら、860円より高い価格でMBOを実施するべきだね。その度胸がないなら、王子製紙に経営を委ねるべきだよ。
トロ:果たして、それが北越にとって最善の策なのかね?
かたる:現経営者は経営ビジョンを明確に公開しないと市場は納得しないよ。経営とは真剣勝負だからね。なぁ、なぁ~の遊びとは違うよ。来年から株主交換が認められ、このような敵対的なTOBは盛んになるよ。経営者はいつも自社株の価値を高めることを念頭に置き経営をしないといけないね。LBOの買収方法もあるわけで、三菱商事は自社株買いをするべきだね。
神主さん:最近、三菱商事をターゲットにしているみたいだけれど…何か恨みでもあるの?
かたる:別に…商社への市場の評価は非常に低く、歪んだ市場価値を感じるよ。だから儲かっている会社が、市場にアピールしないのが悪いんだね。来年になると三菱商事を3000円でTOBすると言う企業が出てくるかもしれないよ。いくら資源絡みの利益で、利益の質が悪いといっても…この成長性と利益の伸びをみると、もっと評価が高くて当然だよ。故に、業界トップ企業はその責務があると思うよ。
神主さん:そういえば、野村證券―8064の大手顧客に、「双日―2768を買っておきなさい」とのセールスがあったとか…
かたる:そうらしいね。他のラインからも野村が双日を薦めているという話を聞いているよ。たしか機関投資家中心に販売するはずだったのだろうが…なかなか嵌まらないのかな? 理論的に、今の株価は安いから推奨販売をしてもお客様に迷惑をかけることはないと思っているのだろう。おそらく今期は配当を実施するだろうし…
時代や:じゃ、買いだね。
かたる:どうかな? どの程度、売れるのか? 個人は儲かれば直ぐに売るし…本来は機関投資家に抱き合わせ販売をすべきだよね。今の時代、そんなことが出来るのかどうか…コンプライアンス上、分からないが…。仮に三菱商事のPERが20倍まで評価されれば、双日だって1000円の夢が復活するからね。まぁ、今のままでは、仮に復配をしても上値は知れているからね。商社全体の平均PERが上がらないと…なかなか双日が上がるわけにはならないよ。残念だけれど…
時代や:そろそろ真空地帯の戻りは、終ったんじゃないの? 多くの新興株の値戻しは30%近いからね。多くの銘柄で25日線に接近したね。ここからが正念場だよ。
かたる:うん、確かに…ここからの上げは、下げのリバウンドではなく、将来性が問われるね。業績の推移が確り読めないと、上値を買う投資家は限られるからね。6月2日の時は25日線を10%程度、上方乖離した株があったが…直ぐに下落相場に入った。けれど今回は余り大きな押し目を入れずに、25日線を上回り、おそらく75日線とのゴールデンクロスをする辺りまで、どの株も戻るのではないだろうか?
時代や:それで最近、久しぶりに指標銘柄を買い出したの?
かたる:うん、この株が上がらないと…、全般相場に影響を与えるからね。この株は6月2日に底入れしたかとも思われたが、直ぐにその水準を割り下落。先週、楽天―4755が 7月27日に底を叩いたが、そのときが最安値ではなく19日が安値だったんだね。つまり先に整理されていたわけだよ。今度は、逆の動きになるのが自然の論理だからね。
トロ:何が自然の論理だ。馬鹿らしい。お前の論理なんだろうが…
かたる:いや違うよ。僕は最近、かなり強気になってきているが、お客様の心理は余裕がないためだろうが慎重だね。この顧客心理が完全に変わった時に、再び下げが来るのだろう。今はみんな買いに対し慎重に対処しているからね。前にも言ったが、僕のお客様の信用取引の維持率は軒並み60%以上だよ。中には100%以上の方も、かなりいるね。やはり相当、今回の下げは効いているんだね。
トロ:当たり前だよ。お前の持ち銘柄は軒並み半値以下じゃないの。
かたる:うぅ~。言い訳はいたしません。事実だからね。しかし、まぁ、どの株も業績が上を向いているからね。時間との戦いだけの話だよ。さて5連騰の後だけれど、比較的、押しも小さく、早晩、戻り高値を更新する展開が続くと思うよ。早く強気に対処できる人が、利益を確保できるんだね。多少の下げは絶好のチャンスだよ。昨日は亀田君が勝ったし…後援会の勝つしかない(葛飾区)コールが、判定に影響を与えたんだね。
時代や:あれは完全に負け試合だよ。
かたる:馬鹿もんが…。ルールはルール、間違った判定も審判は常に正しいんだよ。株式市場も一緒、経営者に文句をいいたい事はたくさんあるが…その経営者を選んだのも僕ら株主だから…(政治家の選挙みたいなものだね)。やはり株を買った僕が、浅はかだったのだろう。さて、しきり直しだよ。今年の損は、概ね、ピーク時から2億円。何とかマイナス分の1億円の穴を後半戦の相場で埋めないとならないよ。ここは果敢に勝負、勝負!
トロ:株は三段下げに、行くんじゃないの? おお、恐ぁ~。
かたる:お前、勉強してるのか? エリオットの波動論では上げ相場の調整派は2波止まりだよ。仮に3段下げに入るなら、既に景気は悪化の道を、だどっている事になるね。それは明らかに、おかしいでしょう? 失われた時代の反騰相場は、相当な期間続く上げ相場だよ。今回は金融相場から中間反落相場を迎えたが、これから業績相場の幕開けだよ。ここは強気に対処あるのみだよ。
時代や:あぁ~。また騙されそうだ…
かたる:人聞きの悪いやっちゃなぁ~。さぁ、お客様の損を取り戻しに行くぞ!
トロ:ハハハ…返り討ちなり。
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株式会社「ケンミレ株式情報」さんのチャートへ投稿者 kataru : 2006年08月03日 17:23

