未来かたる・時代や・トロ・神主さんの

今日の市況

今日の市況(2006年)(2006年07月31日)

「出来高急増銘柄」「株式指標」はここをクリック。

かたる:久しぶりの3連騰かな? 取り合えず良かったね。これで追証の整理も進み、信用買い残の整理が促進されるのだろう。2度目の下げは投資家心理を大きく変えたからね。既に市場心理は完全に弱気になっており、新しいステップを迎えたのだろう。NY市場ではGDPの統計が1-3月の5.6%増から4-6月期は2.5%増へ(予想は3.2%)。この動きを受けて金利は一気に0.044%下がっている。このところの債券相場の動きは、明らかに利上げの見送りか? 打ち止めを示しているね。実は6月初めにも、この動きはあったのだが…今回は二度目の動き。故に現実性は高いのだろう。

s20060731a.gif

時代や:どうして、そんなに金利を気にするのかね? 株価にそんなに影響があるの?

かたる:土曜日の株式教室と日曜日のコラムを参考にして欲しいね。基本的に金利は、全てのコストに影響を及ぼすよ。機関投資家が株を買うのも、債券とリスクの金利裁定観念が働くね。本当のことを言うと、最近の株安でまだ見ぬ恐怖を覚えていた。

神主さん:まだ見ぬ恐怖とは、何を示すの?

かたる:更なる一段安の株式相場だね。一つは人気株のソフトバンク―9984株価位置不安だね。もう一つは、これだけ個人投資家が損を被って、日経平均株価だけが無傷で済むのだろうか? ひょっとすると、業績が悪化し日経平均株価も一段安し、いざなぎ越えの景気回復も終了かな? との不安もあったのだね。

しかし、今日の日経新聞に西岡さんのコラムに、いざなぎ景気と今回の景気のGDP比較が載っている。いざなぎは123%…と、伸び率は倍増したが、同じ期間の景気回復局面でも、今回は、まだ5%しかGDPが伸びてない。益利回りは5.18%だし…第一四半期決算発表が続いているが、概ね、予想数字をかなり上回っている。足元の株価が下がるわけがない。本日、6月の鉱工業生産指数が105.7となり4月の105.1を上回った。これを受け経済産業省は判断基調を、「緩やかな上昇」から、6ヶ月ぶりに「上昇傾向」に変えたんだね。

神主さん:つまり業績が好調なので株価の下値は堅いという判断なんだね。

トロ:どうかな? 株は先を買うんだろ? 既にアメリカ景気の第二四半期のGDPは減速し、保護主義の動きが懸念されているんだよ。先行きは不透明だよ。

かたる:今は確かな日本の改革意識を、世界にアピールしないとならないよ。日経の西岡さんも古い世代の人だね。コラムに北越製紙―3865のことが書かれている。あまりに短絡的な考え方だね。「この家はもらった。」との表現を使っているが…。何れ日本はグローバル競争から逃れられない。時間が早いか、遅いかの違いだけ。少子化を迎え、国の予算の使い方が問われ、政党支援(実際は社民党の推薦かな?)のない嘉田さんが滋賀県知事に当選したが…日本の夕張化を待つか、自ら痛みのある改革を推進するか? このM&Aはそう言う意味も、はらんでいるんだね。

まぁ、新次元に入ったと言っているが、古い感覚のたとえ話を用いてることをみると…日本人の意識レベルが推し量れるね。彼も理解しているのだろうと思うが…表現が僕の感覚にはあわない。三菱商事―8058は投資も良いが、自社株買いをしなくてはならないし、王子紙―3861は手を挙げた以上、TOBを実施しなくてはならない。野村―8064の力量が問われるよ。

トロ:そりゃ、お前が北越紙をお客様に買わせているから、そう感じるのよ。持ってなければどうでもいい話。高みの見物だよ。

かたる:従業員組合が反対だとアドバルーンを揚げたが…馬鹿かな? 紙業界の再編は不可欠だよ。どう考えても、今回の話は従業員にも良いし、日本も良いし、両社にとって生き残りを図る上で、いいM&Aだよね。仮に、今回しなくても夕張と同じように、何れ迫られるよ。その時に、へんな会社にTOBをかけられるより、日本の王子の傘下に入ったほうが良いよね。

しかし動きがあったので、お客様に王子の話しをしたら、売ってくれと言う。ほんの僅かな損だが…残念だったなぁ~。持っていたかった。しかし、王子の中国での工場新設の許可が2年半ぶりに下りたとかで…(中国のしたたかだなぁ~。おそらくM&Aの話を聞いて、許可を決めたのだろう。)。これを受け、たぶん、王子社内でも意見が割れ始めたのだろう。今度は王子が風説の流布に、問われないのかな? 専門家じゃないから分からないが…

時代や:そんなに北越問題は需要なの?

かたる:当たり前。王子北越に完全なTOB宣言をして、三菱商事などが自社株買いをする。そんな意識改革が日本市場に根付かないと、日経平均株価の天井が高くならないし、GDPの伸びが高まらないよ。せめて利益の1/3は、配当か自社株買いで株主還元すべきだね。そうしないと資金が効率的に流れないよ。JAL―9205のような例を、市場に作っては駄目なんだね。双日―2768のMSCBも同じ次元の話だよ。

神主さん:ところで少し株価が戻っているみたいだが続くのかね? それとも6月のように、あまり戻らずに、また沈むの?

かたる:そんなことが分かれば、こんな生活はしてないよ。おそらく二度目だから、本格的な戻りに繋がる可能性もあるし…株価は底入れを、したと思うね。

トロ:どうだか…

かたる:個人投資家の心理が弱いのはヤラレが大きいため。しかし同じ、かたる銘柄でもNEC-6701や日立―6501、村田―6981、ホトニクス―6965などは、あまり下がってないね。また税金を払うために、株を売らなくてはならない。株屋とは因果な商売だな。いい時期はほんの僅かで…あとは苦労の連続だ。しかし…ここで頑張らないと…

トロ:いい気なもんだ。お客さんは大きな損をするが、お前は手数料が入るから、良いじゃん。

かたる:そんな話はサラリーマン的な発想だよ。歩合セールスはお客様と共にあるんだよ。お客が損をすれば、収入が減るし、儲かれば収入が増える。何故、そう言う馬鹿げた発想が生まれるのかね? 僕はお客様に儲けて頂けなかったから、年収120万円の世界を2年も連続で味わったんだね。ようやく、1億を越えたが、今度の失敗でまた逆戻り、すごろくゲームをやっているようだよ。「ふりだしに戻れ」だって…ギャフン。またサラ金生活だよ。

トロ:そんなに違うのか? 

かたる:うん、まぁ、1/10だね。これも僕のミスリード。全ての責任は僕の選択にある。5月に投信相場だと言っていたのだから…銘柄選択を変えればよかったし…中間反落は予期できていたのだから、売りを混ぜるか、レバレッジを解除すればよかったのに…。現物取引のお客様は大きな損をしてないからね。ギャフン。下手糞だった。

トロ:いつもの事じゃん。

かたる:しかし投資家心理は戻らないね。本来なら買い増しの局面のはずだが、今日は利食いを先行させてしまった。顧客心理を考えてのことだが…なにしろ、玉を抱えると精神的なプレッシャーが増すからね。お客さんも大変だ。儲ける為には少数派の論理だが…その強気を打ち出せるゆとりがなくなった。はぁ~。しばらくはエンジンを温めるためのアイドリングだね。徐々に力が付けば、心理は改善する。

神主さん:話しは飛んだけれど、つまり株は上がるということなの?

かたる:僕は2度の洗礼を受けたので、概ね、出発進行だと思うがね。ただ天井が、どの程度か…とりあえず、15710円の壁を取り払わなくてはならない。一度、みんなが買いたくなるような局面が来ると思うね。その時まで、ガンガンの強気を堅持だよ。

人気ブログランキング 「今日の市況」は人気ブログランキングに参加しています。

ケンミレチャートお申し込み
株式会社「ケンミレ株式情報」さんのチャートへ

投稿者 kataru : 2006年07月31日 18:08