今日の市況(2006年)(2006年07月25日)
かたる:アメリカではM&Aの話題が市場を押し上げているという。確実にグローバル競争は始まっており、北越製紙―3865のような経営権にしがみ付く、三輪社長のような態度が市場に通用するのだろうか? どうも話を纏めると、早くから王子製紙―3861から経営統合の打診はあったようであり、この話しから逃れる為に、三菱商事―8058と組んで自主路線堅持を画策したらしい。
既に誰が考えても、どの業界も世界競争時代は到来しており、日本での競争より世界競争に舞台は移っている。アメリカではAMDがカナダのATIテクノロジーを買収する。なにもミタルスチールの買収が起こった鉄鋼業界だけでなく、どの業界も世界競争時代なのに…。悲しい日本村社会論理が横行する。アナリストの多くは、三菱商事より王子製紙を支持しているという。きっと、社員もその方が良いのだろう。
JAL―9205の株価が206円と公募増資価格の211円を割った。この増資の話も北越製紙と一緒の土壌の話。日本は既にグローバル化されているのに、経営者の感覚が昔ながらの日本村社会論理に侵されている。故に、なかなか効率化の市場経済に脱皮できない。
時代や:折角、アメリカ株は上がり日経平均株価は上がったが…、どうも個人投資家の持っている新興株の下げが止まらないね。楽天―4755は、また新安値だよ。ソフトバンク―9984、ヤフー―4689に次いで人気株なのに…どうなっているんだろう。やはり日経新聞の報道が効いているのかね?
かたる: TBSの株式損失問題かな? 売上の伸びを見ると、M&A効果もあり順調に伸びているようだね。455億円が1297億円、そうして1800億円予想だね。(会社情報:夏号)一株利益は2000円予想になっており、PER27倍か…成長力からすれば既に売られすぎの水準だと思うが…TBSの損失はいくらなのか分からないが、所詮、特別損失だからね。
トロ:じゃ、買えるのか? 馬鹿らしい。だいたいIT企業の新興株は馬鹿高値まで上げ過ぎたんだね。ネット投資家の基準が壊れたんだよ。一般的な投資家の規準からすれば、恐くて恐くて…ましてや、理論的に妥当価格でも、信用買い残は未だに多く、投げ物がまだまだ出そうだからね。
神主さん:やはり、こういう結果を見ているとカタルの言うように政策のスタンスが変わった影響があるのかね? 新興株は2003年の秋の水準だが、かたるが春に言ったように、投信相場の主軸銘柄(日本を代表する銘柄)を集めた日経平均株価は下がったといっても、あまり大きな影響がないからね。
時代や:何故、新興株は安いのかね?
トロ:やはり決算書リスクだろうね。公認会計士協会へ金融庁が検査を強化し、中央青山が事実上、解体されたように…今度は自分達が危ないから、厳格すぎるぐらいに、決算を保守的に指導する。その影響を見極めないと、なかなか買いは入りづらいだろう。
時代や:つまり中間決算が発表される11月まで駄目だというわけ?
トロ:そればかりではないよ。今朝の日経新聞のWTO決裂の話は、加工貿易国の日本にとってボディーブローのように効いてくるよ。保護主義の台頭は株式市場が、もっとも嫌う所だよ。アメリカ経済はこれから減速を迎え、国民にゆとりがなくなるよ。既に株式市場は下げ相場。どの株も上がらないよ。早く頭を切換えて、カラ売りに歩があるよ。
時代や:一体、何を売るの?
トロ:そりゃ、今、話題の下げている株だろうね。信用買い残が重い株。
時代や:ずいぶん下げているよ。
トロ:関係ないよ。株が止まるまで流れに身を任せ、カラ売りをすべきだよ。そのうち、どうにも株が下がらなくなったら、初めて買い戻し、業績が良いならドテン買いをすればいい。今は兎も角、買いの建て玉を全て切って整理して、とりあえず、カラ売りをすればいい。
かたる:反対だね。既に2番底の確認作業に入っている。アメリカは8月8日のFOMCではおそらく利上げを見送るだろう。イスラエルの問題も世論から見て、アメリカは妥協せざる得ないだろう。あとは北朝鮮リスクか…。そろそろ、好業績の発表が始まり、PERも既に19倍を割れそうだね。新興株は、確かに決算書リスクは残るが、8月にウォーニングがでない限り、危機は遠のくよ。株には先見性があるから、大概の高値、安値は現実より早くなる。
既に多くの新興株は半値か、1/3になっており、リバウンド相場が、今度は始まるだろうね。一度目に、押し目だと買った連中も、僕のように投げさせられ、この次の戻りは、本格的な反騰に繋がる可能性があるね。何故なら、みんなが諦めている。それに戻りの売り物は…目先は強弱感が対立するから、多少、あるが、既に追証なので玉を投げており、多くの売り物はないよ。多少、弾みがつけば、そこからのリバンドは、かなりあると思うね。多くの銘柄はリバウンドだろうが、中には本格反騰する銘柄もあるだろう。
トロ:どうがか…世界の流動性が削られ、日本だけ、株が上がる道理はおかしいよ。
かたる:僕だって何も全部の株が上がるとは言ってないよ。取捨選択された限られた銘柄が新高値を更新するのだろう。前から個別株物色になると言っているよ。その考えは変わらないよ。
神主さん:前から思っていたが、本当に二人は犬猿の仲みたいだね。どっちに行っても対処できるようにしておかないと…
かたる:一方通行の動きは終了だよ。今回の投げでね。既に期日の峠も超え売り物がないからね。確かに秋まで建て玉は残るが、この下値を丹念に買ったものの勝ちだろうね。
トロ:どうがか…下値だと思ったのが上値だったりして、やられている本人が言う言葉だから…ハハハ、今度は未来かたる をやめて、借金かたる に逆戻りだね。
かたる:果たして…そうなるかもしれないし、ならないかもしれない。先のことは分からないね。しかし税金を払うのが大変で株を売るはめになったよ。世の中、上手く行かないものだ。特に、株屋は本業と利殖とダブルパンチだから…ガク!あれ~。
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株式会社「ケンミレ株式情報」さんのチャートへ投稿者 kataru : 2006年07月25日 16:47

