今日の市況(2006年)(2006年07月21日)
かたる:久しぶりに心穏やかな週末を迎えられそうですね。五月雨式の追証地獄も終わり、売り物も、来週は極端に少なくなるでしょう。私のお客様は軒並み維持率が100%近くなり、信用取引の整理を余儀なくされました。理由は信用担保の計算方法の変更でしょう。お金を入れられる人は、既にかなりの現金保証金が入り、お金のない人は3日目まで評価損が計算される仕組みの為に、過剰に整理を余儀なくされる仕組みになっています。故に、余分に建て玉を切る事になり、大幅な買い余力が生まれました。
6月2日に底入れしたと思ったのですが、まさかの二段下げを演じました。過度の政策変更がなければ、下げ相場と言うのは、通常二段下げまでのものです。日経平均株価では上手く個人投資家の実態が捉えられず、…かと言って、マザーズのような市場規模の少ないチャートも経過変化を見るために歴史が浅いので、ジャスダックのチャートを用意しました。下のチャートです。

どうでしょうか?
実態は既に昨年から一昨年の安値に近いのですね。出来高の多い最初の場所は2005年6月の下旬で、この数値は95~97です。次は9月で104~102と言う位置です。本日は91ですので、多少、下回っております。今年の高値は1月16日の142ですから…。多くの個人投資家の相場の感覚なのでしょう。ライブドアショック以降、個人投資家は負け続けているのですね。
時代や:お前みたいなもんだな。
かたる:うん、そうだね。互いに…ずいぶんやられたね。思わずITバブル崩壊後の相場を思い出すからね。しかしITバブルのソフトバンク―9984は97年11月のスタートが1670円の株が、2000年の2月に198000円になるのだから、すごいバブルだったね。実に118倍だよね。今回のスタートは2002年11月で827円が安値。今年の初め5190円だから、株式分割なので3倍して、15570円の高値を付けたから、約19倍だね。みずほ―8411の方が余程、効率が良かった事になるね。
トロ:一体、何が言いたいの?
かたる:調整局面がいつ頃まで続くかの予測をしたんだよ。人気株の経過が一つの目安になるからね。相場が大きくなければ、あまり長い調整局面はないよ。前回は2000年2月がピークで、2002年の11月に底を付けている。約2年半掛かっているが、100倍の調整だからね。今回は20倍にもなってないから、1/6だとすると、33ヶ月の調整だから、5.5ヶ月で終わっても不思議はなかった。
トロ:既に6ヶ月経過するよ。しかしその考えはおかしいね。
かたる:まぁ要するに、そんなに調整局面は長く続かないような気がするんだね。
トロ:でもかたるだって、ソフトバンクは高すぎると思うんだろ?
かたる:まぁ、なかなか買いづらい株だよ。せめて秋に始まるナンバー・ポータビリティー制度を見極めたいね。きっと、ソフトバンクは新戦略を披露するだろう。その時に顧客を奪うような展開になれば、売り残が起爆剤となり相場が反転する可能性があるね。正直に言えば、ボーダーフォンの買収で、財務リスクが増しているので、恐い会社だよね。JAL―9205と似たような感覚かな? しかし違うのが経営者の器。これは決定的に違うね。
神主さん:最近、ソフトバンクの売り残も増えているみたいだね。そういえば、わが社の信用買い残もピーク時から38%も減っているよ。
かたる:僕なんか既に1/4だよ。主力のお客様は4億から5億ぐらいあったけれど、今では1億だからね。その意味でヤラレがきつかった。ヘナヘナ…でも大丈夫。元金が残っているから、何とか復活できるだろう。信用買い残の推移だけが相場の反転の条件でないが、8月8日にFOMCが…9月20日が自民党の総裁選となっており、好材料は目白押しだよ。
時代や:悪材料かも、知れないじゃん。
かたる:不確定要素がなくなることが、株価を押し上げる要素だよ。決算書リスクも次の中間期にはスッキリするはずだね。9月決算が多いし…問題があるとすれば、修正発表があるだろう。多くの懸念材料が、この秋にはなくなるね。故に、この7月か8月に、相場は底を打つ可能性が高いよ。
トロ:何故、そう思うんだよ。
かたる:来年の5月だったかな? M&Aの株式交換が出来るようになり、先日も言ったように日本企業を狙った買収ファンドが続々と立ち上がっているね。水面下で下調べに入っているファンドは多いのだろう。世界中から資金が集まりグローバル基準で会社が物色されるよ。日本は長年、官僚社会主義が根付いていた為に、非効率な会社様式が沢山あるからね。日産自動車―7201はいい例だよ。経営者が変われば会社はよくなるよ。つまり世界中からお金が日本に流れ市場が盛り上がるね。
M&Aが実際に起こると、事業経営者は新日鉄―5401のように、自社株買いを発表せざる得ないから、企業利益が株式の買い要因になり、株式償却をするから総体的なPER評価が上がるよ。分かるよね。どっちにしても、来年は株が高くなるんだよ。だから2007年、2008年に日本企業は効率化社会に、上場企業から脱皮するよ。
時代や:お前に言われると、なんとなく、そう思えるし…流石に口が上手い証券マンだなぁ~。稼ぐだけはあるよ。
かたる:口が上手い? まるでそれじゃ、詐欺師みたいじゃないの。僕は僕の考えを述べているだけだよ。しかし現実にそう言う展開になるか誰にも分からないよ。僕の考え方は一つの見方だからね。鵜呑みにしないでね。そう思う人は、あいつがそう言うなら非効率な日立―6501でも、1000株ぐらい買うか…としてね。日立は一つの候補銘柄だから。割安で非効率な会社だからね。優秀な経営者が入り、会社を整理すれば、素晴らしい会社になる要素を秘めている。
トロ:本当かね? 日本は組合組織などがあり、うるさいからね。社会もそうだよ。
かたる:経営者が変わる事に違和感を持つのは、古い世代の人間だよ。日本IBMもいい会社じゃないの。外資系の会社でも従業員は幸せだよ。JALのような、ごまかしをやる会社に比べれば、ずっといいよ。あの会社の経営者は腐っている。内紛を起こした会社が、イカサマの目論見書で公募増資? 訴訟を受けるのが当たり前だね。みずほコーポは反省すべきだよ。絶対に第三者割当増資をすべきだったね。経営権にしがみ付く役人根性丸出しの会社だ。
神主さん:余程、嫌いみたいだね。
かたる:報道を見れば、内紛を起こした責任感がないし、組合は分裂、社員も経営者も腐っているよ。外国資本に乗っ取られても仕方ないと思うね。これで黒字にならなかったら理由を問わずに、現経営者は犯罪者だね。だって公募増資だもの。株主を如何に軽視しているか…だいたい、双日―2768もそうだが、既存株主を馬鹿にしすぎだね。日本の経営者は猛省をすべきだよ。
トロ:あらら…自分の失敗を、経営者の責任にしているよ。
かたる:僕の買いコストは440円だったかな? 下回っているが、何れ上回るとおもうよ。しかし、安値圏で全て転換されると、一株価値が下がるからね。当初、土橋が想定していた500円に落ち着くのか? 秋以降の株価展開に注目したいね。まぁ多くのお客様には、仕方がないから、既に諦めてもらったが…、はぁ~。今年は失敗続きだなぁ~。まぁ、こんな僕でもお客様になりたいとのメールを戴き感謝しておりますが、残念ながら、既存のお客様優先で全てお断りしております。どうもありがとう。
そうそう、@コスメの山田さんの後半の対談記事が出来たとか…此方です。
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株式会社「ケンミレ株式情報」さんのチャートへ投稿者 kataru : 2006年07月21日 21:28

