今日の市況(2006年)(2006年07月12日)
かたる:NY市場はマズマズの動き、安かったのに切り返していたね。ウォーニングの今週にあまり悪い材料は出てない様子。インドでは電車のテロ騒ぎ。原油価格も高く、あまりいい環境ではないが、まぁまぁの動きを続けているようですね。一方、日本株は相変わらずの弱気相場の環境。買わない理由をワイワイ言っている感じだね。個人投資家も期日を迎え、身動きが取れないのか、動きらしい動きがない。相変わらず、他人任せの動きに終始した一日だったね。
時代や:寄り前の外資系証券のズート売り越しだからね。
かたる:日本人らしいや、他人任せで自ら道を拓かない。他人と同調する行動か…。買えない理由を今日も、散々、聞かされたね。日銀の政策動向やSQなど…しかし既にゼロ金利解除は相場に織り込み済みだし、信用買い残の期日ピークをまもなく迎えるね。期待のかたる銘柄のベンチャーリンク―9606は、本日、高値期日を無事通過したね。
時代や:相変わらず、かたる銘柄に拘るね。
かたる:知らなかったけれど、増額修正を発表したんだね。先回の会社発表の数字は売上が160億円で、3億3千万円の営業利益、経常利益は4億5千万、当期利益は5億5千万だったけれど、今回の予想は売上147億7千万円で5億の営業利益、6億7千万の経常利益に最終利益は6億1千万円と大幅に増やしたんだね。正式発表は18日を予定していると言う。
神主さん:それでどうなの? ただ数字を挙げられても…解釈が難しいよ。
かたる:今回は数字だけの発表だから、分析は出来ないよ。しかし予想以上に好調な展開を裏付けているのだろう。(土曜日の株式教室で、少し考え方を解説しようかな?)
時代や:じゃ、何故、株価が反応しないの?
かたる:他の会社の相対比較なら負けてないと思うが、一つは期日迎えの動きがある。この手の株は配当をしているわけじゃないから、機関投資家は買わないね。買うのは外資系か個人投資家だけだよ。機関投資家は、みずほ―8411のように、危ない時は買わないの。配当をしだして世間から大丈夫だといわれると、高値を買うような仕組みになっている。現在、株価は順調だけれど機関投資家が買い、外人投資家は売っているのだろう。つまり株式の持ち合い構造の入れ替わりだね。
ベンチャーリンクは再建途上で、まだ世間から認知を受けてないね。しかし順調さは業績の推移を見れば、分かるよね。前の四季報を引っ張り出して、常に発表数字と比べて見るといいよ。例えば、直近の四季報では(2006年)160-330-450-550(2007年)170-500-600-500となっているね。しかし今回の会社の発表は(2006年)147.7-500-670-610となっている。2006年の数字で、既に2007年の四季報予想を上回っているね。過去の数字もそうだよ。
時代や:株価が反応しなくては、ゼンゼン意味がないよ。
かたる:分からないやつだね。烏合の衆は動けないし、外人投資家は政策スタンスを見極めたい。なかなか上値を果敢に買う投資家は少ないよ。しかし期日を通過し、段々売り物が切れるし、業績数字を見て新規の買い勢力も増えてくるだろう。故に、時間の問題なのだろう。
トロ:どうだか…ハズレ屋かたる様のお話しを聞いていると、損ばかりしているからね。
かたる:反論はしないよ。確かに大きくやられているからね。カラ売りは未だに抵抗感があるし…プロとしては失格かもね。しかし多くの銘柄では、今・来週に信用期日はピークを迎えるからね。売り圧力が次第に弱まり、日銀のイベントも終了するね。反転への切っ掛けは、今週、充分あるよ。
神主さん:しかし政策批判はやめない?
かたる:日本の市場は歪んでいるからね。ライブドアの宮内はあまり好きになれないね。ペラペラと…粉飾決算と言うのは、どういう基準なのかね? 日産自動車は2000年3月期に大幅赤字になっていたが、決算操作をしたんだね。来期の経費を前期に組み入れて、V字型の回復の印象を市場に与えた。あの方法は会計士でも意見が分かれるが…。作為的な決算操作を許す時と、許さない裁量権がお上にある。
今の相場の低迷は、政策方法の考え方の違いを、市場が疑問視しているからだろう。三井住友―8316は、未だに借金漬けの入院状態だよ。公的資金返済を終えていないからね。故に銀行株の相場は終わっているのだろうが、高値で保ち合っている。地検がライブドアを挙げ、村上逮捕に踏み切り、今日も読売新聞は福井氏の進退問題を問うている。オリックスの宮内さんや郵政の西川さんまで、手が延びると心配をしているのだろうね。きっと…。故に、外人買いは、なかなか、新政権誕生まで買いの手が多くならないのだろう。
日本と言う国は有識者会議によって審議され、政策が決定されているが、そのメンバーは官僚の息がかかった茶番だよね。規制改革・民間開放推進会議の専門委員に、内定していたワタミの渡辺さんは、何故、就任辞退に追い込まれたのかね? 官僚派閥の巻き返しがあったと噂されているね。僕は双日―2768やダイエー―8263に、ずっと、取り組んでいるが、この背景には、官の横槍があったんだね。この背景を考えると両社の株価が立ち直って、日本再生と言えると思っているよ。
トロ:株価と政策を強引に結び付けていない?
かたる:株価を下げれば、官の権力範囲が増すよ。計画経済の予算を使えるからね。官から民への流れが加速し、市場が栄えると官不在論が出てくるからね。公共事業はPFIでやれば良い…と、こんな具合に官の勢力が弱められるんだね。しかし骨太政策ではGDPの成長率を3%に設定したのは、僕らの勝利かな? 本当は5%にすれば、もっと良かった。そうすれば増税など必要なくなるよ。アメリカを見てよ。今日の日経新聞に載っているね。
同じ成熟経済の先進国で、政策の違いで成長力が増し、財政赤字を縮小する国と、増税論議のプライマリーバランスを問う国と、すごい違いだね。この背景は縮小均等のデフレ思考の清貧思想があるんだね。官はデフレが大好きだから…。故に銀行が入院状態なのに、ゼロ金利を解除する。まぁ、これは意見が分かれるが…
最後にJAL―9205の話をさせて欲しい。証券マンはこんなカス株を販売することは、犯罪行為に近いね。日興が幹事を降りるのは当たり前だよ。仮に今期黒字になれなかったら、金融庁は犯罪として立件すべきだね。既に販売前から金融新聞にあるように、燃油価格を作為的に見積もっているのだから…。現状が1バーレル85ドルなのに、1バーレル75ドルに試算しているJALの行為は、詐欺と一緒だよ。第三者割当増資に変更すべきだよ。みずほ証券やGSは犯罪に加担している。
トロ:少し言いすぎじゃないの?
かたる:こんなイカサマをしていると、市場はいつまでも良くならないよ。昔の野村と一緒だよ。悲しいよ。正当なお金の流れにならなくて…僕の意見は極端かもしれないが…市場が泣いているように感じるよ。官僚社会主義派の復権は、日本国が豊かになるなら良いよ。しかし…。責任も取らない連中は、失った時代の反省はないのだろうか?
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株式会社「ケンミレ株式情報」さんのチャートへ投稿者 kataru : 2006年07月12日 19:48

