今日の市況(2006年)(2006年07月11日)
かたる:昨日のNY市場はメリルがハイテク株に、「中立」から「売り」のシグナルを出した為に、ナスダックが売られたという。最近は、株が上げない言い訳が続いている。今度は日銀の政策会議だそうだが…。日銀は金利を上げる前に国債の買取をやめるべきだろうに…それとも財務省の意向が強くて駄目なのかな?
時代や:本当に年初から弱気相場が続いているね。考えてみると楽しかったのは、昨年の後半だけだよ。いい時期は短いや。
神主さん:天井3日に底値が100日と言う格言があるからね。
かたる:それにしても、最近はまるっきり相場付が一変したよね。ソフトバンク―9984の出来高を見ると、これだけ下げておきながら、人気になっているからね。目先を売り買いする人が非常に多いのだろうね。何しろ数千万株もの商いが継続しているのだから…手数料が安くなったので、相場が昔と変わったのだろうね。
トロ:ディーラーの保ち合い(もちあい)相場か…
かたる:内容のない相場が続くと、純投資の投資家はしらけるかな? 今日、先物の板を見ていたら、15350円に1300枚以上の買いがあったのだけれど、それを売り崩したが下に大きく抜けず、結局、昨日の相場もあり戻したね。下を叩く理由もないし、叩く材料もないように感じるが…
時代や:じゃ、何故、安いの?
かたる:基本的には信用残の整理なんだろうね。弱い銘柄を見ていると、必ず信用買い残が多かったり、6ヶ月前に人気化したりしているからね。基本的に、ピークは今・来週だからね。日銀の政策会議が通過し、ある意味で、そろそろのあく抜け相場を期待しているが…
トロ:駄目なんじゃないの?
かたる:しかし昨日の相場を見ると、可能性がありそうだけれどね。8月の期日売りは薄くなるし、9月にかけて相場が戻っても不思議ではないね。
トロ:かたるだって、既に諦めているんじゃないの? 年末まで…。しかし7月末から4~6月の数字が纏まり、EPSは850円へ、そうして日経平均株価は17000円台へ向かう説もなかにはあるね。
かたる:ヤラレが大きすぎる。個人投資家が手掛けた銘柄は、ケチョンケチョンだからね。この整理から立て直すには時間が必要か、株価の値戻しが必要だね。本当は多少でも戻って欲しいが…
神主さん:投資信託の買いなどは続いているのかな?
かたる:ある程度あるようだけれど、株価を支えるのが精一杯なのだろうね。それに株が下がると売れ行きのほうも鈍いらしいよ。やはり外人が買うことが反騰への条件なのだろう。その為にはM&Aが容易になる来年なのかね? それまでは本格的な反騰相場を期待し辛いよ。ある程度の値戻しがあり、個別株の物色になるかどうか…スター株が欲しいね。
トロ:やられているだけあって、流石に強気のかたるも弱気に変身なの?
かたる:弱気じゃないよ。でも本格的に上がる相場は、直ぐには期待し辛いよ。故に、僕は個別株物色相場だと思い、銘柄を選択していたが…その銘柄も呑まれているからね。かたる銘柄は基本的に業績が上向きのはずだけれど…株価のほうは期待通りじゃない。まぁ、仕方ない。
今日の日刊工業新聞にカルフォニア大学の中村修二教授の話が載っていたね。先日の早稲田大学の研究費の不正流用問題の件だけれど…彼は「大学も法人化しているのだから各大学で工費を管理するシステムを儲けるべきだ。官僚がコントロールせずに、各大学が地方分権で推し進めなくてはならない。日本は国が管理しすぎるために大きな問題に発展する。…」と述べていたね。彼は「食生活は日本が良いが仕事をするならやはり米国が絶対にいい」と言っているね。
今月号の文藝春愁に新経団連会長のキャノンの御手洗さんが寄稿しており、「大学改革」、「地域の再編」、「平等の観念から公平の観念への転換」を掲げられていた。同じく文藝春愁に、「生涯賃金『官民格差』のカラクリ」と言うレポートがあったね。僕は官僚の皆さんが高給を取ることに不満はない。むしろ、もっと給料を上げるべきだと思う。しかし現状のやり方は所得税逃れのいやらしい仕組みが多用されており、国民に対し実態が明らかにされていないので、おかしいと思っている。権力を楯に天下りを強要したりね。
やはり日本株が新しいスタートを切る為には、フェアな仕組みを日本に構築しなくてはならないよ。一所懸命にやる奴が、豊かな生活を送れない世の中じゃ…何処かおかしいよ。
時代や:いつも、そこに行くね。株と、どう結び付くの?
かたる:情報操作が行われているね。先日のメリルリンチのアナリスト発言でソフトバンクが下げたけれど、あの意味を考える投資家が育たないといけないね。何故、5000円の時に1800円説が出てこないの? この弱気相場の時に、何故、わざわざ安値を叩くの? 僕には理解できないよ。有り得るとしたら自分達の売り玉の買戻しか? 相場の強さを確かめる操作か? GSは6000円台(分割前)だったか…大量の玉を抱えていたからね。あれを見事に売り切り、おそらくカラ売りをしている筈だよね。
この点を考えると、下げ相場は最終段階を迎えているようにも感じるね。今日の先物で15350円の買い板を売り切ったのに…下げなかったし。昨日もそうだったね。つまり買いの相場が近づいてきた。僕はそう考えているよ。
時代や:先ほどのフェアな仕組みと、どう…
かたる:日本人は情報操作されやすい人種だよ。官僚たちは自分達の仕事がしやすいように、作為的な情報をマスコミに流し、それを利用している。同じことが外資系のレーティングなどで行われていると思うんだね。だから考える投資家になって欲しいと思うのが、IRNETの狙いだよ。双日―2768など、何度も継続して取り上げているのは、株価の考え方を説くのに利用しているに過ぎない。かたる銘柄を通じて、株式の本当の価値を見い出す手助けになればと思っているのだね。
現在、一番の注力銘柄はVだけれど、業績の推移と株価の流れを見て欲しい。過去に取り上げた日産自動車―7201、長谷工―1808、みずほ―8411も、みんな底値から取り上げていると思うよ。いや、その前か…。何故、株価が底を付ける前から取り上げるかといえば、既に底を付ける前には、銘柄に素質があるからだね。おそらく、来年、大きく取り上げる予定の三洋電機―6764もそうだね。企業が再建されていく過程と、株価の実態を捉えて欲しいわけだね。ソフトバンクを何度も取り上げているのは、相場の指標としての意味合いが大きいからだね。僕は応援をしているが、この株価水準では流石に買ってはいない。
今日は中村修二氏や御手洗さんも同じように、世の中を見ているということが主眼かな? と言うことは、日本企業の自社株買いは続くし、日本株はグローバル化され、上がる事になるということを示しているね。心配することはない。このような考え方に、世の中の仕組みが変わっていけば、株はGDP以上に買われるようになるよ。成長が期待できるから、GDPとの対時価総額比は、アメリカのように高くなるよ。だから官僚社会主義の批判や株主還元比率の問題は重要になるよ。
時代や:つまり効率化社会現象が進むと株が高くなるということかな? でも毎度おなじみの批判話じゃ厭きるよ。もっと個別株の話題を集めたら…
かたる:基本的に調整波動が続いているうちは、大きな相場は育たない。ホトニクス―6965や任天堂―7974など新高値更新銘柄はあるが、果たしてこの手の銘柄を取り上げて、役立つのかな? まぁ、少し別の手法も、今度、取り入れてみるかね? まぁ、本音は変わらないが…
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株式会社「ケンミレ株式情報」さんのチャートへ投稿者 kataru : 2006年07月11日 18:19

