今日の市況(2006年)(2006年06月30日)
かたる:FOMCが終わり、一つのイベントが終了した。コメントは景気減速見解が含まれたので、利上げ終了間近との印象をマーケットは持ったという。2004年6月に始まった利上げは、今回で17回連続の引き上げだという。1.00%から5.25%へ、明らかに景気減速を狙った引き上げ水準。しかしアメリカのGDPは5.6%増だという。あの経済規模で、この成長を示している。如何に政策が重要なのか、財政赤字に苦しむ日本を見ると良く分かる。
時代や:どうでも良いが、日経平均株価は上がっているのに、自分達が持っている銘柄は、全然、上がらないぜ。どうなっているの?
かたる:その理由は下のチャートを見ると分かるね。多くの銘柄は、僕が、以前、指摘したように6月2日に底値を形成しているが、損失が大きく投資家心理は完全に弱気心理で、戻ったら売りたい人が大半の市場環境なのだろう。もう一つは15000円のノックイン、14500円のノックインを狙った先物による仕掛けが、14日にかけて起こったので日経平均株価だけが行き過ぎたんだね。
今は日経平均株価の値戻し相場なんだね。個別投資家好みの代表銘柄、ソフトバンクはやはり6月2日が安値で、しかも2日の終値は2590円で、その日の安値は2160円。その後の株価は、そのボックス圏で推移をしている。基本的に日経平均株価も、最近上がっているように見えるが、やはり一緒なんだね。日経平均株価が2日の終値15789円まで上がるまで、個人投資家の心理はなかなか変わらないだろう。

時代や:それでは、これからどう思うの?
かたる:2日の終値をクリアしている銘柄が、先導株なのだろう。どの株も2日の終値が基準になると思うので、注意を払っておくと良いね。
時代や:だから、今後どうなるの?
かたる:どうしても戻り売りになる投資心理は仕方ないね。しかし実態は時間の経過と共に、個人の戻り売り圧力は弱まり、やがて上を向き上げ始めるだろうね。基本的に個人投資家の投資心理が改善するには、時間が掛かるのだろう。しかし、それももう直ぐ終わりだと思うよ。
トロ:かたるは8月の利上げ説に異論を唱えるだろうが、資源価格はなかなか下がらないから、もう一度、金利を引き上げるんじゃないの? そうしてオーバーキルになる。その確認環境になるから、7月は再び底割れ現象を描くんじゃないの?
かたる:今回の声明文を読めば良いよ。景気減速に言及したということは、少なくとも、金利は中立ポジションにして、様子見なんじゃないの? 株は業績を織り込みに行くね。
トロ:4―6月期の業績は、みんなが期待している数字が、出ないんじゃないの? どうも危ない兆候を感じるよ。
かたる:しかし、その先(7-9月期)は良いと言う予想が多く、しかも年末も好調な予想らしいね。株は6ヶ月の期間の先取りをするんだから…既に過去の4―6月期の数字に、株価が大きく反応するとは思えないよ。やはり徐々に投資家心理が落ち着き、株価の動きも確りしていくのだろう。あぁ~。
神主さん:相場が駄目だから、嫌気がさして、あくびか?
かたる:最近はワールドカップやウィンブルドンがあるせいか、遅くまでテレビを見ていて、眠くて、眠くて…。まぁ、相場が暇だから丁度いいかな? 大相撲も始まるし…楽しみが増えるね。
神主さん:かたるは、スポーツは何をするの?
かたる:今は、1週間に1回、テニススクールで汗を流すの。後はジムかな? そうそう、明日は十数年ぶりに、ゴルフに行くんだね。さてスコアはどんなものかな? なにしろ16年ぶりか17年ぶりか…
時代や:大丈夫なの?
かたる:さぁ~、どうかな? 相場のほうはお利口さん相場で、僕みたいな感覚の相場じゃないからね。なかなかスター株が出てこないね。なんでも良いから、上場来の最高値を更新し続けるような銘柄が出て来ないかな?
トロ:かたる銘柄では、ホトニクス―6965は良いんじゃないの?
かたる:お利口さんのお前らしいよ。確かに過去最高利益水準だから、上場来高値を更新しても不思議ではないが…、やはり、僕はもっと強弱感が分かれる株の方が好きだね。ホトニクスは好きな会社だよ。しかし、強弱感が欠けるよ。自社株買いを発表している会社の株価が、堅調なのは頷けるね。
たいして努力をしてない日航―9201がファイナンスを実施するとか…。昔は公募増資になると、幹事証券がケアをして買い上がったものだけれど…最近は相場環境のせいか、先日のエルピーダ―6665など、株価が急落するケースが多いね。
時代や:だって需給関係が悪化されるからね。売られるのは当たり前だよ。
かたる:そうかな? 公募増資で得た資金で工場建設などをして、更に利益を上げるなら、買われても不思議ではないよ。日本の成長力以上に、利益成長を成し遂げれば、株価は堅調になる筈だね。
時代や:…と言うことは、株価が下がるということは、経営者を信じていない表れかな?
かたる:エルピーダは、なんとなく我慢できるが、日航は我慢できないね。内部紛争などをしている暇があるなら、もっと働くべきだよ。やはり民営化されたといっても、まだまだ官僚産業なんだね。甘えがあるんだね。株価水準を大きく上げる為には、日本は効率化社会に移行しなくてはならない。だから公共事業投資よりPFIを多用しなくてはならないね。もっと、民間を活用しないといけないよ。既に公共事業投資など過去の遺物になりつつあるね。
北海道の夕張市が再建団体の指定申請をしたけれど、役人は給料のカットやリストラを実施したのかな? 市長などを選んだ住民は特別市民税を納めるとか…、安易に国の税金に頼るべきではない。…と言う意見もあるね。隣の浜ちゃんなんか…地域住民の年金をカットし、住民税を増額すべきだと言っていたよ。行政が失敗したら、それを選んだ住民の責任だという論理だね。
何か、日航の増資は、夕張市の再建団体申請と同じ土壌にあるような気がするね。市場に甘える日航は許せないし、のほほんと自主再建をした夕張市も許せないな。市場はもっとも必要な産業、素晴らしい経営者を応援すべきだね。同じ1000億円を使うなら、日航の増資よりホトニクスの方が、余程、日本の将来の為になるような気がするね。
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株式会社「ケンミレ株式情報」さんのチャートへ投稿者 kataru : 2006年06月30日 20:05

