今日の市況(2006年)(2006年06月26日)
かたる:FOMCが近づき、まもなく一つのイベントが終了するが、弱気なときは、次は日銀の短観だとか…先の話題を持ち出し色々言うのだが…。既に株価の底打ちは確定的になっていると思うね。弱気の人が下の日経平均株価チャートを見ると、25日移動平均まで戻ったので、戻り一杯で下げると言うのだろうが…。先週末に「是金」が書いたレポートは、意味のある指摘だったね。たぶん、あの通りの指摘なのだろう。

時代や:先物が、日経平均株価の下げを加速したという見方だね。
かたる:うん。僕は6月2日の底打ち説を採用している。事実、その日が安値の銘柄が多く、統計は取ってないが、たぶん、一番多いのではないかな? あの日の安値は15266円だったけれど、月末の下げのインパクトが大きく、あの日の昼休みの時間が、とても不安だったんだね。未だに、あの日を思い出すよ。(僕が一番動揺した日)
日経平均は6月14日に下値を付けるのだけれど…僕には2日の下げが一番きつかった。あの日のあと、先物から売り崩されたのだろう。しかし一般株はそれまでの経過があり、特に新興市場などの銘柄は、あの日が安値だったに違いない。僕は木曜日と金曜日に、およそ3億づつ株式を投げていた。追証で持ち堪えられなかったんだね。
トロ:可哀想に…無理して買わせられ、お前の見込みが悪い為に…。だから相場は駄目だって言っていたのに…聞かないんだから…。まぁ、後遺症がかなり残っており、株が上がるなんて幻想を抱かないほうが良いよ。
かたる:どうかな? 既に株式相場は底入れを完了したのだろう。
時代や:それでは、何故、戻らないの?
かたる:今日の相場を見ていても分かるように、既に底入れしたが、恐怖心から確信が持てないのだろう。だから地震の余震のように、何度か株は揺れ動くんだね。今日だって高くなったり安くなったり…上下に揺れているよ。しかし、ようやく売買高急増ランキングをみていると5日乖離率が高い銘柄が増えつつあるように感じるね。10倍以上に出来高が増えた銘柄が、今日は6銘柄も出ているね。
神主さん:サッパリ分からないね。それが、どういう意味を持っているの?
かたる:僕も詳しく過去のデータ分析がないので、勘なんだけれど…。毎日、このデータを打ち込んでいると、物色人気が弱くなり、おかしいな?と感じていたんだね。今日は久しぶりに多くなったようだよ。つまり市場は底入れし、物色意欲が、多少なりとも出てきた、現われじゃないかな?と考えているよ。
時代や:これからは人気株を買って、儲かるようになるのかな?
かたる:さぁ~? 出来高急増上位銘柄の内容にもよるだろうから…。今日の一番は日東製網―3524か…魚の網を作っている会社だね。業績は良いが高値を買い進むには無理があるかな? でも悪くはないね。200円台の株価なら普通だろう。しかし流動性が乏しすぎる。二番目のホクシン―7897は住宅関連か…この株は235円でも買いたくないね。たぶん「鳴かず飛ばず」のボックス相場の範疇だろう。三番目は東海染工―3577か…この会社は名うての仕手株だね。昔、何処かのグループが取り上げて…、大きな仕手戦になったことがあるね。きっと、金融屋か何処かが、玉を抱えて困っているのかな?
トロ:今時、そんな時代ではないよ。昔は色んな金融やが、株券を担保に金貸しをしていたが、今の時代だからね。兜町に金融やが未だに存在するの?
かたる:知らない。アイチとか…日証さんとか…色んなところが、昔、あったけれど、僕はあの手が嫌いで…全然、付き合いがないからね。4番目の東京都競馬―9672は、大井に競馬場があり、含み資産株として、よく仕手株に取り上げられるね。僕は計算したことがないから、実質的な一株純資産が分からない。村上は阪神―9043を買うにあたって、阪神の資産を調べたはずだよね。馬鹿じゃないからね。彼は…。市場では930円で阪急―9042がTOBしたけれど…割高だったという批判があるが…どうかね?
問題はここだね。与えられた資金で土地を買っても良いし、買わないで海外の生産設備を買収しても良いが、要するに、会社の持っている資産を本当に有効活用して、最大限の利益を上げているかどうか? そうして株主に還元しているかどうか? ここに焦点が集まるわけ。ところが、日本は非効率な生産形態で、雇用を重視し、成長より安定を好んだから…90年代の低迷が生まれたんだね。
過剰債務企業が淘汰されROEを重視する流れになり、外人投資家が上値を買うようになった。鉄鋼会社がいい例だね。リストラクチャリングを90年代に行い、過剰人員を整理した。多くの人が子会社に出向させられ、給料形態が変わったんだね。そうして、今回のブームを迎え高収益になったので株価が上がっている。
本格的な海外市場を交えたTOB時代を迎え、非効率な資産をたがえて置くことは許されないんだね。資産を持つからには、その資産から収益を上げなくてはならない。来年は、日立―6501などがTOBの候補企業になると思うよ。あの会社も非効率だからね。10兆円近い売上を誇るのに、なんと利益は550億円? 双日―2768と遜色がないね。きっと狙われるね。
トロ:本当かね?
かたる:既に日立の外人持ち株比率は40%近いんじゃないの? 僕は一度本社に行ったことがあるよ。官僚的な組織を自慢していたからね。馬鹿な会社だよ。もう10年近く前だけれど…社長秘書長に会ったのかな?
神主さん:本当にそんな時代が来るのかね?
かたる:僕はそう思うね。馬鹿経営者に大きな資産を預けておく価値がないよ。これからはアメリカ並みに優れた経営者の年収は、数億円になる時代が来るだろうね。株式の場合のファンドは2割の成功報酬が当たり前だという。信託報酬の他にだよ。会社の経営者もストック・オプションとか…色んな形態があるだろうが、そう言う時代になると思うよ。
時代や:信じられないよ。日本でTOB合戦が起こるなんて…
かたる:アルセロールとミタルが一緒になるんだってね。日本だけが例外と言うことにはならないね。村上はやられたが、アクティビズムは普遍だよね。誰かが警告を発しないと、村社会の日本人はなかなか真実に気付かないからね。のほほんと先人達の栄光の実績で、食える時代は既に終っているからね。だから年功序列も終身雇用制度も崩れたんだね。
良く考えて欲しい。官僚社会主義者が生き残れる時代は、既に終了しているんだよ。年金制度も然り…だから自己責任で自分を守らないと、生きてはいけない時代が到来しているんだね。株式相場は力強い上げになってないが、既に底打ちし、上昇を模索している段階に来ているよ。強気を堅持し買い向えば良い。
トロ:どうだか…それこそ自己責任だから気をつけないと…
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株式会社「ケンミレ株式情報」さんのチャートへ投稿者 kataru : 2006年06月26日 18:07

