今日の市況(2006年)(2006年06月15日)
かたる:NY市場ではCPIの発表があり0.3%と、予想の0.2%より高く、債券市場は大幅反落している。8月のFOMCでも利上げがあるとの予想も出始めた。なんだか知らないが、明らかにオーバーキルの様相だね。ナスダック市場は反発したが、昨晩下げていると22年ぶりの9連敗だったそうだけれど…まぁ、悪い記録は作らないほうが良い。
ロイターによると世界の株式市場の動きを示すMSCIワールド・インデックスは5月初旬の高値から急落し、時価総額が1兆9000億ドル(12%)目減りしたそうだ。これは英国の国内総生産(GDP)を上回る下げだとか…やはり日銀のコアマネーの減少は、いろんな所で影響を及ぼしているのだろう。
トロ:警戒したほうが良いね。今日で2日連続の上げだけれど、明日は分からないよ。先週末と月曜日の動きは反転したかに見えたが、結局、火曜日は614円と大幅安になっているからね。
時代や:今日は久しぶりに、外資系証券の寄り前の動向は、買い越しだったんだね。
かたる:そんな事は重要かね。僕には理解し辛い感情だね。他人の動向など関係ないよ。しかし市場の許容度が低下しているので、一本調子の上げは難しいだろうね。安易に思わないほうが良いように感じるよ。
時代や:あれ? 昨日は追証覚悟で、買い向かいたいと言ってなかった?
かたる:買いだと思うよ。しかし直ぐに新高値を更新するような相場にはならないだろうね。ここまで下がると完全に弱気心理が勝っているからね。株が上がると戻り売りが出やすいよ。果たして、その売りを吸収する買い需要が生まれるかどうか…幸い信託銀行が年金資金で買っているようだね。年金資金の配分見直しなのだろう。
神主さん:期待していた投信需要が緩むとの報道があったけれど…
かたる:まだ投信の窓販は始まったばかりだから…銀行は横這い程度なのだろうが、郵便局はこれから伸びると思うが…この需要は継続的な需要なので、大きな買いセクターだね。
神主さん:今回の株安は日銀の量的緩和解除の影響だとするかたるの予測が、仮に正しいとすると、今回の需給面の売りはいつまで続くと思うの?
かたる:福井さんの目指す適正水準は6兆円と言う話で、今、10兆円攻防をやっているからね。既に25兆円を減らし、円高も収まっているのを見ると、既に峠は越えているように感じるよ。6兆円と言う適正水準を成し遂げて、直ぐに金利の引き上げを開始するのかどうか? 今までの報道では、直ぐに金利を引き上げないと言っているね。
神主さん:と言うことは、まだ余震はありそうだが、とりあえず、峠は越えたという感触なんだね。
かたる:…と思うね。オルタナティブ投資と言うヘッジファンド・商品ファンド・不動産などへの資産への資金流入は細るのだろう。果たしてCRB指数のトレンドが転換するのかどうか…非常に興味があるよ。
神主さん:世界の今までの流れが、逆流すると思っているの?
かたる:いや、今のところは思ってない。しかし伸びが減速され横這いはありえる選択肢かな?と考えているよ。つまり世界経済も踊り場現象の印象かね。中国の貿易黒字から為替の自由化問題など…市場経済が優位に立った「ゆり戻し」は当然あるからね。
時代や:どうも分かりにくいね。お前の解説は…一体、何が言いたいのか…。
かたる:相場は中間反落局面だと考えているよ。2003年4月の7607円から始まった金融相場が今年の5月に終焉した。実質的には1月かな? この中間反落がいつまで続くか分からないが、そう長くはないだろう。早ければ10月か11月頃には、業績相場に移行すると思うよ。そうそう会社四季報の付録に「四季報の見方」から銘柄を選別するノウハウが書かれていた小冊があったが、よく書かれているね。勉強しておくと良いね。
しかし、あの相場循環の物色対象は間違っていると思うね。今回の場合はそうだったけれど…成長株や小型株が活躍するのは業績相場の後半だよね。大型株の金融相場から始まって…何故なら金利が上がり、それを上回る成長を示す銘柄が買われるから、金利が上がってくる業績相場の後半に主役になるのが、小型資本の成長株の活躍時期だよ。今回はネット投資家が未熟な為に、値動きに翻弄され小型株に傾斜したネット相場と言う評価だからそうなったが…理屈は金利を上回る成長力だから、やはり、これから本当の旬を迎えるのだろう。
時代や:また講釈か…、そんなことはどうでも良いよ。上がる株さえ分かれば…、なんか、かたるの解説を聞いていると、弱気なのか? 強気なのか? サッパリ分からないよ。
かたる:基本的にはガンガンの強気だよ。ただみんなが求めている時間内に、相場は立ち上がらんよ。来年になるとアッと驚く会社のTOBが発表されると思うよ。だから日本株が安くなる道理がないよ。騙されて売っちゃ駄目だね。株は買い続ければ、いいだけの話だよ。どんな株でも下がる過程を買い続ければ、倒産しない限りまた上がってくるね。そうしたら、その時に株を売ればいいんだね。
トロ:誰もそんなことを聞いてないよ。目先の売り買いを、みんな問題にしているだけだね。
かたる:株で儲けることは辛いよね。精神的に非常に辛い事だよ。今回の追証の過程で多くの人は投げたと思うが、本当はじっと耐え、買い続けるのが儲かる秘訣。しかし手持ち資金の問題もある。だから現物投資はこう言う時に強いね。上げ相場には弱いが、下げ相場には強い。追証で切らなくてすむからね。現物なら待てばいいんだね。下げるのも楽しい。また買えるからね。
時代や:本当に下値を入れたのかな?
かたる:だから僕は2日が底だったと思うと、何度も言っているよ。例えば右の銘柄の動きもそうだね。この銘柄も2日の2180円が安値で、今日は2780円と既に600円も上がっている。これは強いほうだが、多くの銘柄は、これから、このような動きをするのだろう。
神主さん:確かに下値を切り上げている銘柄は多いね。
かたる:うん。明らかに底入れ症状を示しているね。問題はこれからの戻り方。どの水準まで駆け上がるか? まぁ、分からないことは考えても仕方ない。株価に不安を覚えたら、IRNETのトップページに行き、左に株式コードを打ち込んで、会社のIR情報をよく読んで、自分で考えてみればいい。かたる銘柄の多くは、素晴らしい伸びを示しているね。何れ非常事態は解除され、本来持っている会社の実力が、株価に表れるだろうね。さて、買ってみたいが…お客様の心理の雪解けはいつかな?
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株式会社「ケンミレ株式情報」さんのチャートへ投稿者 kataru : 2006年06月15日 19:53

