未来かたる・時代や・トロ・神主さんの

今日の市況

今日の市況(2006年)(2006年06月12日)

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かたる:NY市場では0.25%利上げを70%程度、織り込んでいるという。5月第5週の外人投資家は3096億円も買い越していたと言うが、寄り前の売買動向は売り越しが多かったのに…不思議な現象だね。日本人は情報操作に踊らされているように感じるのは、僕だけの感覚かな?

時代や:そんなことより、今日は高くてよかったね。なんでもSQの翌日が高いと、その月は高いのだという。この統計は100%なんだって…

トロ:どうかな? 安心していいのかどうか…

神主さん:外人投資家でも意見が割れているようで、小泉政権の後継がハッキリするまで様子見の所と、景気見通しが良いので押し目買いをする所と割れているようだね。

かたる:僕はどっちにしても戻すと思うよ。今のところ、7日の「今日の市況」に2001年8月からのチャートを掲げたけれど、あの推移を頭に描いているね。しかし意外に強く上がる可能性もあるように感じているよ。

時代や:どうして、そう思うの?

かたる:今はネット族による売買が主流で、熱しやすく冷めやすいし、長期間の投資を念頭においてないからね。多くの売買は短期の売り買いが主流だから…。昔は期日を気にしていたが、今のネット族は6ヶ月間の信用期日まで持っている人は、何人いるのかな? それに、今回の下げは、かなり急で信用整理を前倒しでさせられているからね。

時代や:つまり下がることは考えづらく、横這いか上昇かの選択と言うことなの?

かたる:基本的にはそう考えているよ。今日上がった石炭株なんて、どう考えても収益に直ぐに結び付かない材料だけれど、大きく買われているね。

神主さん:何が材料なの?

かたる:聞いたところによると、基本的には通産省が石炭の液化事業に積極的だということらしいね。さらに三井鉱山―3315は佐賀大学と共同でハイブリッド車向けの蓄電池の開発が材料らしい。まぁ、たいした事のない材料で、収益の先取りをせざるえないのは、苦しいと思うよ。相場が涸れているからストップ高をするのだろうね。最近の下げは明らかに下げすぎに感じていたから…

相場を売りすぎている所に、GDP統計値は増額された。1-3月期の改定値は前期比で0.8%増、年率3.1%と高い数字になっている。やはり実体経済がマズマズの推移を示しているから、下値を叩き辛いよ。それにSQ値が新しく決まり、裁定売りは出にくい環境だよ。今週発表される信用買い残も大幅に減るだろうし…

トロ:どうかね? 一番の懸念材料は、日本が持ち合い株の復権などを、考えることじゃないかな? この動きは安易な経営に繋がるからね。

何故、鉄鋼会社が高収益体制になったか? その原因は90年代にリストラクチャリングを盛んにやったからだろうね。そのおかげで一株利益が高まった。仮にあの不況がなければ、過剰人員体制は変わらず、市況が回復しても利益が上がらなかっただろうね。そうして利益のない企業への借金依存体質を、不良債権処理の名の下で断ち切ったから…経営者は利益を上げることの重要性を学んだよ。

神主さん:ところが…高収益になった途端に、甘えの構造が見え始めて来たわけだね。だから株価が先に下げてきた。

かたる:喉もと過ぎれば…か。残念な現象だね。効率的な市場を求めるには、緊張感が必要だからね。果たして「いざなぎ景気超え」などと浮かれている場合かな? だいたい変化率が低すぎるよね。逆を言えば景気回復の息が長いのかもしれないが…。その意味で今回の下げを歓迎する声が一部にはあるね。

トロ:誰がなんと言おうが、アメリカ景気の失速と中国の過熱からの挫折などのリスクが高いよ。アメリカが利上げを継続しても、今回はBRICsが資源価格を支えているから、インフレの芽はなかなか摘めないよ。故にアメリカはスタグフレーションに陥る可能性が濃厚だね。それに新任のバーナンキだし…

かたる:株式はそれを織り込んだから、下げたんじゃないの? みんなは誤解しているが、市場は常に6ヶ月程度、先を見て動いているよ。だから新聞での報道など、多くの場合は、材料が出たら、逆の方向に相場が動くケースが多いんだね。

時代や:そう願いたいね。既に悪材料を織り込んであり、追証とは縁のない世界へ行きたいよ。

かたる:さて、この株価位置から手持ち株を再構築しないと…やはり時間が掛かるかな? 株は嫌だね。折角、長年かけて積み上げた努力が、一瞬でゼロに逆戻りするんだから…本当はお金が無限にあれば、こんなに楽しいゲームはないよね。常に勝者だから…。しかしお金には限りがあるから…仕方ないか。

神主さん:ところで、このまま落ち着くの?

かたる:多少の揺り戻しはあるかも知れないが、基本的に6月2日が安値で、9日は2番底を模索した銘柄が多かったんじゃないのかな? 故に2日より9日が高い銘柄が、新値を取れる可能性があるのだろう。ある程度は真空地帯の戻りだが、維持率を高める作業は、必要だと思うよ。お金が絡む話しだから、相場観より安全を優先させるべきだろうね。じゃぁ、ね。

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投稿者 kataru : 2006年06月12日 16:51