今日の市況(2006年)(2006年03月07日)
かたる:先ず、お願いです。かたるの本でお世話になった、中経出版の編集者の方から、本の紹介の依頼がありました。かたるも読みました。部下を抱える会社の上司などが、是非、読んでみると参考になるかもしれませんね。興味があったら買ってあげてくださいね。「すごい仕掛け」は此方から…
株は不思議だね。何を言っても上がらない時は上がらないけれど、どんなに悪材料が出ていても上がりだしたらドンドン上がるし…ソフトバンク―9984のボーダフォン買収が事実だとして、1兆6000億円と言う数字が一人歩きしていたね。この根拠は設備投資に1兆円と試算してあり、1500万人の顧客の獲得費を4万円に見積もっており、2兆円と言う金額は高いと言う。
時代や:それで、かたるはどう思うの?
かたる:分からないね。ボーダフォンの財務内容も何も分からないから、コメントのしようがない。いい加減なことを書けないよ。
トロ:よく言うよ。いつもいい加減なことを書いている奴が…都合が悪くなると逃げるんだから…
かたる: ボーダフォンはこれから競争に晒される可能性があるし、ドコモ―9437やKDDI―9433や新興参入業者と戦って勝てるかどうか? この秋から番号ポータビリティ制度が開始されるから、既存の携帯電話会社は戦々恐々としているね。多額の追加投資をしても劣勢の見込みなんじゃないかな? 勝てるのはドコモか KDDIだろう。しかし過当競争がおき、収益が落ちる前提で、既に両者の株価は売られているね。
配当利回りが高いので、消極的投資の選択で、僕はドコモを買っているが、ボーダフォンが上場されていても三番手だから、売りの対象だろうね。既にドコモはお財布携帯などで大手銀行と提携しており、今後の戦略では、有利に事業展開をしているね。ところがボーダフォンが多額の追加投資をしても、携帯事業で収益を上げ続けられるか未知数だからね。しかし色んな不利はあるが、言われている数字なら、採算にあるのだろうね。きっと…。僕は孫さんを信じるよ。彼の今までの読みは適切だったからね。
時代や:しかし相場的には、昨日は弱気のコメントだったよね。
かたる:そうだね。もともと、ソフトバンクの株がこんなに高くなるとは思わなかった。このような通信事業は巨大な設備投資負担がかかり、時間が掛かる商売だからね。1年や2年で高収益に変貌は出来ないよ。夢はあるが…株としてはどうかな? それに昨年から、あれだけ大相場を演じたのだからね。3000円が1万5000円になったんだよね。実に、このクラスの株で5倍だからね。下がったと言っても、まだ、あの当時から3倍の水準にあるよ。ここで休まずに、更に上がれと言う要求の方に無理があるね。
感覚では、2兆円でボーダフォンが買収できるなら、お買い得のような気もするね。顧客獲得費を4万円にしているが、実際に始めれば、きっと、もっと掛かるよ。時間の問題もあるし、直ぐに15000万人のユーザーを抱えるんだから…。さらにネットと携帯の融合サービスは、大きな広がりが期待できそうだもの。だから株価的にみると横這い予想かな? ホルダーの人は投げる必要はないと思うけれど…。今の所は、まだ買いたいとは思わないが…
時代や:あれ?株には買うか売るか二通りの選択しかなくて、ホールドなどと言う選択はあるの?
かたる:あると思うね。業績予想が曖昧な株が沢山あるね。企業業績の経過を見たいと言うケースはかなりあるね。かたる銘柄の多くは派手な値動きを期待している銘柄だけれど、業績動向がはっきり見えない会社もあるからね。
神主さん:最近は、あまり双日―2768の話をしなくなったね。
かたる:そんな事はないよ。出来高も落ち株価も落ち着いており、何時でも発車オーライだけれど…仕掛けるグループが存在しないのかな? 僕らはコバンサメみたいなものだからね。相場のおこぼれで生きている。自分の力で相場は動かせないよ。でも発行済み株数の10%程度は何れ買ってみたいね。
もともと投資など、2年や3年単位でやるものだから…。双日はそろそろ3年ぐらいになるかな? そろそろ痺れが切れるね。まぁ、今年は何とかなるでしょう。ダイエー―8263だって、一度、上がったし…時間差はそうないと思うけれどね。
神主さん:しかし、かたるは辛抱強いね。普通は直ぐに上がらなければ諦めるよ。
かたる:そりゃ、狙った株が直ぐに2倍とか3倍になれば一番良いけれど、そんなケースは稀だからね。多くは期待通り上がらずに、下げたり、上げたり…。しかし、その方が、儲けが膨らむこともあるよ。株は上げたり下げたりするので儲けるわけで…その波動を上手く利用すればいい。ただ、あまり横這いの波動が長いと困るね。上げたり下げたりすれば良いのだけれど…
トロ:流石、証券マンの発想だね。手数料を取ろうと言う魂胆だな。
かたる:そう見る奴はそう見れば良いよ。僕はそんなつもりで売り買いはしていないよ。あくまでお客様の利益を考えているんだよ。僕はいつだって、最善の方法を選択しているつもりだよ。
時代や:そんな話より、まだ下がるのかね? それともそろそろ…?
かたる:株価を見れば分かるよ。既に追証の投売りも終わり、下値固めの動きになっている。何時でも発車オーライと、先ほど双日の解説で述べたよ。僕は、最近は下げた新興企業の銘柄を買っているね。個人投資家が投げた株は、かなり安い水準のものが多いね。
Vにしても高値から既に32%の下落だし、Cは業績不安を抱えているが、既に53%も下がっているね。双日も上げそうだけれど、双日の下落率は18%だからね。個人投資家はかなりやられているが、新日鉄―5401は新高値圏だし、みずほ―8411だって、三菱商事―8058も…いずれも大きく下がってなんかいないよ。
僕はこれまで何度も言っている。株は下がることが最大の買い材料で、どんな好材料でも株価が上がることは売り材料だとね。ほんらい、相場観とはそう言うものだね。
トロ:えらそうに言っているね。下手糞なくせに…。相変わらず強気の解説だね。日銀の会合は明日から開かれ、福井さんは解除するのだろうね。
かたる:僕は段階的な解除になると思うね。当面、10兆円ぐらいかな? 時間をかけながら徐々に減らしていくFRB型が望ましいだろうね。まぁ、どっちにしても心配はないよ。個人の仮需要によるかさ上げ相場がはげただけの話だよ。
工作機械の受注は22ヶ月連続で1000億円大台乗せだといい、これはバブル期と並ぶ記録なんだって…3月も期末で新記録は間違いないとか…。実体経済はいい感じなんだから…今回の調整は、単なる乖離調整なんだよ。だから下げたら買って置けば、良いわけだね。頑張ろうね。ここは強気で対処。
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株式会社「ケンミレ株式情報」さんのチャートへ投稿者 kataru : 2006年03月07日 17:58

