今日の市況(2006年)(2006年02月24日)
かたる:米国は小反落、利上げは続く公算だけれど、既に10年債と30年債の利回りは逆転しており、金利高は収束へ向かっている様子ですね。原油価格やCRBなどの指数は下値抵抗ライン上に位置しているね。流動性が失われている表れなのか? 今後は3月にも解除観測が伝わる日銀の姿勢が注目されるね。
時代や:どうして、いつも金利や商品などの価格を気にしているの?
かたる:世界の中央銀行は金利を引き上げており、流動性が失われ始めているんだね。つまりFRBの姿勢は、ワールドマネーの縮小を意味しているよ。キャリー・トレードと言う手法で、日本から低金利でお金を仕入れて、そのお金が商品や株などに供給されている。需要と供給の原則は生きているから、いずれ、その価格は下がる可能性があるんだね。
時代や:しかし中国やインドなど、これから栄える国は資源が必要だよね。だから資源価格などは、更に上がるんじゃないの?
かたる:そうだけれど、経済を支える元であるお金の供給が絞られれば、中国もインドも経済活動は制約されるよ。日本でも、速水と言う馬鹿総裁が、ゼロ金利政策を途中でやめたよね。経済が痛んでいるのに…自分達は官僚社会主義派だから、世間の風が身に沁みてないんだね。学者や官僚は生活苦と言う経験がないもの。理論を優先させるよ。
福井さん も量的緩和解除を急ぐべきではないよね。何故なら、未だに大手銀行は借金をしているんだよ。確かに銀行以外の企業はかなり回復しているよ。中には過去最高利益を更新するところも相次いでいるが…。ダイエー―8263は未だにボーナスカットだし、双日―2768の優先株問題も片付いていないよね。
トロ:最後尾を行く奴に、政策スタンスを合わせていたら大変な事態になるよ。ここは直ぐにでも量的緩和を解除すべきだね。
かたる:ふん、お前みたいな官僚社会主義派のようなサラリーマンには、零細な個人事業主の気持ちは分からないよ。確かに、僕の収入も回復し昨年は1億円を超えたよ。おかげで税金は大変な金額を払うんだね。まだ確定していないが、この3月と言うか4月には1300万を納め、6月の住民税は260万を4回、560万の予定納税が2回だから、毎月引かれる税金のほかに、今年は3460万ほど税金を払わなくてはいけないよ。
確かに、収入は多いが預金はゼロに近いね。株式は少しあるぐらい。先月、ようやく長年の借金が終ったばかりだよ。まだ自分のお袋の借金はそのままだよ。きっと、今の時代の流れは、そんな感じなんだろうね。大手銀行も収入は多いが未だに借金返済だから、僕の家計と似通っているね。
トロ:そうなのか…いつも豪遊しているから、もう少し預金があると思ったのに…
かたる:100万円、定期預金があるよ。4月の税金を払えるぐらい今月の給料で入るはずだね。だからユトリはあまりないね。世の中上手く出来ているよ。この相場が、あと3年ほど続けば、僕は家も持てるだろうし、多少の預金も出来るだろう。それでも事務次官みたいにはなれないよ。
僕の家計の話より、重要な事は金利を低くして経済成長を高めれば、財政赤字が縮小するんだね。そうなれば、消費税の引き上げなど必要ないという試算もあるとか…分かるかな?つまり、ベンチャー企業を起こし、一所懸命に努力をすれば、報われる市場経済に変身できるんだね。しかし官僚社会主義の連中は、自分達の優位性を保つ為に、金利を上げ税金を上げて、成長率を落とそうとしているんだね。
時代や:どういう事なの? 折角の上げムードを、壊そうというの?
かたる:うん、幸せ感とは他人との比較なのだろうね。1989年のバブル時代、銀座のクラブは証券マンや土地成金に買い占められたんだね。その為に、官僚たちは惨めな気持ちで新橋の焼き鳥屋に行った。政策官僚はおもったと思うよ。俺らが一所懸命に働いているのに、何故、焼き鳥屋なの? 濡れ手に泡にように努力をせずに、土地を転がし豪遊する連中を横目で見ながら…今に見ていろと…
それが土地に対する総量規制に繋がったんだね。地価を支えるお金の供給を閉めてしまった。さぁ、大変。土地を買う人がいなくなった。だって、現金など持ってないからね。土地を買うときは、必ず、銀行の融資を受けるからね。その出口を規制で閉めてしまったから、地価は暴落し、経済は逆回転したんだね。バブル崩壊は政策責任だよ。
日銀の量的緩和は、確かに異常事態の処置で、長く放置すべき問題ではないが、15年間に及ぶ官僚社会主義政策のツケ、つまり自分達の政策ミスを、銀行に押し付けたんだね。それが優先株だよね。いい加減な連中だよ。僕は彼らの政策にために死ぬ寸前だった。僕らの仲間は、事実、自殺をして清算をしたんだね。
僕はせめて大手銀行が借金を返すまで、現状維持すべきだと考えるし、なるべく金利を低くして、失った経済成長を取り戻すべきだと考えるね。そうすれば税収は増え、僕のように今まで還付を受けていた人間が、何千万も税金を納めるようになるからね。分かるかな? 経済政策と言うには、非常に重要な意味を持つんだね。やり方によっては税金を上げないで、財政を健全化できるんだよ。しかし官僚社会主義の連中にとって、面白くはない。
神主さん:面白い話だね。株の話しより…きっと、読者の多くは知らないだろうね。政策が変わると時代が変わることを…
かたる:うん。考えれば分かるんだけれど、みんな、テレビに洗脳されているからね。限られた報道により、与えられた報道により誘導されている事実に、気付かない奴が、たくさんいるよ。証券取引の10%課税は継続させるべきだよね。打ち切りなど言わずに…。もっと、株式投資の本当の意味を知れば、日本は世界に羽ばたけるよ。失った15年の責任を問うべきだと思うけれど、誰もマスコミは言わないね。自分達も同じ仲間だから…
村論理の限られた中で生きれる時代は既に終ったね。このバブル崩壊はそう言う意味なんだね。僕が今回の出来事を明治維新と並んで書いているのも、そう言う歴史だということなんだね。株式相場は14ヶ月連続陽線に向かって、今日は久々に続伸だね。あと2日か…500円の壁は厚いかな? 頑張れ!市場経済。
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株式会社「ケンミレ株式情報」さんのチャートへ投稿者 kataru : 2006年02月24日 20:45

