未来かたるが語る

今日の市況(2009年)

今日の市況(2010年)(2010年09月28日)

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幾つかの懸念材料がありますが、反面、幾つかの好材料もあり、踊り場と言う混沌とした状態なのでしょう。まずは米国の住宅価格下落は一服していましたが、ノンリコースローンですから査定の甘いローンを抱えた銀行の倒産は続いています。現在7932行から5000ほどまで減るのでは…との観測があります。反面、三菱UFJ系の米国ユニオンバンカルが勢力を拡大させています。一方、野村は人材の流失は続いているようですね。折角、リーマンを買っても「もぬけの殻」では…。出来る証券マンはプライドが高いから日本人の下で働く事に抵抗を感じる人もいるのでしょう。三菱UFJは20%をモルガンスタンレーに出資しただけで成果も今一ですが、野心を持たないのが幸いしているかも知れません。

一方、金融危機の余波を受けたドバイでは債務危機以来の起債を実施するそうです。時間が解決するものですね。約1年ぶりの復活になるそうです。欧州の金融危機の余波を指摘する声もありますが、ポジティブに構えたほうが良いのでしょう。決して良い状態とは言いませんが、日経新聞の一面のようなネガティブな発想で記事を書くべきではありませんね。武富士は更生法を申請したようです。基本的に決まったわけじゃなかったのでしょうが、背中を押した観測記事が引き金になり倒産したのでしょう。真相は分かりませんが債権者とのやりとりで武富士を追い込んだ記事を書いたのでしょう。考えたくもないですが大口の広告と引き替えかもしれません。単なる推測ですがないとは言えません。むかし大御所さんが、僕によく話していました。「中外物価新報などゆすり、たかりの常習犯だ。」と言っていましたね。今の時代ですから、そんな事はないでしょうが…メディアを利用するのは役人の18番です。つい先日、過払い請求額が峠を越したとの…レポートが流れたばかりなのに光と影の狭間なのでしょう。前亀井金融相の失政が生んだ悲劇が続きます。大塚さんは緩和策を提言していたようですが、亀井大臣の反対で緩和策が消えたのですね。

良くなると規制が強化され、悪くなると軽減されるのが政策の匙加減だと思いますが、どうもバブル崩壊以降、一方通行の政策が目立ちます。前原さんは尖閣湾諸島問題で強硬論を貫いているようです。朝日には詳しく報道されていました。日本の国は表面上の問題ばかりで奥がないですね。僕だって悔しいけれど…それならば、戦争の覚悟があって臨んだのでしょうか? 自衛隊じゃ…1週間も持たないでしょう。日米同盟など、絵に描いた餅の可能性もありますね。前原さんに果たして米国のパイプがあるのかどうか…。民主党のクリントンが了解しても、米国の世論を誘導できるでしょうか? 共和党とのパイプや少なくとも3つや4つのラインがないと事を起こせませんね。

中国側の主張も…此方です。

どうも日米の普天間基地移転もそうですが、原点を考えないですね。徴兵制度を含めた根回しをすべきですね。デフレ状態が長くなり国民に不満が溜まっています。メディアは認識しているのでしょうか? 戦前、朝日新聞は戦争を煽った記事を掲載していました。だから世論が流れ、無謀な戦争に発展したのです。そろそろ憲法の改正を含め、普通の自立した国になるべきですね。首相を国民投票で選べば、今回のような力の駆け引きもなくなるでしょう。若いなぁ~。小沢さんが習近平さんと天皇陛下の謁見をセットした意味が理解できるのでしょうか? 丹羽大使には荷が重いのでしょうか? 今回のドタバタを見る限り、中国側のメッセージが上手く上部組織に伝わってないように感じます。それともまた役人の妨害でしょうか?

どうも役人は保身ばかり考えているようで、本当に日本国の未来を考えているのでしょうか? 呆れますね。地検の対応は…。日本を代表する優秀な組織の筈なのに…。メディアの報道の仕方は底が浅い報道ばかりで…。もう少し掘り下げる必要を感じます。視聴率を争うように面白おかしく報道する問題とは、次元が違う話でしょう。考えてみれば、久米宏やみのもんた辺りのキャスターが人気取りをするから、世の中が悪くなっているのかもしれません。何度も言いますが、新聞や雑誌、テレビは極端な書き方をしますね。よく台風の被害とか…報道しますね。あれはもっともひどい場面を作為的に報道して流すのです。報道番組はドラマの感動とは違う次元の筈です。

本当に日経新聞の清貧思想には呆れます。取材陣をタイやインドネシアに派遣し前向きな特集を組むべきですね。大田区の競争力のない寂れた町工場を取り上げるのが取材なのでしょうか? 成長と言う、あの躍動感を日本に広める必要があるのです。今日のファナックを見てください。IRNETでも何度か取り上げているでしょうが…、NC装置が足りなくて工作機械が作れないと言う報道は7月頃でしたかね? ファナックに限りませんが、やはり外人投資家は日本株を買っているようですね。個人投資家が日本株を売っているのですね。あまり清貧思想を煽ると、皆、安値で株を拾われて、また高値で購入する事になりますね。再び日本国債は1%を大きく割り込んでいますね。日経の報道姿勢は罪のような気がします。ペンの悪か…。

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投稿者 kataru : 2010年09月28日 19:30