今日の市況(2010年)(2010年08月19日)
今日は産経新聞の勇み足が?市場の話題だったようです。
なんでも産経新聞には臨時の日銀政策会議が開催されて緊急金融緩和政策が発表されるとの内容だったようです。しかし開かれたのかな? たぶん開かれていないと思います。市場経済は面白く、この期待に政策当局は応えないと駄目ですね。市場に要望があると言う事でしょう。一方、米国は日本型の金融緩和は採らないと言われています。世界の各国では日本の失敗が貴重な教訓になっているようです。金融商品取引法、個人情報保護法案、建築基準改正法など…兎に角、悪いことをする奴らの為に過度の規制が生まれました。振り込み詐欺など…悪いのですが、自立した生活を送る人間なら普通は騙されません。日本人の他人任せな性格によるものでしょう。善意を信じそれを前提として行動しますからね。嫌な世の中になってきましたね。他人を疑うなんて…。
長い間、ネットを続けると迷惑メールが山のように毎日届きます。100通を越えているでしょう。本当に…他人を騙す為にこんな事をやる連中がたくさん居ますね。どれがまともなのか…判断が難しいものもかなりあります。と言うわけでメールの返事は書いていません。昔は必ず返信メールをしていましたが…と言ってもはずれ続けるかたる君の相場観に呆れて、最近は応援メールもなくなりましたね。株が底入れする時と同じだと良いのですが…。人間と言うのは不思議なもので…心の感情と言うのは時間には勝てないものです。時間的な整理が続くと全てのメディアが弱気な発言ですからね。日経新聞などひどいものです。着想が弱気ばかり注目していますね。だから米国債を買ったりしているのでしょう。
日本人ぐらいのものでしょう。米国民は自立しています。中国は旺盛な野心を持っています。…にも拘らず、日本のメディアは米国の二番底が決定したように報道し、中国も不動産バブルの文字が躍ります。しかし…現実は違うんじゃないかな? 確かに先進国だけをウォッチしていると弱気な見方が主流になります。今回もアナリストの予想より遥かに現実の企業収益は上がっていますが、利益水準より売上高を注目しているから株価が歴史的な安さに位置しているとフィナンシャル・タイムズ紙は報じていました。
かたる君は前にアジアの人口とGDPの推移を考えたことがあります。結果、微妙だけれど…先進国の落ち込みをアジア圏の躍進が埋め二番底は訪れないという見方をしています。ドイツの経済が強いのは中国への車依存の為ですね。ここに来てインドネシアも絶好調でダイハツは儲かりすぎてインドネシア当局と税制面で揉めています。今日はインドのタタ・モーターズは増資をするそうですね。忙しいのでしょう。通常は国際石油帝石のように必要もない資金を調達しませんね。それも3年も先の資金ですよ。この感覚は呆れてものが言えません。こんな企業は市場から抹殺すべきでしょう。TOBされれば良いのです。株主を馬鹿にしていますね。
まぁ、そんなことより今日の市場は、日銀への期待感が背景にありおそらく株が上がったと解説されているでしょうが、違う感じがします。明らかに実弾買いが入っていますね。上海総合株価指数は2700ポイント台に、一時、乗りましたね。日経新聞の不動産バブル?の記事が正しいなら、株価が戻り高値を更新しませんね。ね、日経さん。北京で18日に開催された「中国の輸入奨励政策解読シンポジウム」で、商務部は輸入奨励政策の策定を急いでおり、関連政策が近く発表されることが明らかになったそうですね。この意味は実に大きいですね。日本株が爆発的に上昇する切っ掛けになるかも…。

なんて…株屋はいつも先高感を描いてセールスをしています。久しぶりに買った株が翌日にストップ高しました。通常なら売る場面ですが、かたる君は追撃買いを実行しています。ただしまだ確信はないから、当然、僅かな株数の現物買いだけですが…。でも昨日の三菱UFJの買い気配と今日の個別株のストップ高は…何やら昨日の予想が実現するのかもしれません。日本半導体製造装置協会発表のBBレシオも1.53と僅かですが0.13増加しました。昨日の米アイサプライ社のレポートを裏付ける発表数字ですね。そろそろ二番底なんて…嘘の記事を書かないほうが良いんじゃないのかな?自動車部品株に大相場の芽を感じてきました。過去最高利益を更新し、過去最高値を更新する芽が出てきたのです。

投稿者 kataru : 2010年08月19日 16:56