未来かたるが語る

今日の市況(2009年)

今日の市況(2009年)(2009年10月06日)

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NY市場は9月のISM非製造業指数が50.9となり、ほぼ1年ぶりに景況感の境目の50を越えました。これを受けてNY株価は上昇しました。加えてGSがレポートで有形資産が増え、2009年の4-6月期の収益率は2007年比で39%も増加しているのに、株価は36%下げていると指摘して大手銀行株のレーティングを引き上げたと言います。そうなのです。総資産に対する収益力の話しをしているのでしょう。前にかたる君は銀行の収益は、総資産に比例すると述べましたね。覚えていますかね? 通常は資産と収益のバランスが取られるべきですね。邦銀も資産に見合った効率営業の路線を歩まなくてはなりません。既に、これまでの利鞘による銀行業務での収益拡大を望むのは、少子高齢化を迎え無理な時代なのです。果たして、どの銀行が効率化に一番乗りなのか?

実は野村證券は、ある決断をしました。この意味で株価は注目されます。
しかしファイナンス期間中であるので、コメントは差し控えます。払込日の13日にかたる君の意見を述べる予定です。それにしても、何故、日経新聞は値決めが予想される5日に、あのような報道をするのでしょう? 

私が野村證券・日経新聞・東京テレビの繋がりを指摘し、既得権力者の集まりとして、時に批判するのは、あのような記事を平気で書くからです。金融庁は記者に厳重注意をすべきでしょうね。更にファイナンスを利用して、投機的な動きをする株価操作も取り締まるべきだし…。このようなファイナンス期間中のコメントも…、どうかと思います。やはり市場はフェアであるべきでしょう。その野村證券は一番人気で、それも飛びぬけての…出来高でした。

注目されるのは日経ヴェリタスの今週号で、さも10月は危ない月だと言う過去のデータを紹介していたので、市場は暗くなっています。何処が底かわかりませんが、過去のデータ上では、既に株価水準は安値圏に位置しているのでしょう。3月に日経平均株価は下値を叩きましたが、その時の騰落レシオは72でしたが、今回は63ですね。勿論、過去には50台の数字が並んでいましたが、しかし50台の数字は、そう頻繁にでる訳じゃありません。昨年のリーマン危機の時に54があり、その前は昨年のサブプライム問題の1月に52があります。確かに日経ヴェリタスが報道したように、ここから最後の下げを演じる可能性もある場面ですが…そんなに暗いかな? 

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まぁ、どっちにしても、あと僅か…、あるいは既に底を打っているのでしょう。株価はそんな位置でしょう。非常に際どい場面だと言う株価位置ですね。野村證券のファイナンスの意義が、まともなものであれば良いのですが…。このところ、ずっと継続して銀行株を買っているかたる君です。理由は経済の要であり銀行株が下がり、他の株が上がることは常識的に考えられないからですね。しかし…そう思っていましたが昨年の11月からの上昇はハイテクなどの輸出企業だけが中心でした。かたる君の読み間違えですね。

さて、そろそろ7-9月期の決算発表のピークを来週から迎えます。生産が戻っているので増益なのでしょう。ダラス地区の連銀のフィッシャー総裁は景気の二番底を想定してないと述べていました。このまま上昇局面に入るかどうか…まもなく判明しますね。余裕のない人は無理をする必要はありませんがターニングポイントを迎えている可能性も高い時期です。さぁ、年末年始高へ…不安が一掃され、新しい夢を感じられる相場に向かうのでしょう。…と、いつもの様に楽天的なかたる君の上昇理論です。これが常勝理論に変わればいいけれど…。

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投稿者 kataru : 2009年10月06日 17:36