今日の市況(2008年)(2008年11月06日)
あらあら…当たり前ですが流動性の乏しい市場は乱高下を繰り返しています。確かに時代が読み辛いのです。オバマ大統領は47歳なので新時代の年代に位置するのでしょう。アメリカは日本ほどネット環境が整備されていないといいますが、ネットを通しての献金はすごいものだったと報道されています。私は53歳ですから…彼はネット世代の上限に位置しています。つまりグローバル世代1世ですね。ケニアにインドネシアと国際色が豊かです。黒人で大統領になるのですから、きっと頭はいいのでしょう。一部で保護主義懸念がありますが、ブレーンの意見をちゃんと聞くでしょうから大丈夫だと思います。早急な課題は金融問題と自動車業界への対応でしょう。この辺の働きを見れば、だいたい市場は彼の評価を決めるでしょうね。
意外に話題にならないのがお膝元の麻生総理の話です。マスメディアの対応は鈍く影の薄い存在ですが、今までのところ私の評価は歴代に比べて…かなり良いですね。このあとの対応が重要です。株価を1万円台に戻し総選挙なら勝てる可能性があります。相場はセオリーどおり戻りの一服になっていますが、中身は仕手傾向が強く…。信用買い残も少なくなりましたね。私のような人間は、かなり居なくなりましたね。まぁ、これだけやられれば元金がなくなるのが当然ですから…仕方ない傾向でしょう。ITバブルショックより、おまけの部分がきつく想定外の下げ相場でした。やはりリーマンが余計でした。来春に立て直しが出来なければブッシュとポールソンは歴史に汚点を残します。まぁ、今でも同じようなものでしょうが…。
エルピーダの話しが日経新聞に載っていましたね。アライアンス・バーンスタインが株式を9.31%集めたと…当たり前ですね。僕は詳しく計算したことがないけれど、最新のDRAM工場を作るより安く手に入る可能性があるのですから…どこかに売れるチャンスがあるかもしれない。狙いは分かりませんが…株の話しより興味を持ったのは、この時期に大量の株を買う力があるファンドが存在する事実です。お金さえあれば面白い相場が作れます。
同じように信用不安で叩かれたソフトバンクの動きには恐れ入りました。誰がやっているのか…しかし資金量は乏しいのでしょう。月刊選択に関連記事がありましたね。CDSの価格を持ち出しコベナンツ(特約条項)に抵触し銀行が融資を引き上げるという噂を流したのはNTT連合の総務省幹部だという憶測記事です。考えすぎじゃないか?とも思うのですが…有り得るかもしれません。お薦めする…鳴沢了シリーズ(シリーズ一作目は雪虫です。)「久遠」(堂場瞬一)を読むと…十日会などの存在は、役人の世界にはあるかもしれませんね。民間企業でも常務派だとか…専務派などと言う言葉がありますから…。
今日はこんな感じからスタートです。
(詳しく読みたい方は、ビスタニュースで無料にて全文が読めますが、登録の手続きが必要です。注意書きをお読みになり自己責任の確認が必要になります。下の所をクリックすると登録画面に飛べます。)




投稿者 kataru : 2008年11月06日 17:37