今日の市況(2008年)(2008年10月24日)
昨日はCDSの事に触れました。
今日の日経新聞によればCDS市場に規制が入るそうです。やはり…。正式な取引規制や組織化された取引所もないままに膨張してきたCDS市場はリーマンの破綻で、その規模がおおよそ把握できたのでしょう。この規制は正常化への道を歩み始めているのでしょう。サブプライム問題は片付き、CDS市場が管理下に置かれる。投資銀行業務が見直されている動きですね。円・ドル・キャリーの解消が始まっており為替が円高に振れています。ドルは買われています。金融デリバティブの縮小が、至る所で一斉に始まっているのですね。人口30万のアイスランドだけでなく、ハンガリー、パキスタン…と、リーマンと言うパンドラの箱を開けたから、行き着く所まで行かないと…と言う説があります。
でも考えようによっては、一つずつ片付いています。投資銀行業務が本当に駄目なのでしょうか? 金融デリバティブは世界経済にプラスにならないのでしょうか? 世界中で起こっている金融危機は、その意味を問われているのでしょう。既に3ヶ月ものドルLIBORは3.535%まで下がってきます。つまり大手銀行は公的資金投入で救われ、弱小のヘッジファンドなどが淘汰されている動きが続いているのでしょう。CDSの規制は問題解決の表れなのでしょう。国内では緊急保証制度が31日からスタートします。8000万円まで無担保保証、10年間の使途目的を問わない融資だといわれ中小企業にお金が回り始めます。この効果は大きいですね。今日はこんな話からスタートします。
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投稿者 kataru : 2008年10月24日 18:07