今日の市況(2008年)(2008年09月12日)
日本のGDP、四半期の2次速報が発表されました。
サブプライムローンの震源地の米国のGDPはプラスなのに、何故、日本はマイナスなのでしょうか? 外需のマイナスは13四半期ぶりだそうです。3年と3ヶ月と言うことですね。米国ではリーマンがバンカメに買収されると言う話しが出ているようです。昨日掲げたメリルは19.43となり新安値を更新していますね。リーマンに続き米国の金融動向は依然注目されますね。

昨日、月足チャートを示しましたBRICs関連の代表株コマツは信用買い残が重く株価が下げている割に鈍い動きのようです。市況ものの海運株も新安値を更新しています。ドライバルクで利益を上げる商船三井はこの分では利益が急減するでしょう。ただここから更に大きく崩れるかどうか…意見が分かれるところでしょう。


東芝の月足6ヶ月乖離率が31%を超え始めています。半導体部門が赤字なのです。この市況の行方が一つの焦点になりますが、もう一つは年金資金の積み立て不足問題があります。株式が値下がりし東芝は多額の積み立てを迫られています。株が下がるといろんな面でマイナスなのですが、嘗ての日銀総裁の三重野さんは、株が下がろうが、土地が下がろうが景気に関係ないと戯けたことを述べたことがあります。そういえば昨日だったかな?澄田元日銀総裁が亡くなられました。円高局面の時に低金利政策を継続させバブルを発生した張本人です。彼は長らくユニセフの会長をされておられました。事務次官、輸出銀行、日銀、ユニセフか…

自民党総裁選挙が賑やかになってきましたね。私は中川氏の考え方に近いのでしょう。
だから小池百合子派と言う事になりますね。今日は小泉元総理大臣も応援するとか…。この報道の影に隠れていますが、民主党の小沢氏は官僚脱却論を述べています。実現できるのか怪しいものですが、一度ぐらい賭けてみたい気がします。日本の仕組みを根底から考える時期に来ているようで、外需に頼る加工貿易体制は古い考え方のようにも感じます。
今日の相場は意外に強い印象を持ちました。狙っている通りの相場展開が始まったように感じるのです。分からない部分がまだ多くありますが、とりあえず3連休を控え高くなりホッとしています。
さてまだ「今日の市況」を読むための登録が出来てない人は、この3連休中にやって下さい。そろそろ登録人数も減り始め、ビスタニュースだけで書き始めて大丈夫かな? 今回、未来かたる君は大きな相場の読み間違いをして、多大な損失を被っているわけです。他人の意見を鵜呑みにしない、基本的に自己責任が守れる方だけが読んでいただきたいのです。注意書きを、よく読まれて参加してくださいね。今日は遅くなり簡単にしました。

投稿者 kataru : 2008年09月12日 21:50