今日の市況(2008年)(2008年08月20日)
今日はごめんなさい。少し酔っています。
米国の住宅着工件数が少なく住宅環境は大きな改善を見せていませんね。もう一つは上海総合指数の反発ですね。経済対策の噂で急騰したようです。しかし株式市場は何度もこのような確認作業をするものです。相場のことはどうでも良いのですね。今日は株屋の心が伝わればと思います。
今日は先輩の送別会でした。
多くの仲間が、何故、この業界を去るのでしょう。寂しい話しです。市場主義が芽生えていれば僕らの仲間は増え続ける筈で市場は活況になり出来高も売買代金も膨らむのです。ところがGSユアサの仕手材料株しか活躍しない市場を見ると、何故か悲しいものを感じます。
良心的な株屋は、お客様の利益を考え行動し、緩やかに下げ続ける政策の結果を見てジレンマから市場を去ります。優秀な連中ほど現実とのハザマに質され、現実に失望し市場から去ります。やがてクズばかりが残るようになりますね。理想を胸に行動できることが、経済的な価値観より優先することは明らかです。
お金など、どうでも良いのです。自分が生きている証が欲しいのでしょう。所が現実は…頑張ろうとすればするほど挫折を味合うばかりです。1度や2度の挫折なんて大きな壁ではありません。一番きついのは回数ではなく時間なのですね。通常2年ぐらいなら気持ちを保てる人は居ますが、3年になるとかなり少なくなります。僕らの場合は1989年から実質的に苦境的な環境を背負って生きています。
僕が証券界に入ったのが1979年ですね。第二次オイルショックの時です。社長が長引く低迷に苛立ちを表している姿が記憶にあります。株で儲ける為には、やはり精神力なのでしょうね。一時的な痛みには耐えられるものです。しかし…時間が絡むと大変ですね。昔、弁護士の先生が、トラブルがあると、必ず、時間を間に挟むのです。不思議なもので時間はどんな心の感情も優しく見守ってくれます。
僕は日本が好きです。だから皆が幸せな社会を構築したいと願っています。最近の傾向を見ると利害関係の少ないは配分争いをしているようにしか思えませんね。配分より稼ぐほうに力点を置き、夢のある社会を構築しないとなりません。株屋がどんどん栄えれば、市場もどんどん活性化するのでしょう。今日は参考にならずにごめんなさい。明日は書けるかな?

投稿者 kataru : 2008年08月20日 20:48