今日の市況(2007年)(2007年08月07日)
かたる:今日も遅くなりましたので、簡単に終ります。NY市場は戻りましたが、日本株は体たらくの様相です。理由はビスタニュースの読みどおりでしょうかね?しかし違っているのは新興株式の弱さです。新安値の銘柄も多いですね。理由は期日圧迫でしょう。最近のネット証券の影響からか、信用取引の割合が多いらしく、期日圧迫がきついのでしょう。
BRICs銘柄の低迷は流れの変化への不安ですね。想像するに幾つかのファンドが手仕舞いに動いているのでしょう。しかしこの動きは一過性だと推測しています。故に落ち着きを取り戻しますが、あくまでも自律反発なのでしょうね。きっと…11月が本番だと考えています。つまり流れが変るのでしょう。昨年の5月からの下げで6月に大きく流れが変ったように、今回も流れが変るのではないか?と推測しています。理由はビスタニュースで書いてあります。
所詮、日本の機関投資家は金魚の糞と同じレベルです。いくらお金があっても日本では本物のファンドマネージャーが居ないから、自分の相場観でファンドを運用するという発想がないし、仕組みが違いますね。日本興業銀行が投資銀行を目指していますが、駄目ですよね。組織、所謂、村論理を根底に仕組みが動いている以上、変化には時間が掛かります。団塊の世代が退職し、権限の移譲が若い世代に移り変わらないと、日本の投資レベルはなかなか意識変化がないのでしょう。競争原理を拒む国の仕組みですからね。
8月を越えれば新しい流れが明確に見えるでしょう。しかし強くはないでしょうね。理由は流動性の欠如です。故にFRBの動向や日銀、ECBが注目されます。しかしどう考えてもおかしいのです。日経新聞に中国の物価高のことが報じられていましたが、あの記事は重要です。一人あたりのGDPが2000ドルの国が、何故、このような資源高に対応できるのか? 僕は詳しく調べていませんがおそらく、物価統制がされているのでしょうね。
おそらくそれも限界に近いのでしょう。この意味は分かりますよね。今日は少し売られていますが、目先はそんなに心配ないと思います。強気に対処が正解でしょうが…多くの銘柄は戻り売り…銘柄は絞られるでしょう。良い銘柄はそうあるものではありません。今日はこの辺で…おやすみなさい。簡単でゴメンね。

投稿者 kataru : 2007年08月07日 21:55