今日の市況(2007年)(2007年07月31日)
かたる:今日は遅いので簡単に終わります。アメリカ株の急落からリスク回避の動きが拡大している様子です。今度はアメリカンホームがリートの減損償却をするといいます。明日、詳しく話せるかな? 基本的に来月の23日かな? 日銀政策会議まで相場は落ち着きどっちにしても大きな上げはなく、この動向が今後の最大の注目点になります。相場を見る場合、そう悲観することもないし、楽観することもできません。
要するに、時間が経たないと判断が出来ないのですね。NY市場の下げはある意味で当たり前です。あれだけ上げたのだから調整が入るのが当然なのですね。しかし日本株は総じて出遅れており、決算数字も良いのでそう大きな下げはないと思って良いと思います。為替が円高に振れており、この動きも少しは落ち着くでしょうが、どの水準で落ち着くか?
私はこの程度で落ち着く可能性が高いと思いますが、日銀の政策会議後の動向が注目されるのですね。今度は原油価格の動向などがどうなるか? 秋に下がる可能性が高いといわれていますがどうなるか? 昨日のCDX指数のグラフを見ても分かるように、格付けの低い債券は売られていますね。まぁ、この動きも今までが異常だったのでしょうが…修正の動きになっています。この意味は大きいのですね。ビスタニュースに関連記事を掲載しました。
BRICs関連の銘柄は好業績ですが、既に株価は大きく上がっていますから、余程のサプライズがなければ株は上がりません。株価に好業績が織り込まれているのですね。この材料出尽しとか…織り込み済みと言う表現は株価の位置によります。株価の位置が低い時に好業績が出れば上がるものです。逆にどんな良い決算でも株価が上がっていれば、そこが一旦売り場になり利食いのタイミングになりますね。
私はBRICs関連の銘柄が更なる高値を追う可能性があるとすれば、商社かな? 総じてPERは市況関連の中でも低いほうですからね。ただ難しいのです。世界の流動性が細っているし、日本の金利も上昇傾向にあります。所謂、向かい風と言う表現かな? 逆風と言う表現まで強くないが、環境は悪化の方向性にあります。しかし好業績を充分に評価したかと言うと…分からないのです。
なにしろ、アルキャンなどのPERの水準が19倍まで買うのですからね。15倍程度は容認されるかも知れません。そうすると、まだ商社は上値がありますね。その程度なのです。現在の所は…だから私はあまり面白くないから商社を見切って、別の路線を考えたのですが…現在までは僕の読み負けです。逆の方向に行きましたからね。果たして雲の上に顔を出した株価はどうなるのか? 株で儲けるには、大相場に乗ることなのです。細かい動きはどうでも良い。乗るは大相場のみ IRNETのSNSに、先日、書いています。誰でも無料で参加できますから…TOPページから飛んでください。


投稿者 kataru : 2007年07月31日 22:26