今日の市況(2005年)(2005年10月05日)
かたる:アメリカでは地区連銀の総裁発言に揺れている。今のところインフレ警戒感が強く利上げ継続の見込み。カードの最低返済率が引き上げられ、消費が落ちるという見方もあるようだね。最近、カード破産が増えているという見方もある。9月の自動車販売は、日本車が好調だったけれど、アメリカ車は駄目だったらしい。原油は弱含み。
一方、国内では急騰した鉄鋼株などの居所を、確かめる動きに入った感じだね。これだけ上げたので調整は仕方ないが、この居所探しに、どれくらいの時間が掛かるか…流石、ネット・トレイダーは、その辺の雰囲気を察し、利食い急ぎの動きが終日続いていた。
トロ:ハイテクではシャープ―6753が新高値を更新していたね。
時代や:でもやはり、かたるの見通しのように、ハイテクに勢いは感じられないね。代わって、阪神電車―9043が乱高下し、東京では京成電鉄―9009が賑わっていたよ。
神主さん:米国産の牛肉輸入解禁に向け、吉野家―9861をはじめ、スターゼン―8043などの食品株も物色されていたね。相変わらず物色意欲は旺盛だね。
かたる:さて、阪神電車やハイテクに物色動向が向き、今日は食品? このように、あっちこっちに飛ぶ動きは調整を予感させる走りに感じられるね。今度は損をする番かな?
時代や:しかし、かたるは、今日、かなり買っていたんじゃないの?
かたる:お前は他人の手口をよく見ているね。僕は必ず下げたら買っているよ。基本的に自分の当たらない相場観を排除するようになって儲かるようになったからね。金利水準が1.5%台に乗り、今日は下げて1.505%だが、僕はこのまま上がり続けると思うね。来春には2%程度が目安になるんじゃないのかな? 日銀株―8301(出資証券)がストップ高するなんて、何かを暗示しているように感じるね。
時代や:何を暗示しているというのかな?
かたる:自分で考えなよ。機関投資家は聞かん投資家だから、きっと、この押し目をなかなか買わないだろうが、このサイトの読者であるファンドマネージャーは、この押し目をしっかり買っていたほうが良いね。最大4週間程度、おそらく2週間か3週間のスピード調整で再び活況相場を想定しているね。
神主さん:しかし11月は、個人の損出し売りやヘッジファンドの決算で、もっと長い調整になるんじゃないの?
かたる:あまりアノマリー現象を気にする必要はないだろう。今回のサマーラリーも初めての経験だし…既に株高上昇列車は走り出しているから…この減速しているうちに乗らないと、永遠において乗り遅れてファンドの運用者を外されちゃうよ。
トロ:そんなことがあるか? アメリカ経済は不透明さを増し消費は落ち込むよ。何しろ、まだインフレ警戒感が台頭しているのだからね。中国だって…
かたる:僕は既に景況感が落ち込んでいると思うね。だから、おそらく年内は更に金利を引き上げるだろうが、行き過ぎるんじゃないの? それが分かるのは来年の春ごろ、原油価格は、今は一服しているが高止まり、故に中国はまもなく「元」の引き上げを実施せざる得ない。来年は更に面白くなるね。
時代や:何を言っているのか、お前の話はサッパリだよ。
かたる:一つの社会的な現象が始まると、そう簡単に終わらないよ。特に覇権争いと言うか、世界の流れは…イラク社会が正常な状態になり、イスラム社会に楔を打てるかは重要なキーワードだよ。イスラエルのガザ地区からの撤退など含め、注意深く中東の国々の動きを見守る必要がある。インドネシアのバリ島自爆テロなどもイスラムの貧困が生んだ悲劇でもある。キリスト教徒は先進国家になったが、イスラムの成功例を作る必要があるね。
神主さん:時代やじゃないが、サッパリ僕も、かたるの考えが分からない。一体、何が言いたいの?
かたる:僕だって色んなシナリオを考えてはいるが、どのパターンになるか分からないよ。有力なのが1979年だったかな? 第二次オイルショックの相場環境、もう一つが1986年のプラザ合意から過剰流動性相場を創るパターン。中国は一筋縄では言うことをきかないから、資源を上げれば過剰消費が定着した社会に混乱が生まれ、元の引き上げが国の利益になる。イラクの再建もスムーズに運ぶ。一石二鳥だね。多少、インフレになっても先進国は、充分耐えられるよ。
もう一つは、銀行が政策の失敗のツケを押し付けられ、来年から再来年にかけ、清算が終わるね。ところが過剰に流動性を供給しているから、じゃぶじゃぶ状態の社会が通常より1年ほど長く続く。そうすると株式市場は、貯蓄から投資のスローガンよろしく、お金がドンドン膨らむよ。既にネット・トレイダーのなかで億万長者が何人か生まれているからね。挫折を知らない若者はチャレンジ力が旺盛だよ。きっと何処かで相場が行き過ぎる場面がくる。しかし、まだPER20倍以下だからね。
しかもトヨタ―7203が空前の利益なのに、役員をはじめケチケチ作戦を実施中。経団連の親方が儲かっても効率化を続けているから生産性は上がる一方だね。民間だけでなく、官業が民間に解放され日本は効率社会へ変身するから、外人投資家の買いは簡単に収まらないよ。
トロ:要するに、相場のスケールが相当大きく、空前の相場が続くと言いたい訳だ。相変わらず、お前は強気だね。
時代や:だから、少し押したら買いを継続させているんだね。
かたる:いくら株高論を聞かん投資家でも、神様はチャンスと言うものをくれるもの。銀行株の押しもそう大きくないはずだよ。下期に入り金利が上がり、株が押し始めている。ここは絶好の組み入れ比率を上げるチャンスだね。弱気になる場面じゃないよ。強気で対処できる奴と出来ない奴の違いはドンドン差が広がるよ。お金が残せるか残せないかは、バックボーンにある世界情勢を理解できているかどうか…原油価格が上がりようやくイスラム社会は余資が生まれ始めた所だよ。社会変革がなるかどうか…オイルマネーの買いは続くよ。今日はこの辺で…あっ、そうだ。双日―2768の日々公表銘柄解除の意味を良く考えることだね。
投稿者 kataru : 2005年10月05日 17:26
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