今日の市況(2005年)(2005年07月29日)
かたる:アメリカ株は新高値更新を続けている。ソフトパッチ不安は何処に消えたのかな?昨日も話したように完全に双子の赤字問題も言われなくなっている。金利の4%打ち止め論は消え去りつつあり、年内4.25%が通説になって4.5%程度が中立的な水準と言う見方さえあるようだ。流石、グリーンスパンだけれど、金利のフラット化と逆イールドの時期が、早くも懸念され始めている。どうなるのか? 当たらない予想をしても仕方ないだろう。
時代や:難しいことを、また言っているなぁ~。アメリカ株はどうでも良いが、日本株の売買代金は1兆5084億円になっており、膨らみ始めているね。アメリカではハイテク株が堅調なのに、日本ではキャノン―7751、ソニー―6758、京セラ―6971など冴えない展開だね。
かたる:増益なのに売られているキャノンなどの機関投資家の期待が高い銘柄群が下げているのかな? 先日までは、株価が高いといってレーティングを引き下げた銀行株は連騰しているね。中国の鋼材が流入して市況が崩れているといわれて売られた新日鉄―5401は、戻り高値を更新している。ワイワイ、弱気見通しを伝えられ売られたところが買い場になっている。この現象は基本的に株式相場が右肩上がりの強気相場の時に示す現象だね。
トロ:今日は大手商社の決算発表だったけれど、好決算を発表したこの時期が材料出尽くしで売りの可能性さえあるね。
かたる:そりゃ、可能性はある。金利が更に上がり続け世界の流動性が狭められれば、溢れ出たマネーは本国に回帰し、途上国に向かわなくなるからね。しかし「元」の自由化を実施してないのに、引き締めで世界経済を混乱させても、アメリカにメリットがあるかな? それより、今の成長を維持させたほうが賢いやり方だろうね。
神主さん:今日はオリコ―8585が21円高の419円。「かたるの本」に載った日本信販―8583は34円高の701円だよ。どうなっているんじゃい。本が出版された当時の株価は463円だよ。それが701円? こっちの方がずっと良かったね。
かたる:あらら…そうなの。実は当時、お客様から日本信販の注文を貰ったのに、双日に変えていただいたんだね。日本信販の方が効率的だったか…かたるの本の掲載銘柄で実際に手掛けているのは僅かだからね。もっと営業資産があれば色々出来るけれど、預かりが少ないから…
時代や:そうなの? その割りにお客様の口座を閉鎖したり、お金を返したり株券を返したりしているね。
かたる:うん、今年になって信用取引を始めたのに、自分勝手にやっている人は、やめてもらったんだね。ただでさえも神経を使うのに、お客様が勝手に選んだ銘柄で売り買いをされると余計な気を使うからね。僕は常に効率化営業を目指している。お客様の儲けを考え、一番良いと思うスタンスを薦めているが…僕のアドバイスを聞く必要がないのなら、他の証券会社で売り買いをすれば良いからね。自分の力で株の売り買いをしてみると、良く分かると思うよ。株は確かに上がっているが、そんなに儲かるものじゃないね。
恥ずかしい話しだけれど、バブルの社員セールス時代、あれだけ株が上がっているのに、お客様に儲けていただくことが出来なかったんだね。ようやく最近は、少しずつ儲かるようになり、自分の成長を感じるね。僕の深い読みをお客様が理解されるのは大変だよ。僕と同じように、色んな新聞を読んだり、勉強しなくてはならないからね。野村の凋落が話題になりつつあるが、証券不祥事以降、株式営業の努力を怠り、人材を育てなかったツケが回ってきているんだね。益々、「本物のアドバイス」の価値が重要になるね。
トロ:えっ? 面白いことを言っているね。本物のアドバイス? なんじゃ、そりゃ、株など業績がいい銘柄を買って置けば、何れ上がって来るんだよ。
かたる:そうかな? 松下―6752を売って、ソニー―6758を買おうかな? …とも、最近は考えているね。
時代や:変人だなぁ~。世間では勝ち組が松下で、ソニーは落ちこぼれの負け組みなんだよ。
かたる:やはり性格かな? みんなは覚えているかな? ソニーの出井さんの致命的なミスは技術革新に溺れたことだよね。何故、大型デジタルテレビの進出に遅れたか? 出井さんはブラン菅テレビのPDPや液晶より、有機ELやSEDの時代が来ると思っていたんだね。だから力を入れなかったのが、今日の業績不振の一因でもあるね。
さて、ついでだから、かたる銘柄のT(「かたるの本」の212ページ)は世界的にすごいんだね。山形県や山形大学の城戸教授、そうして民間企業(もちろんTも…他は三洋電機-6764など)、所謂、産官学が連携し有機ELを研究開発しているんだね。
時代や:どうして、液晶より有機ELなの?
かたる:最大の利点はバックライトが要らないんだね。ただ技術が難しく、テレビに応用する為の寿命問題や大型化の問題など…まだ沢山の課題を抱えている。しかし既に携帯電話などでは実用化されているんだね。ここで注意を一つ。「かたるの本」の推奨銘柄は広範囲の流れを想定して書かれています。ソニーも載っていますが、買う時期が問題なんだね。まだハイテク株は早いんだろうね。まだまだ金融相場銘柄群が活躍するよ。逆にTやソニーのように下値を這っている銘柄もあるんだね。
銀行株は上がるが、今回はあまり熱を入れて買ってないという理由は何れ分かるね。ハイテクの相場は時期が早い。しかし何れ訪れる。その時に本に書いてある銘柄を買うと良いね。やみ雲に推奨されているからといって、買っても意味がないんだね。しかしソニーは批判されているが素晴らしいよ。何しろフェリカは世界共通の通貨になる可能性を秘めている。
トロ:こいつの頭の中は世代を超えているよ。僕らが死ぬまで実現しないことを言っているんだから…
かたる:みんなは拘りすぎるよ。株は目先の動きより、大切なのは業績の方向性なんだね。その方向性のトレンドが続いているうちは買い続ければ良い。キャノン? 僕にはサッパリ理解できないよ。プリンターで利益をたたき出している。それもインクなどの消耗品で利益を上げているのは、何か、だましのテクニックのようで…物には適正価格と言うものがある。あのインクは高すぎるよね。2000円も3000円もするんだよね。異常だよ。せいぜい500円が適正価格と言うものだろう。
僕が疑問に思うことは、みんなも思っていると思う。仮に適正価格で競争相手が現れたら、利益が奪われるね。サムソンなどが参入すればどうなるのかな? 今日、一番良いたかったことは、時代の流れに沿った業績の方向性の「ベクトル」が需要なんだね。
時代や:何を言っているのか? もっと解説しなくては分かりにくいよ。
かたる:分かるやつは分かっているから、それで良いよ。理解できなくても、毎日、僕のホームページを読んでいれば、その内に本当の実力がだんだん備わるよ。じゃぁ、またね。
トロ:本当に生意気な奴だ…ブツブツ…
投稿者 kataru : 2005年07月29日 17:27
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