今日の市況(2005年)(2005年05月17日)
かたる:アメリカではヘッジファンドへの警戒感が薄れ株式が上っているという。もともと、こんな懸念が存在したのかどうか疑わしい気がするが…だってロングターム・キャピタル・マネジメント(LTCM)の時は、確か記憶によれば、ロシア国債が暴落して大きな損失を被ったんだよね。ノーベル学者の天才が興したファンドで多くの資金を集めたらしいが、相場を知っている人間からすれば、常識的に流動性が少ない市場に多額の資金を投資することを躊躇うだろう。彼らはプロだったか疑わしいね。
あのときのような大きな値動きによる混乱はないよ。基本的に市場の小さな所で運用すれば儲けは大きくなる。こんな事は馬鹿でもわかる。しかし値動きが良いという事は、それだけ流動性がないと言うことで、価格変動リスクが大きいわけだから、今のように人気がなくなると危険なんだね。昨日、マザーズの指数が下げたと書かれていたが、当然の帰結だね。
個人投資家は追証になっており、上の売買高急増リストを見ていれば個人投資家が動けなくなっていることが手に取るようにわかるね。何も注目銘柄を探す為だけに、あのリストを面倒な手間をかけて載せているわけじゃないんだよ。このページはいろんな意味があって創られていることを理解して欲しいね。
トロ:その言い草が気に食わない。じゃ、お前は損をしてなくて上手く立ち回れたの?
かたる:そんなに上手ければ、当然、ここには居ないよ。でも少なくとも駄目だろうという感じはあったね。だって、ずっと昼寝タイムだもの。しかし今日は電話が多かったね。きっと、株が下げてきてお客様が動揺しだしたんだろうね。実は昨日、ご主人がキャノンー7751に勤めている奥様から電話があり、株を、全部、売りたいといわれた。
話を聞くと、キャノンでは社宅がなくなるらしい。だから家を買うのだそうだ。キャノンのこの選択は当然だろうね。公務員制度が見直しされており、僕が前から住宅の闇給与問題を指摘している。財務省の職員は家賃30万円から50万円以上の所に入り、本人は数万円しか家賃を払ってない。実質的な闇給与が存在しているが、国税庁は黙認している。それにも拘らず、僕ら個人事業主には非常に厳しい査定が実施されおり、こうやって仕事をしているにも拘らず、経費として家賃の半分も落とせないんだね。どうなっているのかな?
キャノンのこの処置を聞いて、日本もいよいよ本格的なグローバル時代になってきたな。と感じた次第だね。だっておかしいもの。住宅手当を貰っている人と自分でマイホームを建てた人と給料が違うなんて不公正だよね。世の中、公正な評価をしなくちゃ…
時代や:何が公正だ。こっちが玉の更生をしてもらいたいよ。一体、何時まで下がるんだよ。
神主さん:今日、香港のA君から電話があって、やはりGMやフォードの社債の格下げによる値下がりが響いているんだって…なんでも50兆円以上あり10兆円ほどの損失があるらしいよ。それで、その損失をリカバリーするために日本株を売っているとか…
かたる:本当なのかな? 2割も社債の価格が下がるという表現が気になるね。まぁ、良いか。そんな事より金融新聞にも書かれていたね。昨日僕が指摘した米国投資家の日本株買いの動きをグラフにしたから見てね。加えて昨日の日経新聞のキャッシュフローの増減のグラフを参考にすれば、なんで株を売りたくなるのか分からないね。今日のGDP発表だって良い数字だったよ。
トロ:何を言うの。実質こそ大きなプラスだったけれど、お前が良く指摘する名目じゃ、かなり減っているよ。
かたる:誤解を招くよ。その発言は名目でも0.6%増の年率2.3%増なんだよ。凄い数字だよ。実質では予想を上回り、1.3%増になっており年率はなんと5.3%の高い伸びをしているよ。
時代や:じゃ、なんでプラスだった日経平均株価がマイナスになるんだよ。
かたる:分からないね。売る奴に聞けば良いよ。たぶん追証の投げが出ているんだろうね。そんな感じの下げだったね。外人投資家は株数ペースでは売っているが、額ではどうかな? 例えば低位株を10万株売って値嵩株を1万株買うと株数ペースでは売り越しになるからね。実態がどうなのか統計数字を見る必要があるね。今日はもう一つ示そうとしたが時間がないね。日経平均株価のチャートを見て欲しいよ。昨年の5月17日が安値になっており、先ほどの米国投資家の日本株買い越し額の統計の正しさを示しているようにも感じるね。兎に角、あまり心配することはない。しかし追証の人が痩せ我慢などしないで投げたほうが良いね。じゃね。がんばろうね。
投稿者 kataru : 2005年05月17日 19:03
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