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好調な時ほど…(2014年11月22日)

いやはや…昨日はお隣、中国も利下げを発表し経済にテコ入れをしていましたね。ECBもASBの購入に動くとか…。ドイツは相変わらずですが…フランスがデフレ懸念に傾いている様子ですからね。だいたいドイツは経済統合の恩恵を受けているのに、バランスを考えていない国民です。しかし好調の筈のメキシコでデモが起り、米国は異常気象で大雪だと言いますが…、普通なら異常気象を材料に、市場は景気動向も気にするのですが…今回は、全然、気にしてない様子です。米国は高級車が主流になりつつあり、日本の様に軽自動車主体と違い、景気は復活している様子です。気になるのは、FRBに注文を付ける共和党勢力の台頭で、地方議会も共和党一色に染まっていると言います。オバマは破れかぶれの移民受け入れからの政治動向ですね。

もう一つ気になるのは、前から指摘されていましたが、商品相場への金融取引規制の強化ですね。原油価格の下落は、色々言われています。一つは米国のシェールガスとサウジのシェア争いにより、権力競争の値下げ合戦。もう一つは先日来、カタルが気にしているG20の金融機関への規制強化ですね。おそらく、コモディティーへの金融規制の動きは前から指摘されており、ようやくポジション整理が終盤になり、前回の金融危機のゴールが見えてきたと言う事なのでしょう。ただFRBの金融緩和姿勢に対し、共和党はやり過ぎだとの指摘が渦巻いていると言います。新興国を利することに成るからかもしれません。中国の台頭は、米国にとって面白くないでしょうからね。

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更に、一番気になるのは1937年からのリセッションですね。結局、この動きは世界大戦に発展します。実は既に米国のマネタリーベースが減少し始めています。その動向は此方です。カタルは株価を支えるのは、マネタリーベースの動きが大切だと言う事を学びましたからね。新高値を更新し続ける米国株ですが、この辺りに注意を払っています。カタルの経験則から言って好調な時ほど…落とし穴が潜んでいるのです。だから市場の動きと相反する材料を殊更、気に掛けるようにしています。今日は少し時間を割いて1937年の問題を考えておきたいと思ったのです。レポートにすれば…いい加減な事を書く訳に行かず、自分で調べますからね。自分で理解できなければレポートに出来ません。

この背景を調べることは、カタルの宿題にして、今日は問題提起だけに留めておきます。ただこのようなレポートは、やはり気になるのです。此方です。一方、日本株は割安感が消えています。輸出企業中心に儲け過ぎと言う声を消すために、105円の為替に社内レートを設定し、決算は作られています。しかし…相当、儲かりますね。だって損益分岐点の仕組み上、分岐点を抜いた上乗せ分は、全て利益ですからね。マツダやスバルは社員に還元せねばなりません。

何故、赤字から黒字に転換する企業の株価が、一番、投資効率が高いか? 
その理由は論理的にも裏付けられています。少し皆さんには、少し難しいですか? 007やJ・TECの補足をしているのですよ。カタルが、「赤字からの転換」を好む理由を、解説しているのですね。カタルはシャープのような業績の立ち位置の株価に関心を抱く理由は、先ずは社員のモチベーションです。実はマツダもそうだったのですよ。今では、すっかり立ち直り、好調組の代表格になっていますが…。数年前は…倒産が指摘されていました。もともと財務懸念があったので、海外進出にも出遅れ、立ち上がりかけた中国も、日中関係の悪化やフォードとの軋轢で、混沌としていた時期に、カタルは注目していましたね。今のシャープと同じです。失敗すれば…全て、パーですね。でも成功すれば、5倍、10倍の可能性を秘めた投資です。失敗か成功か…非常にハイリスクですね。カタル好みです。

金曜日は、台湾の鴻海科技集團が液晶の新工場建設を発表していました。おそらく金曜日のシャープは、この報道を懸念しての値下がりなのでしょう。現在、サムソンの凋落が指摘され、小米(シャオミー)の台頭が言われていますが、更なる格安スマフォの誕生も指摘されています。シャオミーレベルまで、日本企業は対応しているようですが、それ以下の競争力は村田と云えども…ないようですね。まさに激戦区ですね。シャープは非常に怪しいのですが…カタルは好きなのです。オリンピックは4Kではなく、おそらく8Kですね。もともと4Kが主体になる時にも、一気に8Kへ…と言う話もあったのです。技術的には、既にかなり確立されている筈です。今は、まだ自分自身も買ってないし、調べている最中ですが…、相場水準が上がってくると、だんだん次の選択が難しくなってきます。

ただシャープでは…10倍は、無理でしょうね。もうカタルの頭の中は、買えなくなったケネディクス後の動きを、模索しているのです。この買えなくなったと言う意味は、4ケタ以上に噴き上げたケネディクスの話をしているのです。カタルは4ケタまでは買い増しを貫きます。でも仮に、その水準から株価が急騰し、一気に2000円から4000円の動きに成ったら、どうしようか…と、今から、心配しているのです。如何にも…お気軽さんですね。この位、楽天的にならないと、40億円を吹っ飛ばしても、あっけらかん…と構えてられませんね。通常の証券マンの預かり資産は、大手でも10億から20億止まりでしょう。カタルは3億を…40億にしたのですね。

証券マンは、ケネディクス一本で、当面、食えるのですね。来年の春には1800円ラインだと思っています。理由は一株利益60円台が見えてくるからです。その次は100円ラインですね。カタルは、何度もそう述べています。AUM残高の意味を噛みしめてみると良いのですね。そう言えば…昨日の日経夕刊にも、ブラックストーンの動向が載っていましたね。GEから日本の不動産事業を、1900億円を超える金額で買収したと言います。更にブラックストーンは、「類似の投資を検討する」と…なっていましたね。分かりますか?この意味が…。何故、ケネディクスが一株利益100円台まで見込めると…カタルが考えているか。来年は、一気に2兆円の壁、挑戦が見えてきますね。

日本の不動産は、バブル期のおよそ半分になったのですね。宮澤喜一や竹下登などの政策選択のミスのツケが、日本国民に降りかかったのですね。なんと25年ですよ。1300兆円の逆襲相場が、5倍や10倍程度の相場では、ない筈ですね。ダヴィンチの金子さんは正しかったのです。それを…金融庁は目先の馬鹿論理を押し付けるから、流動性の罠が深くなったのですね。日銀は仕方なく追い込まれたのです。異次元緩和でも充分なのに…ハローウィンに追い込まれたのは、色んな布石があるのですね。この辺りの歴史認識がないと…なかなかケネディクスの良さが、皆さんには理解できないのでしょうね。既に1兆4700億円を超えたのですね。来年1年で、2兆円の壁に挑戦です。5000億円の2割は、1000億円です。歩合セールスは4割を抜きます。タクシーの運転手の歩合は、どの程度でしょうか? たかが2億6千万で、この利益を分配するのです。ざっくり考えると…こんなイメージですね。

ブラックストーンだけでなく、日本の地銀を初めとする全ての金融機関は、日銀が買う国債の受け皿を探しているのです。海外の富裕層の日本株や不動産の買い入れは、アベノミクス信認で…一気に加速しますね。選挙は12月14日かな? まさに12月15日からの日本株相場は、「ITバブル」時の様に…燃えるのでしょうね。あの時は、あのソニーが連続して、ストップ高して行ったのです。あの時のソフトバンクは…、光通信は、どうなったでしょう。良く調べて御覧なさい。ケネディクスの値押さえが…効くかどうか…。出来る事なら、高値の保ち合いを継続して欲しいものです。カタルも…もう少し買って置きたいのですね。なるべく安く買いたいのですが…準備には、やはり時間が必要なのです。

今日は1937年の状況を…宿題としました。1929年の大恐慌は有名ですが…この反動が世界大戦に発展していくのです。歴史って面白いですね。銘柄選別は、先ずは現状認識を的確に捉える事が出来るかどうか…。そうして時代的な背景を考え、人々は何を求めているか? ピカチュウや妖怪ウオッチの人気は、日本文化の素晴らしい所かもしれませんね。やはりカタルには…SFの世界の構築が、人類を更なる発展に繋げるのでしょう。だから信用創造から、スマートコミュニティーへの取り組みが必要だと考えていますね。来年になれば、皆さんにもカタル構想の、一部が見えてくるのでしょう。

今はまず、最初の壁、アベノミクスの信認です。皆さんも今から親戚や友達に自民党の応援を頼んでおいてくださいね。アベノミクス解散と謳った以上、カタルは一部に不満はありますが、比較感からの選択肢において、自民党以外の選択は…あり得ませんからね。大勝させ、一気にアベノミクスの進展に掛け、ギリギリ日本は残るかどうか…。そんなイメージです。まぁ、ガラガラポンのリスクは、どっちにしても…依然、残りますね。頑張れよ。日本!