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2014年02月22日

後ろ髪をしっかり掴め!

どうやったら…株で儲けられるか?
一つは時間を味方に付けることだと思います。機関投資家に個人は基本的に勝てません。情報量や分析力が格段に違うからですね。だから金融の世界では当たり前の30%の壁を超えられず、上手く行ってもせいぜい10%を超えれば「御の字」なのです。ただ継続が出来ませんね。継続的に7%程度の利回りを確保できるなら、あなたは確実に、世界トップ水準のお金持ちになれます。50年も投資を続ければ使い切れないお金を残す計算になりますね。計算では100万円が2945万円になるようです。10年間100万円ずつ預金すれば、3億程度になりますね。欧州危機に揺れた2011年から2012年のイタリア国債の利回りは、7%を超えるビッグチャンスだったのですね。それなのに…日本国債を後生大事にたがえていたのですね。野村証券などは、「イタリア国債に投資しよう」と進言したファンドマネージャーを首にする始末です。

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残念ながら、2006年当時、現場にいたカタル君も米国のバブルを見抜けませんでした。確か…あの年の正月は、カリブ海へ豪華な年末年始の旅行をしたのだと思います。夫婦で300万程度を旅行に費やしたように記憶しています。その時、一緒になった米国から来ていた医者の先生が、「女房が不動産で儲けたお金で遊びに来ている」と言って、バーで話していました。カタル君は英語が苦手なので、片言の会話なのですが…。「私は医者だが給料は少なく、女房は不動産で大儲けした」と言うのです。この話を聞いておきながら…、この会話を生かせなかったのですね。300万円の旅行代処の話ではありません。結果は40億円を失ったわけですから…。チャンスが来たら「後ろ髪を確りと掴め!」と言いますが…折角のチャンスを生かせなかった2006年の本当の話です。

カタルを拾ってくれた先輩の実話です。大御所さんの話ですね。ビスタの読者の人は原稿をおこしたので知っていると思いますが…

ある日、証券会社の店頭に、綺麗な女性がお金を持ってきて「これで株を買いたいのです。」と大御所さんの前に、やって来ました。彼は、いつもの調子で女性社員をからかって、お茶を飲んでいた時の話です。「お嬢さん、株なんて買わない方が良いですよ。」と諭したのですが…。どうしても…との事で、「それでは、松下なんかが良いでしょう。」と勧めると…「いえ、三光汽船と言う株を買いたいのです。」「えっ、あんな会社は、内容が悪いし、やめた方が良いですよ。」と反対したのですが…、どうしても三光汽船が良いと言うので、仕方なしに買ってあげたのです。

それから2週間ほどして、また例の美人が証券会社にやってきたのです。三光汽船の株価を見ると…僅かに値上がりしている程度の感じでした。今度は、かなりの大金を持参し、「これで三光汽船の株を買えるだけ買ってください」と言うのです。大御所さんは大丈夫かな? それとも、何処かのお金持ちのお嬢さんかな…と思ったそうですが…、前回の事もあり止めても無駄だと判断し、仕方なしに注文通り三光汽船の株を買いました。ところがそれから、数日後…あれよ、あれよと、いう間に三光汽船の株が上がっていくじゃありませんか…。

大御所さんは、良かったな。あの美人さんが儲かって…と、思っていたのです。それからしばらくして、そろそろ三光汽船も、だいぶ上がったし…売り場だな。と思っていた時に、三度、あの美人さんが、店頭にやって来て「信用取引」がしたいと言うのです。当時、信用取引はプロがやる制度で、いろんな信用取引開始審査基準があり、素人はなかなか出来なかったのですが…どうしても信用でも買いたいと言うので…。おかしいな…と口座を開設し株を信用で買った後、こっそりと…美人の後を付けたのです。尾行と言うやつです。

大きな豪華マンションの入り口に守衛が立っており、門番に会釈をして彼女はビルの中へ消えました。大御所さんは、玄関で警備する警備員に、「今、入って行かれたお嬢さんの顔を知っているのですが、何処で会った方か思い出せないのです。あの御嬢さんは、何処の人でしたっけ?」と、守衛の門番に語りかけると…「岡庭さんの秘書の方ですよ。」と応えました。「あぁ、そうだった。岡庭さんと面談した時に、あった人だ。ありがとう。」とその場を立ち去りました。ここで大御所さんは、その美人秘書を食事に誘い、口説いて親密な仲になります。

当時の三光汽船は、仕手株の大相場の最中にありました。みんな「空売り」を仕掛けていました。大御所さんの勤めている証券会社でも買い方は、大御所さんただ一人、他はみんな「空売り」です。大御所さんは、お客さんに「大丈夫ですよ。三光汽船は上がりますよ。」とセールスをする始末です。本人もかなりの株数を買っていました。空売り筋は総ヤラレ、買い方は大御所さんただ一人です。社長が大御所さんのところに来て、「大御所君、何か知っているのかね?」と聞く訳です。でも大御所さんは、岡庭さんの秘書の話など…の裏話は出来ないのです。その当時は大規模の公募増資が控えていましたからね。今ではインサイダー事件です。

大御所さんと社長の阿吽の会話は続き、大御所さんは「まだまだ上がります。」と断言します。社長はその話を聞いて、株式部長を呼び、店内にある空売り株数を、そっくり寄り付きで買い向かえ!と指示します。株式部長は大丈夫かな…と思いましたが、社長命令ですから、仕方なしに三光汽船の店内の空売り株数を計算し、その株数に見合う買い注文を翌日の寄り付きに入れます。勿論、翌日は買い気配スタートです。そうして、その日は、とうとうストップ高します。そうして社長は空売りをしている歩合セールスから社員まで全部を呼び、寄り付きで買ってある三光汽船を安値で分けるからお客様に連絡し踏んでもらえ!と反対売買の指示を出します。中には強情にも、踏まないお客様も居ましたが…大半は安値で三光汽船を買えるので、空売りを踏むわけです。

当時、このような「はな買い」は一般的でした。今では違法で絶対に出来ませんが、このような「仕切り売買」を、カタルは営業マン時代に、成績達成の為にやったことがあります。かなり端を折った内容ですが、大御所さんは、公募増資の内幕も知っていたようです。なにしろ、当時、三光汽船、副社長の岡庭さんの秘書の話ですからね。

たった一度のチャンスを生かした大御所さんの実話ですが…。この話には二つのポイントがありますね。一つは証券会社社長の「度量」です。今の社長ではなく先代の話ですよ。顧客の安全の為に、自らリスクを冒し反対売買をしたのですね。そうして顧客にその玉を分けた度量の大きさです。当時の三光汽船は人気株で、かなりの株数だったと思います。どの店も空売りの残が多くありました。結局、その大量買いが、市場で噂を呼び大幅高するのですが…。もう一つは大御所さんがそのチャンスを生かし、お客さんと言うお客様、すべてに三光汽船を買わせ、自分自身も大勝負をして株を買い儲けました。チャンスと言う「後ろ髪を確りと掴み」逃がさなかった実話です。その儲けで大御所さんは都内のマンションを買い更に…。

実は兜町には、お金が絡むだけに、いろんな嘘のようなホントの実話がたくさん眠っています。いまでも時代は大きく変わりましたが、人間の本質は変わりませんからね。外資系ファンドは好き放題の悪事を働いています。先物を利用した乱高下の相場を見ると…なんだか日本人は、馬鹿にされているような感じですね。株の上げ下げは、色んな形で訪れます。一般の人は高値で株を買って損をしていると、買う事を忘れ売る事ばかり考えます。こんな馬鹿高値で買わなければ良かったと悔いるわけです。でも株価が下がるという事は「最大の好材料」なのですね。業績が悪化すると言う悪材料を、上回る好材料の場合もあるのです。その見極めが、このような相場環境の中では問われているのです。チャンスを生かせるのか、活かせないかは…、それぞれの人が持った運が大きく影響を及ぼします。

1971年から1974年にかけて三光汽船は公募増資の形で、市場から912億円の資金を4回に分けて調達します。460円、660円、690円、880円と…そうして最後には市場から消えてなくなりましたが、市場には、色んなマジックがあるのです。

投稿者 kataru : 12:31 | コメント (0)

2014年02月15日

ユビキタスの決算短信を読んで…

先ずは、お詫びを書かねばなりません。残念ながら期待していた007こと、ユビキタス(3858)は、今期予想を大幅に下方修正し、黄色信号が点滅している様子です。カタルを信じ投資された方々には、お詫び申し上げます。必ずフォローをしますから、その点は安心していてください。2000円での再度の推奨は現状では失敗ですが、かたるが抱くユビキタスの未来像の夢が消えた訳ではありません。決算短信を見ると12日に発表された来期の懸念である「新規案件獲得活動の長期化及び案件消滅等により…」の文面の過度の危機的な状況からの連想は薄れました。意外に深刻ではないようにも思います。

カタルは皆さんと同じ一般の投資家ですから、与えられた条件は一緒です。特別な情報を保持している訳ではありませんからね。内部情報に絡む回答を求められても一般論しか語れません。その点は常識的に明らかなので、無理な質問は止めてくださいね。与えられた一般の情報から文面に隠された背後の状態を読もうとする…あくまでも推測に域なのです。こんな事は常識なので、一時的に言っていることが当たっていても、あくまでも参考程度にされ、最終判断はご自身がされる訳です。どうも日本人はロボット教育が染みついている様で…自分で考えることをしない人が、多いようです。故に振り込め詐欺のような被害額が膨らむのでしょう。さて前置きは、この程度にして本題です。

12日の業績下方修正からの文面では分からない部分が、一つだけ明らかになりました。どうもカタル予想は外れていたようで固定資産の減損会計の損失は、バランスシート上で無形固定資産のソフトウェアおよびソフトウェアの仮勘定が102百万円減っており、おそらく開発していたソフトウェアの陳腐化を減損したものと思われます。よくある事でしょう。研究開発していたが途中で思うような成果が得られないとか…同業者が画期的なソフトを開発し製品が劣化したとか…と言うものなのでしょう。一番心配したのが、QBの眉唾です。カタルは、そもそもこの技術開発に惹かれ、2010年1月末から同社に注目し取り組んだのです。途中、なかなか製品化されず諦めていたのですが、カーナビに採用され製品化されたのです。これと村田との資本提携を見て、再度2012年~2013年初めに再参加したわけです。当時の株価は7万円台で現在の株価だと700円台ですね。

株価が下がってきたので…と言うより、ずっと2000円以下なら大丈夫と考えていました。ただ夢は大きい為に、何時も割高銘柄なのです。僕も専門家でない為に分かりませんが、基本はこういう事だろうと理解しています。グーグルの「アンドロイド」は広く一般化し収益源になっています。今では携帯端末の8割程度は、同社のソフトを使っているのでしょう。マイクロソフトはパソコンで圧倒していましたが、携帯端末では敗れた訳です。アップルの収益もソフト開発を上手く収益化した事例です。両者ともファブレスで製品を開発しますが、実際に物を作っている訳じゃありません。アップルは台湾の鴻海精密工業が製造し供給していますし、グーグルはサムソンなどがアンドロイドを活用しています。

カタルが「ものづくり大国」に拘り、劣化する日本国をみて悲観しているのは、この辺りに本質はあります。日本ではNECや富士通、パナソニックやソニーなど一貫生産に拘り分業化が出来ませんでした。その為にエルピーダなども消えたのです。カタルは一時期、ザインエレクトロにクス(6769)を調べて事があります。工場を持たない設計だけの会社ですね。基本は此処です。日本は既に工場で生産するためには、色んなコストが高過ぎて競争に勝てないのです。今、勝てるのはファナックに村田などの電子部品会社だけでしょう。あとは壊滅的です。ようやく2010年末を境にして、内外価格差が解消されたものと推察され、我慢し低迷していたマツダに、アルプスなどが浮上してきました。両者に共通するのは、国内で「リストラ」と「生産効率」を磨いていたところに、時代の風向きが反転したのですね。

話しが逸れそうなので、この話はこの辺りにして…。要するに、組み込みソフトは知能集団で、この分野に特化し上手く製品化できれば…高収益が期待され、未来が確約されます。カタルはユビキタス(007)に、イギリスのARM社をイメージしています。日本では高級機種のアップル携帯が独占状態のように…ユビキタス社会の実現化が進んでいます。昨日のWBS(東京テレビ)では、「ジオフェンス」の話が紹介されていました。カタルが早く準天頂衛星の4機体制を整えろと言う主張に絡む、新技術の活用ですね。ミリ単位の位置データが活用されれば、このようなサービス産業が誕生し、更に様々な無人機が労働生産性を補い、少子高齢化を助けます。政府は要らない補助金行政を進めるより、未来的な社会基盤整備をすべきですね。ITSの活用もその一環です。このような未来分野に特化したソフト開発をしている企業を、探していると007が検索され、浮上するのです。

成長株に、相応しい器を有しています。だから割高な株価が存在し、現状の業績が株価に見合ってない為に、株価の上下が大きいのです。カタルは昨年、公約通り村田との協業製品が発表された3400円台だったと思いますが…あそこで007を買って損をしています。でも今でも…あの行動は正しかったと信じています。結果は失敗ですが…論理的な行動だったと思っているのです。村田の量産効果は、残念ながら未だに確認されておらず、007に期待する成果が、生まれていません。代わってQBの期ズレの影響が現れ、大きく減額修正しましたが、大企業ならこのような業績の激変はあまりありませんが、売り上げ規模が小さい弱小企業では、振幅は当たり前の現象なのでしょう。特に減額の元と思われるJVCケンウッドは、業績不振で生産調整をしている最中ですからね。偶然にも、両銘柄とも、かたる銘柄ですが…。

業績面の減額は仕方ありません。問題は開発しているソフトの真価の問題ですね。QBのIVIへの搭載や、WiFi化の通信技術などの評価は消えてないようです。加えて、そろそろ新しい分野と考えていたところに、「ダルキュミア」と呼ばれるクラウドサービスが登場するようですね。IVIに加え、新しい成長の芽が育つかもしれません。夢は膨らむばかりですね。確かに目先は残念な結果で…成果が生まれていませんが、カタルの期待する未来像が消えた訳では、なさそうです。ただ決算短信だけ読んでも、来期の収益に関わる懸念は残っている様で、どのような影響を及ぼすか、現段階では分かりません。この点の気掛かりは消えていませんが、会社の体質である正義感と言うか…正直な姿勢は好感度が増しました。新社長の方針でしょうが…社長交代を機に、思い切って膿を出し切っている様子も見えます。パナソニックとソニーの決算方針の違いを、以前、書いたことがあります。007はパナソニック型ですね。日産自動車と言っても良いでしょう。どうも今期にボトムを打つ可能性が高いのではないか…とも推察されます。4―6月期が発表される8月を見れば、この辺りの背景が、ハッキリと分かるでしょう。

通常、5月に発表してもおかしくない1―3月の現状を、今の時期に発表するのは、どんな意図が背景にあるのでしょう。故にストップ安が当然と思われていた13日、100万を超える出来高が生まれたのでしょうか? ただ金曜日は、それらしい買い物は、あまり見られませんでしたね。しかし事情通が買っている可能性も、依然、存在します。この辺りは、誠実さ故なのか…。それとも、他に意図があるのか分かりません。ただカタルの考える未来像は「ダルキュミア」の登場で、更にワクワク感は増したことは事実です。ナノキャリアのようなバイオ株に、背景は似ています。どうせ夢なのです。だから100株でも良いから買っておけばいいのです。株価下落で動揺される方は、自分の力の配分を間違っているのでしょう。カタルの述べている100万円、今では1万円ですが…、依然、その夢は存在しているように考えています。ただ同時に決算修正の「新規案件獲得活動の長期化及び案件消滅等により…」の不安を抱えており、この意味が判明されるまで…新規買い増しの行動は、封印した方が無難でしょうね。

決算短信を読む限り、嫌なムードが払拭されつつあるように思えました。信用取引を利用されている方は現引きをされ、しばらく様子を見ればいいのです。また買えばいいのですから…問題は新たにリスクを取るタイミングですね。既に決算悪は消化され株価が下落しています。株価の下値は、仮需の動向が左右します。故に目先の需給バランスは、直近の下値を付けてから2週間程度は動揺が続くものです。仮に上がっても目先筋のリバウンドの可能性が高いのですね。V字型の株価回復もあり得ますが…それには村田の量産効果が見えなくてはなりませんね。この辺りに思惑が生まれます。本来は5月に発表する1―3月の動向を、何故、確定しているとは言え、今、発表するのでしょう。正義感ゆえか…それとも裏が存在するのか? 昨年春に、WiFIモジュールは製品化されており、中国では新しい携帯端末の会社が、次々に生まれています。アップルのシェアは僅か15%程度のでしょう。先日、グーグルはモトローラを売却しました。いろんな流れが新たに生まれている訳です。

まぁ、色んな思惑は存在しますが…無理はされずに、のんびり構えれば良いのでしょう。どうせ時代の流れは決まっているし…途中経過をどう判断されるか、問われている段階でしょう。ひょっとすれば…大きなチャンスかもしれません。そんな決算短信を読んだ印象でした。やはりカタルらしい性格の内容で、レポートは終わりを迎えましたね。トホホ…これじゃ、いつまでも「あすなろ」じゃ…。明日はケネディクスの予定です。

投稿者 kataru : 13:22 | コメント (0)

2014年02月08日

アベノミクスは浮上するか? 

米国の効用統計値が発表され、予想に届かない悪い数字だったけれど…何故か、NY市場の株価は上がっています。おそらくFRBによる緩和縮小のスピードが鈍るとの期待があるのでしょう。もう一つが建設などの雇用状況がよく、景気回復プロセスの論理的な回復面に位置していると言う解釈で、見かけほど悪くないと言う淡い期待もあるのでしょう。でも、どれも説得力に欠けますね。おそらく一番の期待は「イエレン・プット」と呼ばれる新任FRB議長に対する期待感かな? 過去、グリースパン・マジックと呼ばれるほど米国景気は、金融政策に助けられ成長してきましたね。難しい金融危機時は、ヘリコプター戦略と揶揄されながら、バーナンキも役目を果たしています。ソニーの出井さんに続き、平井さんと言う偽物経営者に騙される株主とは違い、米国基準はハイレベルな人間が登用される仕組みなのでしょう。眉唾の日本村社会と構造が違うようです。

今から思えば、昨年5月のバーナンキ発言は予防注射の効果を、充分に発揮している可能性があります。もしあの準備作業が無かったら…大変なことになりましたね。。マネタリベースを大量に増やす戦略が、一時しのぎのカンフル剤なので、この補給を断つのが正常化経済だと言う認識があるとすれば、間違いではないかと考えます。あくまでも夢を抱ける成長率の高い社会構成の確立が、正しい社会なのでしょう。清貧思想を振りかざし理想を問うのではなく、誰もが夢を抱けるチャレンジできるセーフティー・ネットが整備される社会にすべきなのでしょう。日銀は物価目標を掲げていますが、あくまでも物価目標は手段の一つに過ぎません。ステップなのですね。名目GDPを3~5%に引き上げてこそ、夢の抱ける社会構成なのです。黒田さんは、勘違いしているんじゃ、ないかな? 彼だけに責任を問うのは間違っているのでしょうが、今の日本は岐路に直面していますからね。カタルが「アベマゲドン」の話をしている内は、危ういのです。

昨日、市場の焦点は春闘と日銀の金融政策が焦点と解説しました。現在、発表されている10-12月期の業績数字は、消費税引き上げ前の在庫投資の影響を色濃く受けており、良いのが当たり前、続く1―3月期の数字が発表される5月も、既に確定しています。問題は4―6月期が見えない為、年初から日経平均株価は大幅安したのです。一時的な需給バランスの見かけ上の景気回復に過ぎないと…昨年からの上昇分を、市場は帳消しにしたのでしょう。ここで「第3の矢」が議論されています。移民問題を含めた法人税の減税などの…ダボスでの安倍首相の「ドリル発言」の真価の確認ですね。この戦略特区の中に、カタルが期待する東京の容積率緩和も含まれています。

ケネディクスが、スター株として市場から選択されるかどうか…。カタルの読みは断片的に何度も話しています。3月に1月時点の地価発表があります。この数字は大きく改善されていますね。さらに日経報道によれば、3月にもケネディクスは300億規模のリートの組成を行うと言います。消費税引き上げ前に、利益を確定させるのです。だからケネディクスの5月発表の数字は、かなり良い筈です。ここに戦略特区構想である東京の容積率増大の話し生まれており、オリンピックと、更に介護リートの話などが将来的に浮上します。この介護リートは、PFIの概念を秘めており日本の成長に寄与します。特別養護老人ホームは不足状態を続けており、PFIを活用して民間委託すればいいのでしょう。介護分野は、日本の成長分野ですね。問題は建設費などの問題になりますから、資金面でリートを用いれば、効率的な介護産業の成長を促進させますね。分かりますかね? 足元の業績向上と、将来の夢が揃っており、現実と夢が揃うと、PERを大きく評価できるのですね。通常は10倍なのでしょうが、今の時期は30倍から50倍に評価でき、政策次第で仕手化を含めたPER100倍まで、一時的ですが、拡大解釈が出来る環境下にあります。

プロは政策動向や時代性を考え、投資戦略を練ります。故にカタルが大口ファンドのマネージャーなら、先ずは5400万株の信用買い残の人々を怯えさせるために、空売りをして株価を下げる演出をしてから、一気に買い上げると…何度もこれまで述べています。此処が需要です。何故なら、長く持っていると…人間は嫌になるのですね。人間は時間調整に耐えられないのです。だから、よくヤレヤレと利食いをした瞬間に、株価が暴騰しますね。その後は…こんな株が、こんなに上がる訳がないと…今まで持っていた人が、逆恨みして、今度は空売りを仕掛けるのが人間と言う動物です。

1999年春に、カタルは原油高から日揮の復活を想像し、株を買いました。しかし…なんと1年以上も待たされたのです。その間、一度、株価は大きく下げて、損になっていましたが、1年後、株は上昇してきて、ヤレヤレ…やっと利食いだと思い売った瞬間から、株価は暴騰して行き、5倍になりましたね。5400万株の信用で買っているケネディクスの保有者は、いい加減に嫌になっています。だから今度600円台に入ると、みんなが利食いなので…ヤレヤレの売りが出てきます。あの時の日揮と同じ現象になるのではないか?と考えているのですね。3月、5月と好材料は揃っており、ヘッジファンドの仕掛け場面ですね。

ただ…まだ確認が取れないのです。このようなプロセスはカタルの想像で、可能性がある一つのシナリオに過ぎません。通常は500円から300円台への下げ過程で、信用買い残が大きく減り軽くなる筈なのですが…プロが関与しているらしく、ヘッジファンドに見られない日証金残が増えているのですね。増えていると言うより手替わりと言うか…。そのような動きだったのですね。買い上がる強力なファンドが関与しているかどうか…。小さなグループは、いくつか入っているようですが…。核になるファンドと複数のファンドが参加して、初めて株価の居所が、大きく変わるのですね。素質のある株を事前に買って待っていても、大口のヘッジファンドが参加しなければ意味がありません。株価の上昇には業績推移と共に、大切なのが、仕掛け人の存在だからですね。

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カタルがイメージするケネディクスの現在の株価位置は、2004年10月頃のイメージです。2012年秋から昨年5月の過程は、助走段階のステップの一つに過ぎません。ただ果たして、理想的な相場が演出されるかどうか…は、色んな条件が揃わないと成り立ちませんからね。だからカタルは何度も、確認が取れる619円を抜いてから、参戦すれば良いと必要に述べているのです。長かった時間経過を考えると、2003年夏から2004年は2段上げになっていますが、今回は複合的な事例かも知れませんね。場合によれば、今回ではなく、秋に上昇がズレる可能性もあるかもしれません。

ただ国家戦略特区や300億円リートの組成など…春に材料は豊富に揃っており、5月にかけて800円の高値挑戦で、一時的な休みを経てから、今年の年末には、一気に4000円と言うのが、現在のカタルの当たらないシナリオです。此処で、何故1万円説も…と言うか? 政策の発動の遅れが、地価上昇のマグマを貯めていますね。ダヴィンチの排除は金融庁の間違った政策であり、これを切っ掛けにして長いデフレ状況の改善が、爆発する可能性も視野に入っているのですね。これが自然界の法則です。世界は成長しているのに…日本は故意に、成長を阻害されていたのです。サラ金論理と同じ背景が、日本の不動産には存在します。だからドイツ証券のリポートにあるように、世界で東京の不動産が一番、割安状態になっているのです。此処に歪がある為に、世界のお金がこの是正に動くのが、ダボスでドリル発言をした今年だとも思っています。果たして現実は如何に?

投稿者 kataru : 10:06 | コメント (0)

2014年02月01日

相場の潮流

IRNETの趣旨は、株式市場を通して、日本と言う国をともに考えて欲しいと願っているページです。株式市場の低迷具合を見れば…、これまでの政策の選択が間違っているのは明らかです。故に「JAPAN AS NO1」が書かれた1979年の日本式の経営方針が称えられた時代からの、ギャップを強く感じるのです。最近、中国で京セラの稲盛経営が注目されていると言うテレビ番組を見ましたが…カタルが入社した当初は、社内運動会や朝礼にラジオ体操は、何処の企業でも一般的でした。しかしだんだん、これら日本式の滅私奉公的な経営スタイルは消え欧米化されています。

理由は内外価格差是正の過程において、真の競争を強いられた日本に、社内失業者を雇っておくユトリがなくなった為でしょう。これを迫られた切っ掛けが1985年のプラザ合意です。急激な円高を回避するために、当時の日銀は金利平価説を採用し、他人資本による資産価格の上昇を見逃し続けたのです。(バブルの発生)自己資本なら崩壊は免れましたが…他人資本は価格を維持できませんからね。この歪みを突いたのが株式先物の創設から、一連の流れを仕組んだ外人投資家の策略です。米国資本は長年のツケを払えと…政治力と軍事力をバックに強要してきたのです。でも後から考えれば、本当の意味で他人資本に頼ってない日本だから…回避の道はたくさん存在したのです。しかし最悪の選択を繰り返し、結果は「失われた時代」の創設です。土日もなく、一所懸命に名刺を配り、努力したのに…時代の流れに逆らって生きることを繰り返した、悔しさと挫折感は、皆さんには理解できないのでしょう。

あまりの不合理さに切れたのが、ノーパンしゃぶしゃぶ事件(1998年)でした。驕る組織の大蔵解体論に繋がったのですね。転んでもただで起きない大蔵官僚のしぶとさは、金融庁の創設と言う過程で、アメーバのように増殖を繰り返します。このような過程を見て育ったのが…橋本元総理に育てられた「結の会」の江田さんですね。みんなの党の渡辺さんも国交省から提出された空港の外資規制に以前は反対していました。自民党の村論理に呆れ離れたのでした。

近年は米国ベンチャーを見習い、社内食堂を無料にする楽天式の経営スタイルが増えているようです。しかしカタルがIRNETを創設する頃、宮内さんに面談したことがありますが、あまりいい印象を抱きませんでしたが、ヤフーは目標達成で社内食堂を無料にすると…報道されています。牛馬じゃ、あるまいし…。餌で人間を釣る呆れる構図が、最近の新興企業には存在するのでしょう。先日、友達の娘さんが売り上げを重視するサーバーエージェントの社内方針が合わないと、会社を辞められたそうですが、何か危機感を抱いているのはカタルだけかな? コロプラを嫌うカタルの心理は、この辺りから生まれているのかも知れません。

先日来、述べていましたが、昨年の下げの直後からですから6月頃からですね。アベノミクスの失望を、よく採り上げています。最近は「アベマゲドン」と表現しています。ようやく日経新聞の記事になってきましたね。株式市況解説では、先日、カタルが述べた裁定買い残の仕組み債の減少を採り上げていましたし、日銀のノー天気な態度を、今日は国債の買い入れ減として報道で指摘し始めています。昨日のNY市場は200ドルを超える下げがあったと不安を煽る報道になっていますが、引けでは149ドル安ですね。フライジャイル6の通貨安からの金利上昇は、新興国経済から先進国への揺り戻し現象です。しかしこの懸念は、批判を受けた昨年5月の金融緩和縮小を発言したバーナンキ議長発言の失敗により、市場は一旦消化しています。カタルは一番怖いのは、予期せぬ出来事の勃発だと述べています。予行練習をした下げは、基本的に確認作業に過ぎませんから大きな亀裂にはなりません。

カタル自身もよく分からないのですが…、カタルはFRBの金融緩和縮小を急ぐべきではないと言う立場です。理由は2006年からの日銀の失敗です。バブル期からの不良債権処理を小泉・竹中改革で一掃しました。だからこの立ち上がりが本物と日銀は勘違いしたのですが…。CDSの残高は、異次元規模に膨らんでいましたからね。2007年末には62.2兆ドルと推測されていましたから、概算で1ドル=103円として6400兆円規模です。金融デリバティブの進化により、新興国は躍進できたのでしょう。この仕組みが金融危機により破たんしたのです。しかしAIGが早期に市場復帰し、米国政府に巨額の利益をもたらしたように…、CDSの論理的な計算は、概ね正しかったのでしょう。この巨大残高にまで暴走した金融界の仕組みに、タガを嵌めたのがボルガールールやバーゼル3の規制です。基本的に金融機関が強くなければ、実体経済は潤いません。リスク供与をできないからですね。ソフトバンクの「スプリント」買収資金供与、サントリーの「ジムビーン」買収資金供与など、ようやく日本の金融力も復活してきました。

しかし市場評価は、相変わらずに低いままですね。このギャップは何れ修正されます。だからカタルは継続的に、三菱UFJの4ケタ説を繰り返し述べています。論理的妥当株価に市場価格が追い付いておらずに、依然ギャップが存在するからです。株式投資をしないから、政策官僚は市場経済の実態が見えないのでしょう。だからノー天気な中途半端な形だけの政策に溺れるのでしょう。2006年から2010年10月の包括的金融政策まで追い込まれた失敗を、同じ過ちを2度も、日銀は犯さないでしょう。カタルは基本的に楽天家なのです。市場がアベマゲドンを懸念するのは、充分に理解できます。その為に白井さゆりさんの発言をヒントに、ヘッジファンドが動いたわけですね。しかしカタルの反省会でも分かるように…圏外に置いていた加工産業まで、実際は、欧州筋と思われる外人投資家は、先買いしていたのですね。(アルプスの事例を掲げました。)此処での株価修正は…カタルが指摘する信用創造機能が、充分に評価されていないので、歪みが生まれているのでしょう。故に調整波動が起っているのでしょうね。決してアルゼンチンに端を発した「フライジャイル6」ショックとは、本質が違うのでしょう。単なる時間調整に過ぎないと思っています。

最近は次期経団連会長に決まった東レの榊原さんの発言が、気になりますね。影の総理と揶揄されるほどの実力を誇った経団連がGDPの構成比を知らない訳ではないのに…カタルはセブンアイの鈴木さんでも良いと思うのに…。何故、製造業に拘るのでしょう。サービス産業から代表者が決まっても良いと思うのです。

きっと、皆さんには、この手の話題は、興味ないのでしょうね。最近、カタルは読者からご批判を頂きました。カタルの信じる道なんか、どうでも良い。要するに儲かる株を話題にしろとの趣旨なのでしょう。でも儲かる株の本質を考えていくと「利益の質」や「見えない利益」の背景が、分からないとならないのですね。儲けると事は、簡単なことじゃありません。最近は「我慢」の話をよく採り上げますが…、バフェットも一夜にして大金持ちになったわけではありませんね。コカ・コーラは、一体、何年、彼は保有し続けているのでしょう。ソフトバンクも昔は800円台だったと思います。確か…僕の買った株価は、あれは1998年の秋だったと思います。僕は、なけなしのお金で買ったのですが…生活が苦しく、売ったのを記憶しています。我慢できるに足る経済的な背景を信じられるかどうかで…、このような精神的な試練を通り抜けられないと、株で儲けることなど出来ないのですね。その為にカタルは、何度も、株を買う理由の背景を語っているのです。

カタルは「信用創造の復活」と「スマートコミュニティー」と言う未来への課題を2大テーマに掲げています。そう言えば金曜日の富士通は好業績を材料にしたと…解説されていましたが、決算を見たらサプライズ水準ではありませんね。四季報の予想通りじゃないですか。でもカタルが何故、年初からの有望株として取り上げていたかと言えば…クラウドに対応したスマートコミュニティー関連株だからですね。クラウドの分野が急成長する時代背景は分かりますが、なかなか相応しい銘柄が見つからないのです。しかし富士通は現在、この分野に力を注いでおり、これからコマツのような利益計上の可能性があります。だから直ぐに上がる訳ではないのです。おそらく1年から2年程は揉み合いを続ける可能性もあります。この程度の業績推移で直ぐに値嵩株には行きませんね。何しろ売り上げ規模が4兆円台の富士通です。10億円の007と同じに考えては駄目ですね。

カタルは先週、予定を変えて「フライジャイル6」のアルゼンチンを採り上げ解説しました。脆弱な通貨を持つ新興国の代表ですね。(インド、インドネシア、タイ、トルコ、南アフリカにアルゼンチンかな?)それぞれ通貨防衛の為に、最近は利上げしています。金利が高くなれば経済活動が鈍ります。つまり新興国から先進国へ活動機会が移転されているのです。本来は量的緩和を続ける日本に資金流入があってしかるべきなのです。ところが村論理が、この資本投入を拒んでいるのです。日本空港ビルディングを買い集めたオーストラリアの投資会社「マッコーリー・グループ」に対する資本規制問題は2008年2月の出来事でした。1600兆円の個人金融資産に甘える村論理が露呈した事件でした。でも面白いですね。日産は買い手がなく格下のルノーに買収される訳です。日本にもIBMのように…異文化企業が根付く事例はたくさんあるのです。

今日も話が飛び…理解し辛いかもしれませんね。市場経済と言うか、株価と表現した方が相応しいかどうかわかりませんが、調整をしたりするのは…現実とのギャップを埋める作業なのですね。株での儲けも現実社会と市場経済の株価とのギャップを埋める作業です。富士通はクラウドの大本命だったのですが…市場から軽視されていました。だから僅かな業績改善で株価が大きく跳ねたのでしょう。この動きは将来の予兆と考えられます。興味深いのは…全体市況が崩れているときに、このような動きが表面化していることです。さてそろそろ読む方も嫌になる段階です。皆さんにカタルの頭のアイディアを知ってもらうのは容易ではありません。金曜日の2時半ごろ417円に45万株ほど見せ玉と思われる売り物が示され、相場は若干崩れましたが…値を保ち、その後も415円に30万株ほどの見せ玉が出て、相場をコントロールしていました。おそらくヘッジファンドの仕掛け演出ですね。ようやく…出来高が僅かに膨らんでいます。

来週は強弱感が交錯する相場展開でしょう。ただカタル自身、時間推移が足りないと思っています。その為に日証金残高では信用買い残が増える有様です。これでは喚起注意規制解除は望めませんね。演出が露骨に見えるので…ここから2週間程度だと考えていますが、そろそろ余裕のある人は、拾っても良いかもしれません。事実カタルは417円で少し買い増ししました。007も金曜日に買ったのですが…。本当はカタルの資金力からすれば、焦らず、出来高が大きく膨らんでから、参戦しても良いのですね。ケネディクスクラスでは4000万以上、出来ると確実でしょう。ただ分からないのが、52週線を挟んだ時間調整を経ている事実です。通常は信用買い残を抱えたままでも…、あれだけ時間が経過しているので、買い上がるのかも知れないと考えていたのです。だから年末の上げで541円ではなく、549円まで買っていましたね。トホホ…。その後500円割れ直後に半分投げ、ヘッジ売りをして458円だったかな? あの放れで買戻しドテン買いもしたのですね。此処がまだまだ素人レベルですね。もう一段売りを仕掛けると…言っておきながらケネディクスの魅力に負けています。誘惑の多い美人ですね。トホホ…カタルは女に弱いのです。

しかし金曜日の下げは、ようやく心が更に動いて来ました。あのような見せ玉を見るとワクワクしてきますね。資金の無い人は619円からの参戦で充分ですよ。何故なら、アベマゲドンのリスクが依然、存在するからです。まさかとは思いますよ。でも先日の日銀会見や財務省の全国局長会議、金融庁のみずほやくざ融資事件など…の推移をみると、安倍首相のダボスでのドリル発言は、大きく霞んでいるのです。カタルは楽観的なので、多少、ユトリがあるから買い下がっているのですね。でもこの行動は非常に危ういのです。だから同じ参戦でも、確実に出来高が膨らんで、強弱感の対立が鮮明になってからの参加でも良いのですね。分かるかな…。自称プロやそこそこ相場をかじっていると…、多くの人は下げ過程をチャンスと思い買う訳ですね。でも下げ過程を買うより、上げ過程に移行してから買った方が賢いのです。仕掛人のヘッジファンドは、買うために打診売りをしているのですが…コツンとしなければ、買い転換しませんね。もし売り仕掛けをしているヘッジファンドが転換するなら、大物が参戦しているなら、今度こそ、一気に619円を抜く相場になります。何故なら…この解説は明日ですね。少し長くなりすぎました。それでは、また明日。

投稿者 kataru : 11:30 | コメント (0)