« 2009年07月 | メイン | 2009年09月 »

2009年08月30日

直前まで迷った投票

実に今回の選択は困りました。
いつもは文句なしに自民党なのです。株屋として民主党に入れるわけにはいきません。福田さんの辞任はどう考えても擁護が出来ずに、仕方なく保守政党の公明党に比例票をいれました。東京2区に公明党は出馬していません。民主党の中山よしかつと、自民党の深谷隆司ですが…73歳かトホホ。いい加減に引退すればいいのにと思いながら、自民党へ投票した次第です。気持ちは民主党だったのです。しかし財政が圧迫され確実に北海道化を歩む道は容認できませんでした。東京都知事が美濃部さんになったときもひどかったですからね。苦渋の選択とはこの事かな?

気になるのは群馬4区ですね。
スポーツ新聞によれば、石川2区の森さんと共に福田さんは危ないようです。森さんの選挙区の民主党の対立候補の田中美絵子さんは綺麗な人ですね。森さんも72歳ですからね。そろそろ後進に道を譲るべきでしょうね。対する田中さんは33歳です。年齢で全てを決めるわけではありませんが、やはり日本をこれから良くするには若い人が時代の担わないとなりません。しがらみ政治はいい加減にして欲しいと国民の多くが思っているのでしょう。世襲制を否定するのですが小泉進次郎はどうなるのでしょう。若いですね28歳かな?

今回の選挙は激戦だから関心は高く面白いですが、株屋としては政策が配分の話しだけで面白くもありません。国民の財産と生命を守るのが努めの筈ですから…株を下げないで上がることを念頭に置いた政治をするなら直ぐに応援団になりますが…。おそらく予算折衝で混乱する民主党を自民党が叩く展開で予算もなかなか決まらないのでしょう。混迷する政治情勢を見て何処かで株式は下がる場面があるのでしょう。まぁ、株式の水準はこれ以上下がらない危機ラインにありますから、大きく下がりませんが上がらない揉み合い相場に苦労する展開は容易に想像がつきます。株屋にとって株価が動かないのは大変な事態です。この混迷期が明けるのは何時になるのやら…。

国民審判のほうは直ぐに決まりました。さて明日は取り合えず新政権の歓迎相場でしょう。

投稿者 kataru : 17:10

2009年08月23日

頑張れ!日本文理高校

今日はまさかの展開で、楽しみが延びました。
まさか日本文理高校が決勝戦に進むとは意外な思いがしました。たぶん新潟南高校のベスト8までが、これまで最高の成績だったと思います。日本文理は昭和59年の開校で、僕が新潟明訓に入った頃はありませんでした。ずいぶん、最近できた学校ですね。明訓は夏に5回、春は1回甲子園に出場していますが、最近は日本文理が勝つケースが増えたように思います。別に母校でなくても、うれしいものですね。やはり自分が育った郷里が頑張るのはうれしいものです。何しろ、初めての決勝戦だから…。

実は息子が鹿島アントラーズのファンで、先日、鹿島球場に応援に行ってから不思議なもので、このチームの成績が気になるようになりました。やはり身近なふれあいが、人気を保つ要因の一つなのでしょう。昨日は娘がサルサをしており、その発表会の見学に、西東京市の方面まで車で行って来ました。なんと1時間も掛けて観に行きました。午前中は日本舞踊の発表会で、午後からフラダンスやフラメンコなどの踊りと一緒に1日中あったようです。僕たちは2時間ほど見学して帰ってきましたが、何かに熱中するというのは良いものですね。やはり何か楽しみを作らないと…

最近、はじめてみたいと思うのがフライフィッシングですね。岩魚を釣ってみたいですね。実は高校生の頃、古典の先生は清流釣りが好きで、熊にあった話など…面白おかしく授業中に話してくれたのを、今でも鮮明に覚えています。あのような先生が、今の時代にどれくらい居るのかどうか…。愛情を持って自分の体験談を話してくれる先生は、多感な高校時代には多くの刺激を与えてくれます。幸い、仲良しの友達に釣り馬鹿がいます。彼は毎週、佐渡まで夜釣りに行くのだそうです。黒鯛(チヌ)釣りの話しを、毎回、会うたびに聞かされますから…。彼の年賀状は毎年、大きな鯛を釣り上げた写真なので、一度、比べたことがあります。毎年、微妙に違うのですね。魚を抱いている写真は同じですが、服装や鯛の大きさが…だから毎年、釣り上げた写真なのですね。

あとは山登りかな?
最近、大雪山で遭難の事故がありましたが、登頂した時の達成感と言うか…あの感激は素晴らしいものがあります。途中もなかなか景色が良いし…何度か、雲海を下に見下ろしたことがありますが、あの光景は素敵ですね。上高地は好きな場所です。学生時代から博打が好きで麻雀などをやって過したので株屋になったのですが、この世界はなかなか難しいですね。上がるか、下がるか、確率は50%なのに…。何故か、負け続ける時間が長くなっています。当たり前ですね。持ち続けると平均で1/5ぐらいになっているのですね。日本経済の停滞は、なんと20年ほど続いています。

先ほど、ビスタの原稿を書くために調べたら、80%がPBR1倍割れなのですね。信じられません。50%の株式が、しかも配当を実施しています。おかしな水準です。この数字を正当化するためには、デフレが続くマイナス成長の国が前提になりますね。本当にそんな社会になるのかどうか…。来週末は選挙になりますね。どちらの政党が勝つか分かりませんが、真剣に日本を考えないと、皆が食えない時代になります。まぁ、株屋は既に激戦区ですね。僕は今の会社に入ったのが13年ほど前かな? その当時、今の会社には仲間が100名ほどいましたが、今では20名ほどしかいません。つまり1/5の激戦区なのですね。いつまで淘汰の嵐は続くのかどうか…。国家公務員の世界が羨ましいですね。普通なら倒産しているような不祥事を繰り返しても、社会保険庁の職員は給料も減りませんね。一般的企業なら間違いなく倒産です。

さて選挙戦が宣伝カーのスピーカーがうるさく感じられますが、真剣に候補者の意見を聞いて、自分で選択して投票に行きたいと思っています。明日は頑張れ!日本文理高校。

投稿者 kataru : 17:06

2009年08月16日

株価はGDPで決まる

株が上がるには企業業績の向上が必要です。
その基本は日本の付加価値が増えないと企業業績の向上は望めません。今でも話題になるのは「前川レポート」で、その中身は内需の振興、市場開放、金融自由化などです。まぁ当時の経済背景を考えれば、米国有利の黒字減らしの為のレポートだという批判はありますが、日本自身が世界先端を行き、新しい技術革新のグローバル・スタンダードになるような基準を設け、その為に公共事業投資などの後ろ向き予算を削り、先端技術への予算を増やし、世界のモデル国を作れば内需振興が成し遂げられます。このような内需振興が盛んになれば、新技術の先端分野国家の創設になるから、既存の産業である労働力の安い地域との内外価格差はなく、競争相手がいませんからGDPは上がり、みんなの給料も上がりますね。中国などで生産ができる分野と競争して勝てるわけがありません。「しまらー」が増えるような国にしてはなりません。

GSユアサが人気になるのは賛成です。数字が合わないから買いませんが、目指す方向性は合っています。環境対策は世界で一番、厳しい基準を設け邁進すれば良いのです。HVやEVの自動車、太陽光発電、ITを利用したインフラ整備ですね。テレビ電話が主流になり、自宅で簡単に診断が出来て病気が治るインターネット病院の新設など…。役所の書類も全てネットで処理し、高速道路のITS化を進め、目的地まで寝ながら運転できる車の創設など…既存の技術で最先端国家が生まれますね。このような新技術にお金をジャンジャン使います。LEDの普及の為に補助金を利用すれば良いですね。電機の消費量は下がり国民が長い目で見れば豊かになります。この予算は既存の電球や蛍光灯の価格を引き上げて、税金を重くして補助金の予算に当てます。価格競争になり早期に構造転換が出来ます。このようにエコ減税の予算を増やし、これまでの公共事業を減らし内需の需要を一新します。建設業の業種転換を促進させる為に、介護や農業事業へ転向する人は、これから発生する税金を免除するとか…いくらでもお金がなくても日本の構造改革ができますね。

ゴタクは兎も角、GDPは株価の明暗を握る重要な要素です。
明日はその発表がありますが、GDPはプラス転換の予定です。民間の予測値はプラス3%と高いようなので失望売りになっても、基本路線はプラス成長に向かっていますから、気にする必要はありません。今日はこの後ビスタの原稿で、このGDPの話しを中心に株式を考えて見ます。

投稿者 kataru : 11:14

2009年08月09日

選挙論争

一般的に日本国民は、かなりの教育水準の筈です。配分ばかり強調する政策論争にウンザリしているのは、私だけでしょうか? 既に一人あたりのGDP水準で、米国に1万ドルの開きを付けられています。米国を旅すれば分かりますが、あの料理の味は…とても食べられたものではありません。食べ物は一つの楽しみですから、料理が美味しい国は文化水準も高く、優れているのでしょう。何故、日本が他国に大きな差をつけられるのでしょう。やはり島国根性の妬みでしょうかね? 小さな地位がそれほど大切でしょうか? 私の友人で、成功している仲間が再生の仕事をしていますが、多くの失敗事例を見ると、自分がやらねばならぬとの使命感のある経営者が邪魔で、その企業を陥れていると言います。当事者は分からないのですね。裸の王様なのでしょう。

一度、流れに逆らわずに、退く勇気も必要でしょうね。後進に道を譲るとの言葉があります。隠居と言う制度があり、古い日本は秩序を守ってきました。今度の選挙がどのような結果になるか分かりませんが、年金などの配分問題などに、論争のスポットを充てたくありませんね。マスコミは報道論調を変えるべきですね。世論はマスコミの誘導によって決まります。株式相場を見ていればわかります。間違っていても日経新聞の影響力は絶大ですね。ロボット教育をほどこされた日本人は、なかなか自らの力で考えることが出来ないようです。世の中の流れに身を委ねていますね。

こんな話しより、かたる君、最近ドラクエに嵌まっています。
難しいですね。ネットのヒントがないと、とてつもない時間を要するでしょうね。記録力だけでヒントがなくて、果たして辿り付けるものではないでしょう。ただ残念ながら、目的である通信機能を未だに利用しておらず、新しいゲームなのかどうか…判断が付きません。簡単にネットで繋がれば良いのですが…。

実は昨日、東京に来て20年が経過しますが、初めて東京湾の花火大会に行って来ました。中央区役所のネットで申し込んだ人に、入場券を割り当てていたのです。かたるの家は佃なので近いのですが、トリトンまで自転車に乗って、その後は歩いて30分ほどでした。花火自体は、長岡の地元に劣りますが、すごい人出でした。楽しかったのは観客の表情です。家族連れも多く…。子供が珍しいそうに、驚いた様子でじっと花火を見ているのです。ジュースを飲みながら決して目を離しません。きっと、初体験なのでしょうね。

更に隣には若いカップルがいました。
男の方がジッと花火を眺めていますが、女の子の方は花火が上がるたびに…、キャー、すごいね…などと、はしゃいでいます。素敵な光景でした。周りの人が楽しそうな時間を送っているのは、良い気分ですね。何故か、心が安らぎます。日本国民全員が、楽しんで生活を送れるような世の中になって欲しいですね。自殺者が増えたり、犯罪の検挙率が下がったりしない、安心した社会を作って欲しいものですね。その為には皆が豊かにならねばなりません。やはり「出の話し」より「入りの話し」に重点を置くべきでしょうね。

投稿者 kataru : 20:37

2009年08月02日

選挙公約か…

民主党、自民党がマニフェストを発表し、選挙公約が出揃いました。株式と政策は密接な関係があります。サラ金規制により消費者金融株は何年も低迷し、バブル崩壊後の経済は未だに成長論からかけ離れています。簡単なことなのに実現ができないのは、批判を恐れ、理想論が実現しないからでしょう。例えば朝日新聞には、当初、健闘された公約が消えた例として、インターネットを利用した効率医療システムを考えたのですが、医師会からの反対で消えたとか…。自民党らしいですね。衆議院議員の削減は10年後? 

一方、民主党は脱官僚を打ち出し、勢いは逞しいですが、果たして実現できるのかな?
彼らの巧妙な手口は、なかなか崩せないと思います。一方、労働派遣問題や不動産業に不利になると影響が出ているようです。子供手当ては賛成ですが、現金を渡すことがフェアかな? でもこの政策で出生率が上がるなら賛成です。ただ残念な事に、成長論が皆無です。ここが大問題なのに…。民主党政権が誕生して、全ての公約が実現しても日本は貧しくなりますね。民主党は此方…

どちらが理に適っているのか?
証券会社の人間としては、やはり自民党なのです。何しろ成長論がありますからね。しかしこれまでの実績を見れば、先送りや骨抜きでなかなか政策が進みません。この際、変化も必要かな? 4年は長いトンネルですが、既に20年もトンネルだから…。あと4年ぐらいは…とも考えますが、喰えない4年は長いですからね。自民党は此方…

やはり中田さんのような若い人が、日本を引っ張るべきかな?
彼もかなり年齢を重ねましたが…。既得勢力の利害関係なんか関係ないですね。日本が良くなる方法に全力で向わないと…病院が変わるたびに検査は必要ないし、電子カルテなどを一元化して、効率医療を薦めるべきですね。医療費の水増しなんか出来ません。キャッシュレス社会にすれば、脱税が不可能になり、税務署員もカット出来ますね。更にGPSで罪を犯した人は直ぐに捕まるから、警察庁などの人員もカットできますね。検挙率はあがりますよ。当然、高いコストをかけたNシステム不要になるし…。どんどんコスト・カットが出来ます。公共事業も時限で区切るべきです。10年も工事が必要な事業は限られます。やるならスピーディーに実現しないとなりません。何年も何年も、人件費を無駄にすべきでありませんね。法律は時限にすれば時代に合った政策が実施できます。古い法律に縛られません。

証券界のように公務員も国会議員も半分にすれば良いのです。農業や近隣のエネルギー開発やロボット産業などを育てれば良いですね。車社会はITSにして…効率化を進めれば良いのです。簡単なことなのに…。お金は簡単に生まれます。投資した人に、失敗したら無税償却にすればお金は集まります。国が新会社の債務保証するだけで、AAA格の安い利息でお金が集まります。新しい産業を創設して世界に先駆け、SFのような未来都市を作ればいいのに…。内需振興ですね。

そうなれば成長論が復活し、外国からどんどん資金が集まりますよ。簡単ですね。机上論は…。成長率を上げれば、所得が増えますから、その分を消費税で吸収して借金を返し、日本国は世界トップ水準のGDP国家になります。豊かになったら宇宙開発ですね。飛行機の時代じゃないですね。ロケット時代を作ります。新婚旅行は月で1週間100万円なら、多くの人が参加しますね。鉱物開発は宇宙ですればいい。宇宙で生産した太陽光電力をマイクロ波で地球や月に送れば良いのです。いくらでもお金の使い方あります。みんな採算に合いますね。

たまには現実の世界の株を離れ、未来を夢見て過したい。

投稿者 kataru : 11:44