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2006年03月26日

信義って?

今日は少し時間があります。なにしろ週末に時間があるのは久しぶりなのです。故に、銘柄検討をしようと、先ほど、会社四季報CD―ROMを利用して調べておりました。かたるは独自の方法でスクリーニングします。例えば、流動資産が前期に比べ増えた会社だとか…基本的に業容が拡大すれば、先ず、流動資産が増えるわけですね。しかし中期的には使えるかもしれませんが、財務指標は遅れますからね。株に使えるかどうか…。

この会社四季報のCD―ROM版は優れものです。長年、日経会社情報のものを使っていたために、慣れるのに一苦労です。日経新聞社らしくCD―ROM版は採算に合わないのでしょうか? かたるは商売なので「会社四季報」や「会社情報」、そして、先日、是金の希望で紹介させていただいた「株式データブック」をそれぞれ買いましたが、一番のお気に入りは、やはりこの四季報のCD―ROM版でしょう。スクリーニングが出来るのは良いですね。ネット上にも簡単に検索できるサイトがあります。こんどリンクのコーナーに掲載しておきますね。

最近は銘柄探しに、時間をかけなくなりましたね。もう少し勉強する時間が必要な気もしますが、株で儲けるのは銘柄探しより、売買テクニックなのかもしれません。大概はお客様の意見がヒントになっています。この銘柄はどうですか?と聞かれれば、ある程度、調べて回答を出さねばなりません。大概は駄目銘柄が多いのですが、中には、ことの外、お気に入りの銘柄が出てきます。ほとんどがお客様からのヒントなのです。ベンチャーリンクなどは、最初に買ったのは2000円前後だったかな? 2002年ごろの話だと思います。最初は何をやっている会社か…サッパリ理解できませんでした。

業績が落ち込むわ、株は下がるわ、倒産しそうになるわ…で大変だったですね。しかし業態を理解し始めたら、大変な有望株に見えてきたのです。BLP(ビジネスリンクパートナー)の存在が生きているのです。地方の金融機関とのパイプなどを利用し、新営業態の開発などを含め、素晴らしい営業力があると思うのです。ようやく、金融融和の時代になり新規投資が盛んになる時代を迎え、過去の失敗を補ったFCビジネスのロイヤリティーは増え続けますからね。上手く行けば、大変な成長株に変身する可能性を秘めていますね。現在はカーブス、7つの習慣、陳麻家、三代目茂蔵などのブランドが中心ですが、この中からか、それとも、まだ見ぬブランドか分かりませんが、大ヒットのブランドが生まれるかもしれませんね。

先日、買い始めたサイバードもJIMOSとの統合するなど、成長路線を歩んでいるように見えます。業績の動向を見極め、再び買い増しに動くこともあるでしょう。実はこの銘柄もお客様からの問い合わせです。何故か、株価が下げていたために好きになったのです。基本的に経営者の姿勢なのでしょうね。頑張る人間は、多少のギャップをバネに飛躍するものなのです。むしろ、経営危機のような逆風こそが会社を飛躍させるのだろうと考えています。

日々の経済環境はいろんな新聞や雑誌を見ておけば、常に新しい情報に頭の中が更新されます。だから選択眼は証券マンである限り、常に更新され大丈夫なのでしょうが、問題は人脈ですね。世代を超えた付き合いをしないと、なかなか世情の変化に付いて行けませんから、なるべく、若い人と交流を持つように努めています。あまり飲み会が良いとは思いませんが、仕方ないかな? でも中には、このような飲み会の場を嫌う人も居ますね。まぁ、僕も好きなほうじゃないですが…

話は変わりますが、民主党の永田議員を皆さんはどう思うのでしょうか? 当初、こんなメール問題だけで辞任するのは行き過ぎかな?と考えていましたが、過去の彼の経歴を考えると辞任が当たり前のように感じていた所に、ネタもとの西澤氏の名前が公表されました。当初からネタ元は業界人なら誰でも知っていたのですが…しかし信義からすれば、発表すべき事とは違いますね。卑怯ですよ。まるで保身のためにダミーを作っているみたいで…僕なら絶対に口を割りませんね。昔、加藤あきらが「誠備」と言う投資顧問を作り、仕手軍団の資金元が問題になりましたが、彼は検察に前で黙秘を続け、何年か監獄に入っていました。

それを思うと、永田のような奴が居ると腹立たしく感じます。世話になった恩義を返すのは当たり前、教えてくれた情報が偽物でも、本物でも情報提供者に対し、礼を尽くすのは当たり前です。それを…信用できない男ですね。見ているだけで腹が立ってきます。最近、この年になって高校時代の仲間と会う機会があります。その中で責任感のある男は、いい仕事をしていますね。久しぶりに会ってビックリすることが、結構あります。性格がいい男は世間でも活躍しているのですね。

仕事ができるとは、基本的な生活の考え方が確りしてないと駄目なのですね。多くの場合、みんな家庭を持っていますね。最近、思うのですが30代で結婚しない多くの若者が居ますが、やはり、何か欠けているのではないでしょうか? いい奴はみんな一所懸命に生きていますね。恋愛でも仕事でも、いつも真剣に頑張っているのです。どういう経緯でネタ元を公表するのか分かりませんが、やってはいけない、してはいけない最低限のポリシーは守りたいですね。

投稿者 kataru : 10:28

2006年03月21日

第五番

2度負けている韓国に日本はようやく勝ち、決勝戦に行く事になりました。不思議な巡り会わせです。なにしろ、2度も負けたのですから、決勝戦に行くのは韓国であってもいい筈なのに…。ルールのおかげで、僕らはまた楽しみが増えました。実力NO1のアメリカが敗退し、メジャー選手の多くを欠いている日本が、メジャー選手を多く採用した韓国に、運で勝って決勝戦に行くのですね。運命と言うのは面白いものです。

何気ない出会いが、一生の付き合いになることもあります。しかし人間は保守的なもので、多くの場合は変化を嫌います。日本人は特に農耕民族なので安定を求めるようです。短い人生ですが、僕の経験から言えば、向こうから声が掛かった時は、なるべく前向きに考えたほうが良いでしょう。その切っ掛けには運命を感じるからです。サラリーマンなら会社と自宅の往復で自分のテリトリー以外にあまり行動範囲は広がりませんね。そんな時に、突然、何かしらのチャンスらしきものがやって来たら、皆さんはどうするのでしょう?

僕は多くの場合、前向きに行動範囲を広げるようにしています。些細なことでも良いのです。会社のプレゼンを任されたり、学校のPTAの役員を引き受けたり、そんな事の積み重ねが生活に潤いを与え、自分らしい生き方に繋がっていくのでしょう。だから人との出会いは大切ですね。なるべく相手の立場に立った行動が基本となりますが…株屋の場合は自己主張が強すぎて…少し異色かな? 

昔は人生50年だったようですが、現代社会は医療の発展により、人生70年から80年ぐらいに延びているのでしょうか? しかしただ食って寝るだけの人生など…面白くないですね。常に前向きに新しいものにチャレンジして、好きなものはその道を極める努力をしながら、人生を楽しめれば良いと思います。松下幸之助が晩年、松下政経塾を創ろうとした真意は何処にあるのでしょうか? 日本には多くの伝統芸能の世界がありますが、後継者がいないと言われています。日本の伝統芸能などの文化を後世に残すのは必要なはずなのに…

昨日は、結婚記念日でかみさんと都内の日本料理店に行きました。あの漆の器と言うのは手に馴染み、素敵なものですね。しかし家庭で使うのは味噌汁の御椀ぐらいでしょうか? 何故、日本人はあのようなものを使わなくなったのでしょう。昨日は桜を用いた料理とたけのこの料理が中心で春らしい演出でした。季節を感じさせる演出効果が随所に盛り込まれた料理です。場所は青山の「赤芳亭」です。残念ながらおかみさんは良いのですが、仲居さんの教育が今ひとつで、折角の料理の演出効果が半減しそうな感じでした。実はこの店は二度目の訪問です。前回も満足した料理で、今回もマズマズです。昼は5500円かな? 夜は11000円と14000円の二種類だそうです。

最近は株のことより、如何に生きるのか? そんなことを考えるようになっています。東京へ出てきた切っ掛けは父の死が引き金になりました。もう直ぐ、母もこの世から来世への旅立ちを迎えます。彼女の人生は楽しかったのでしょうかね? 思い返せば貧乏な生活で…オヤジは質屋通いの毎日で…しかし僕が高校生、大学生となるに従い、マズマズの普通の生活になって行きました。親父は何度か転職した事になりますね。輪タク、郵便局、すし屋、焼き鳥や、駐車場の係員か…まぁ、世間一般に言う、まともな人生からは程遠い選択でしょうか?

株屋の僕も余りまともな人生と言えるのかどうか…証券会社など銀行屋と同じで、下品な商売とされますからね。銀行屋は金貸し出し…職業の自由をどう選ぶのか? やりたい事を選択すればいいのでしょうが、毎日、パンを創っている人、鮨を握る人、マグロを追いかける人、様々な仕事があるわけで、何故、働くのでしょうか? みんな生活の為ですか? それとも別な目的があるのでしょうか? 僕は株屋なので、なんとかこの世界を見極めたいと必死です。しかし長年、駄目だったですね。ここまで来るまで30年近い歳月を費やしました。しかし未だにヒヨコです。下げ相場を取れませんからね。上げ相場ではマズマズの成果でしょうが、潮目を感じながら、往復を取れないから…

仮に5年程で、今の僕のレベルまで到達できたなら…人生はまた変わっていたかもしれませんね。残念ながら、ハイレベルの出会いがなかった為に、試行錯誤を永遠と続けたわけです。やはり一流のレベル人は、どの方も素敵ですね。料理人には料理人の自負があり、アイデンティティーがあるのです。幸い、投資の世界は力の世界とは違い、晩年まで時間がありますからね。まだ、これから挑戦できるのでしょう。最近、少し自信が持てるようになり、友人の運用を受けるように方針転換しています。

正直に言うと、今までは失敗の人生で自信がなかったのです。だから友達から頼まれても断っていたのですが、最近はお客様の資産運用もマズマズの成果のようで、故に恩義のある友達を中心に頼むと言われたら、運用を受けるように方針転換しました。まぁ、素人の皆さんが自分で運用するよりはプロですからね。あまり急ぐ必要はないでしょう。年間30%で充分だろうと思います。

もう直ぐ、一人前の証券マンになれるかな? 死を迎える前の瞬間にがんばった!と自分を褒めてあげられるような人生を送りたいものですね。

投稿者 kataru : 11:01

2006年03月19日

豊かな生活を生む投資

新潟は雪がちらつき、東京は晴れていましたが、風が強かったですね。ようやく、最近は昼が少しずつ長くなっていることを実感できるようになって来ました。季節は確実に変化し、時間が経過している様子が窺えます。東京株式市場も、かなり、暖まってきた様子が窺えます。ソフトバンクによるボーダフォンの買収が決まり、これからの孫氏の手腕は見物ですね。本来なら、断トツ有利のNTTグループは、いずれ日本航空のような存在に変るのでしょう。そうして民間活力が溢れた社会が出来上がるのです。総務省の竹中大臣は頑張っている様子です。(僕は個人的にはあまり好きではありません。)

中川政調会長は、なかなかの人物のようです。顔はやくざ的な雰囲気を醸し出していますが、100兆円単位の資産売却が実行できれば、たいしたものです。有言実行をモットーとしているかたるは、実行することは難しいと実感しています。頭の中のアイディアを、現実に移し変える作業は、並大抵の努力で出来るものではありません。不撓不屈の精神力が必要です。さて、中川氏は果たして、本当にやれるのかな?もし実行できるなら総理大臣候補になるでしょうね。政治家は理想を実現させてなんぼの世界です。株屋はお客様を儲けさせてなんぼの世界、一番大切なエキスを出す為に、様々な努力しなくてはなりません。

株式市場を考えた場合、ようやく、調整の脱出が始まったように感じます。今日の日経新聞の週間展望かな? 金利上昇懸念が載っていましたね。馬鹿な話しです。基本的に適正な経済運営が行われれば、株式相場は適度の上昇を続けるのです。三重野元日銀総裁のような無知な総裁が、日本経済を奈落の底に落とし入れたのです。彼はA級戦犯の犯罪者なのです。しかし福井さんは、おそらく、まともな方だろうと考えております。心配ないでしょう。株式は調整を欲している時は、過度に悪材料に反応し、上昇局面のときは悪材料も材料出尽くしになり、好材料に変化するのです。既に市場は上昇局面に入っているのでしょう。強気で対処すれば良いのです。

新高値は切れませんが、おそらく、人気株のソフトバンクも上昇波動に転換するでしょう。既に市場は、調整は脱しているのです。これからボーナス・シーズンの6月まで上昇波動が続くのだろうと考えています。今年から数年は投資信託が一大ブームになることでしょう。数年前、野村證券が野村戦略ファンドを構築しました。例の悪名高き1兆円ファンドです。光通信やソフトバンクを煽り、ITブームを構築した立役者でした。しかし…勇気が必要ですね。注文を断る勇気が…市場に流通する株式は限られたものです。プロならプロらしく…市場を愛さねばなりません。限度があることを自覚しなくてはならないのです。野村にプロの資格があるのかどうか…護送船団方式に護られた日本産業界は、本当の市場経済に移行しなくては…

画一化教育に慣れ親しんだ多くの読者の方に、どの程度、僕の心が伝わるか? 日本は本当に可愛そうな国です。新聞屋が自分達の論理で自分達の利権を守ろうとしています。しかしどうでしょう? 日本のマスコミの姿は、これで本当にいいのでしょうか? 米軍基地移転問題で揺れる構図、一つ取ってみても、おかしな姿が見え隠れしますね。何故、日米安保条約があるのか? 何故、徴兵制度が日本にないのか? 難しい問題に逃げずに、考えねばなりません。仕手グループの煽りに溺れる投資家の姿を見ると、悲しくなりますね。日本人は本当に馬鹿じゃないのだろうか? 

しかし料理をみると、やはり日本は一番だと感じます。食に長けている民族は優秀ですね。だから、僕は方向性さえ確り与えてあげれば、必ず、投資の世界でも優秀な市場が構築されると思います。グリーンピア事業などみると、悲しい予算の使い方がされています。市場が予算権を獲得すべきですね。だから郵便預金が投資信託に流れることは非常に素晴らしいことなのです。郵政民営化の意味を考えれば、日本株式市場は薔薇色なのです。良く考えて下さいね。自分なりに投資の流れを考えれば、簡単に市場展開が読めるようになります。そうすれば300万円の年収の人も、1000万円の年収の人以上の暮らしが出来るのです。考え、投資をすれば良いのです。

自分で切り拓くのはなかなか大変です。かたるは自分だけで道を彷徨い、ようやく、少しずつ本物に成りつつあります。しかしここまで到達する為に、色んな紆余曲折のいばらの道を歩まねばならなかったのです。毎日、読んでいただければ、少しでも時間を補えると考えています。頑張って下さいね。

投稿者 kataru : 20:58

2006年03月12日

藤原正彦

最近、藤原正彦と言うオヤジに興味が湧いてきたのです。先ほど、テレビに登場していました。
言っている事が滅茶苦茶なようで、論理が通っているようで…何故か、その馬鹿みたいな発言に惹かれる自分を感じるのです。私は、チャンバラものの小説が好きで、同世代としてはかなり読む方でしょうが…隣の浜ちゃんに比べると通勤時間がないので、読む量はかなり違いますね。しかし大御所さんは一週間に10冊以上は読んでいるでしょうし、隣の浜ちゃんも同じくらい読んでいるのでしょう。僕は今、難しい本を読んでいて、なかなか進みません。小説は面白いので2時間か3時間もあれば終りますが、堅い本はなかなか進まないのです。

証券マンは基本的に暇なのでしょうね。社員時代はかなり忙しい思いをして仕事をしていたような気もしますが、実際は、ノルマ達成は片手間で…、マージャンやパチンコの時間が多かったようにも思います。結局、一所懸命に生きてなかったのでしょう。最近は、このレポート書くために2時間ほど考える時間が増えました。そのせいか、相場の腕も多少上がったのかもしれません。どうも相場観を維持するためには、小説を読むより新聞や雑誌を読まないと駄目なのですね。昔は株式新聞などの専門誌を漁るように読んでいた時期がありましたが、最近は読まなくなりました。代わりに「選択」と言う雑誌や、訳の分からない会員レポートなどをぱらぱら見る程度です。時間があれば新聞を読むようにしています。

僕が毎日読んでいる新聞は日経新聞、金融新聞、産業新聞、流通新聞、日刊工業新聞、読売新聞などです。本当はフジサンケイ・ビジネスアイや日本工業新聞、産経新聞、朝日新聞、毎日新聞なども読めばいいのでしょうが、時間もないし…あの悪名高き日経ビジネスも仕方なく取っています。しかしあまり読まなくなりましたね。日経ビジネスは毎週号に変わり、読むところが少なく、広告ばかりなのです。よくあんな雑誌が世の中にあるものです。読むところより広告の方が多いのではないでしょうか? 本当は他のレポートも読みたいのですが、時間がないというのが実感かな? 

私の銘柄選びはお客様の情報に支えられているのかもしれませんね。実はベンチャーリンクなどもお客様からの質問から始まっています。多くの銘柄に心は動かされないのですが…調べると、結構、面白いものを持っているのがあるのです。そういえば、ライブドア事件を考える上で、藤原先生が登場したのでしょう。そうそう、市場原理主義と官僚社会主義を考えていたら、この藤原先生が登場したのです。相手は有名な先生だし…僕はしがない歩合セールスです。でもいつか会って、質問をぶつけてみたいのです。どう反応するのか? 今からワクワクします。

今度、彼の本を数冊読んでみようと思います。早速、アマゾンから注文します。最近は簡単ですね。書店に本を買いに行かなくても、好きな本を数冊選び注文すれば届けてくれますから…
驚いた事に、彼は新田次郎の子供なのですね。僕はお父さんの書かれた小説をかなり読みましたね。そうか…あの思考パターンのオヤジに育てられた子供か…なるほど。ネットを色々見ていたら、奥さんの写真もありました。綺麗な奥さんですね。やはり良い思考パターンの男には良い女が付くのですね。あのオヤジには、もったいないな。

僕は藤原先生とは思考パターンが全然違うのです。武士道などの世界は好きですが、市場原理が世の中を良くすると思っています。…と言うより、それを利用しないと国際競争に勝てないかな? 日本のような官僚社会主義に汚れた国は、一度、市場原理に揺れ動く方向に行ったほうが良いと思っているのです。一度、そちらに政策を振り、向こうの矛盾点が見えてくるだろうから、再び、此方の世界に、揺り戻せば良いという考えでしょうか? 別に市場主義が良いと思っているわけでもありません。ただ日本は、この考え方が不足していると思っているのです。

兎も角、一度、彼の本を読んでみて、もう少し彼を知ってからの話しですね。早速、「国家の品格」など、数冊を注文します。皆さんも一緒にどうですか? 何か本屋さんみたいだな…

アマゾンからの注文は此方から

投稿者 kataru : 10:14

2006年03月05日

人生は…

こんばんは。今日は、今、東京に帰ってきたばかりなのです。実は母の具合が悪くて、長岡に帰ってきました。前日に雪が降ったそうですが、昨日、今日は長岡も晴れていました。既に雪はなく、春の訪れでしょうか? 実は東京を出る前に、偶然に仲良しだった高校の友達が、新潟で昼間から飲んでいるというのです。「じゃ、おれも今日帰るから新潟で飲むか?」と言う事になり、高校の友達と4人で飲んで、そのまま新潟のホテルで一泊して、再び、長岡に行き、今、東京に帰ってきたのです。

友達と言うのはいいもので、数年ぶりにあっても、10年以上ぶりにあっても「おい、お前は…」って感じで気軽に飲めるものですね。みんな良い親父になっており、外見は少し、みんな太りましたが、性格は変わりませんね。みんなに「あんにゃ」と呼ばれている五十嵐君はラーメンチェーンのオヤジをやっています。やはり、学校時代に馬鹿をやった奴は、世の中に出てもソコソコできるものですね。学校の成績はみんな今一なのですが、世の中に出れば、皆、同じですからね。

これから時々、新潟に帰る事になりそうで、次に行く時は、マージャンをやる事になりました。高校時代の面子とマージャンをやるのは大学のとき以来ですから、30年ぶりぐらいになるのでしょう。そのメンバーの一人がゴルフ場の支配人をやっています。そういえば、友達の医者君も便利ですね。何かあると「おい、こんな時はどうなるの?」って、気軽に相談できますからね。でも株の相談を友達から受けたことがないなぁ~。

みんな貧乏なのか、僕の学生の頃を考え、相談に来ないのか…。馬鹿だなぁ~。皆、お金が欲しくないのかな~。と勝手に思っているのですが、そういえば、姪っ子に株の相談をされ、30万円で買えるかしら…と聞くので、ネット証券で口座を作れば良いよ。そうしたら、僕が買った銘柄を教えるから、同じ物を買えばいい。と応えたのですが…果たして、彼女は本当に株の口座を作るかどうか…

誰にでも、思ったり考えたりするのですが、いざ実行に移すのは、かなり覚悟がいるのでしょう。しかし僕が思うには、仕事が出来る人は、今、出来ることを、後に、先送りをしませんね。みんな思ったら、直ぐ行動に移すようなのです。「今度、東京に行こうかな?」と友達が言いますから、僕は直ぐに携帯電話を開き、スケジュールを見て「○○日と○○日なら空いているよ。いつにする?」と聞きます。それに促され、彼は家に電話をして、かみさんと相談して…「じゃ、4月の1日に東京で…」と予定を組みます。ところが多くの人は、その場で決めないで、なぁなぁ…になるのですね。

最近は自分でも時々、自分の行動がおかしいなと思うことがありますが…言ったことは、守らなくてはならないから、みんなに、なるべく正直に自分の考えを言うようにしています。後は相手が考えることですからね。株を売り買いするパターンと人生のパターンも似てくるのかな? 株も買いたいと思ったら、先ず買います。そうして買った後で、果たしてこの行動は正しかったかどうか?って、検証を何度も繰り返します。普通の人は買う前に、考えたり調べたりするのですが、僕の場合は考えたら行動が先ず来るのです。

そうして結果の検証や行動の検証は後になるのですね。一般的な生活パターンも、かなり短気のようです。相手の行動に誠意が感じられないと、直ぐに文句を言います。昨日もホテルオークラのボーイの対応が、今一で文句を言っていました。最近のサービス業の人の接客態度は、今一なのか? それとも僕の評価が厳しくなったのか? レストランに行っても、買い物をして常に株屋の視点なのです。この味は○○円。この値段は安いか高いか?考えるのです。

動けなくなりつつある母が、涙ながらに「皆に迷惑を掛けて申し訳ない」と言えば、年老いた母を見ながら、赤ちゃんと同じだなぁ~と思いました。赤ちゃんも弱者ですから、食べることも、おしっこも、お風呂も、みんな親が面倒を見ますからね。そう言えば、人生の始まりと終わりは、同じなんじゃないかな?と思いました。

昨日、飲んだ友達のおばあちゃんがまだ生きており、なんと101歳に今年なるそうです。ところが、このおばあちゃん、確り自分で便所に行き、ご飯も食べ普通の生活を送っているとの事…あの時は高校時代ですから、今から30年前のイメージしかありませんからね。101歳か…すごいな。この二日間で12人の人と飯を食ったり、飲んだりしてきたのです。株も、人生も、みんなそれぞれカラーがあり面白いですね。

明日から、また相場が再開されますね。今週は底入れパターンが強く出る週になりますね。そうして来週には下値が固まるのでしょう。このような調整は相場の腰を強くします。だから調整はあっても良いのです。買いたい銘柄が安く放置され、いい買い場ですからね。やられているときは、不安にみんなは感じるでしょうが、逆の立場に立てば良いのです。これから買う側になれば、こんな良いチャンスはありませんからね。それこそハラハラドキドキの楽しい人生でしょう。お休み。

投稿者 kataru : 22:04