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2006年01月29日

儲けることは悪いこと?

今日の日経新聞には一面のトップに「官を開く」で中野サンプラザの改革が掲載されており、同時に3面の滝田洋一氏のコラムが書かれていました。彼は僕と同じような意見のようですね。ライブドアは市場の問題点を明らかにしてくれていますが、その歪みをついて官と旧体制が結び付き、日本を奈落の底へ、再び落とし入れようとしている連中が、存在するようです。「光と影」どっちが影なのか? 官は卑怯なやり方で、自分達の特権を隠し許認可権を振り回しています。全ての法律は時限立法にすれば良いのです。時代に合わない法律はなくなる運命になり、必要でない予算は削られる運命になります。

豊かな森が、官の硬直した予算編成のおかげで、杉だらけになり、山は荒れ、国民は花粉症に苦しんでいますが、誰も責任を取らずにいます。必要もない道路が建設され、その維持だけでも膨大な予算が掛かるのに、まだ増殖を目指すバイキンがウジャウジャいます。共産主義の敗退は明らかなのに、何故、日本だけ巧妙に生き残り続けるのでしょうか?

東横インの身障者の駐車場問題は考えさせられます。社長の談話によれば、1年に一人か二人の利用のために条例があるような感じを受けました。真実は何処にあるのか分かりませんが、民間のビジネスホテルに、そのツケを持っていくのは酷のような気がします。採算に合わない、そのような施設はやはり公器が用意すべきかな? あるいは補助金を払うか? 法律は人間が、よりよい生活を得る為のルールなので、不備があれば改善すべきでしょう。何か問題があるたびに、当事者を責めますが、その問題の発生原因があるはずです。何故、発生したのか検証は必要でしょう。日本はここが欠けています。一時的にワイワイと当事者を責めますが、お祭り騒ぎが終わった後の責任は、誰が取るのでしょうか?

官はずるいですね。狡猾です。当事者は転任になり、責任問題がうやむやになるケースが多いですね。先日、赤字の建物に予算をつけた予算官がテレビに出ていましたが、何故、遡って罰せられないのでしょうか? そのような罰則があれば、慎重に予算を考えるでしょう。自分の金でないから、いい加減な作成をするのでしょう。厚生省のグリーンピア計画など異常ですね。あの事件で誰か責任を取ったのでしょうか? 予算が有効に使えないなら、返せば良いのです。

市場経済では常に赤字か黒字か?問われます。人々に必要なら、その産業は伸び利益が上がるようになって行きます。常に市場が検証しているのです。ところが国家の一般会計ばかりか、特別会計は異常に膨らみ、官は増殖を続けています。これが正しいのなら、国民の幸せなら許せます。ところが、この十数年GDPは伸び悩み、自殺者は山のように出たのです。自分達だけが他人の金でのうのうと暮らし、一所懸命に働く奴はかわいそうに…国家体制に失望し、海外へ出て行くのです。

今回のライブドア問題を市場経済の影だと言っている奴らは、全て選挙で落とさねばなりません。東証の処理件数問題や監査法人などの不備を改善せずに、ライブドアに責任を擦り付けている。自民党の政治家の多くは官の出身です。奴らの仕掛けは巧妙です。

拝金主義で、何故、悪いのです? 
儲けることが、いけないことですか? 
ライブドアの堀江氏を、みんなは責めますが、僕はある意味で立派だと思っています。あんな若造が悔しいけれど、あそこまで昇り詰めました。すごいバイタリティーです。素晴らしい感覚ですね。僕は実力のない奴が世の中に出て行く世界より、余程、素晴らしいことだと思っています。仮に検察の流している情報が事実だとしても、誰かに迷惑をかけたのかな? アホな投資家が自分の欲で、高値を買って損をしただけでしょう。

粉飾はいけない。事実を曲げているから… 虚偽事実を利用し株を高値に売り抜けたか…それを見抜けぬ監査法人のいい加減さに呆れます。しかし今回の問題は許容範囲ギリギリの形のような気もします。それより、彼が若者に与えた功績の方が大きいと思います。あの程度なら、俺にもできると思った人は大勢居るでしょう。きっと、まだまだ悩みますね。この問題について…。ある程度、社会にユトリがないと新しい発想は生まれません。

しかし僕ら市場参加者も反省をせねばなりません。上がるから買う、儲けられるから、株を買う。こんな単純な基準で大切なお金を投じていいのでしょうか? 明日の豊かな日本を作る企業を応援する為に研究開発型の企業なら、多少、PERを高く買ってあげても良いのではないかと考えます。そのお金を使い増資をして、お金を豊かに使えば良い。やがて人類に必要な技術を、一つでも開発してくれればそれで良いのです。

PER100倍の価値はそんな夢のある会社に与える勲章にしたいですね。

投稿者 kataru : 11:13

2006年01月22日

自分なりに考えて…

多くの皆さんから、かたるの考え方に対するご意見を頂き、誠にありがとうございます。先日、ヒューネットを買っていると言ったら、このようなサイトがあるのを知っているか?と親切に教えていただきました。今回はライブドアについて、このようなサイトがあるよ。と教えていただきました。誠にありがとうございます。僕自身は他のサイトはあまり見ないので、なるほど…と教えられることが多いのです。しかし、このサイトを含め、中には悪意のあるものもあるのでしょう。インターネットの情報は、自分自身が、よく吟味しないといけませんね。鵜呑みにする考え方は非常に危険です。見識のあるとされる新聞社の記事もテレビ局の報道も、自分なりに検証する必要はあるのでしょう。

株価は一時的に間違う事はあるが、時間をかければ、やはり正しいのだと思います。そこには市場経済の監視があるからでしょう。金曜日、今日の市況で「ライブドア擁護」とも取れる内容を掲載しました。しかし今日の読売新聞には、利益の付け替え疑惑が掲載されています。ライブドアの件については、はっきり言えば、どうでも良いのです。ホリエモンが逮捕されようが…しかし一番、畏れるのは、この事件で日本の改革スピードが鈍ることです。客観的に見れば、フィナンシャル・タイムズが報じた危惧が恐いですね。

c20060122a.gif新興経営者(渋谷族)のパトロンであるライブドアの危うい行動が批判されるのは仕方ないと考えます。しかし、この事で同様のケースにブレーキが掛かることが恐いのです。日本は保守的なので、彼ぐらいの考え方の人間が一人ぐらい居たほうが、活性化されるんじゃないか?との思いもあるのです。報道は恣意的に作られているのです。昨日NHKで税を討論する番組がありましたね。何故、あの番組に猪瀬氏が出演してないのでしょうか?

金曜日の12チャンネルで彼が出演しており、分かりやすい解説だったですね。日本の借金は700兆円あるが、同じように資産も700兆円あるというのです。その内、国が管理する国有地が九州と四国・中国地方分もあり、地方自治体の保有する土地を含めると、日本の半分が国(官)の持ち物だというのですね。

ここでGDPと国の資産割合を持ち出し、日本は500兆円のGDPに対し700兆円も資産があるが、先進国のイタリアは77%、アメリカは12%だったと思いますが、その程度の資産しか持ってないというのですね。日本はなんと140%ですよ。分かりますか?この意味が…つまり財務省はプライマリーバランス(歳出と歳入の均等化)を力説していますが、その前に小さな政府を実現することが必要なのです。私は何度も都心の官舎など処分すべきでPFIの活用を訴えています。

かたるの本で、何故、私の年収の推移を載せたのでしょうか? 金曜日にも掲載しましたが…下のGDPの推移を見てください。この90年代の低迷の原因は三大過剰といわれています。過剰債務、過剰人員、過剰設備です。

c20060122b.gifしかしその元は、政・官・民の癒着なのです。だから努力しても喰えなかった。ところがネットが栄え情報公開がされるようになり、正当な意見が通るような社会になると、かたるの年収は増え始めました。努力するやつが食える時代になってきたのです。ホリエモンは他人の何倍も何十倍も努力をして、今の地位を築いたのでしょう。何故、叩かれるのかな? 本当に不正があったのかな?

報道されている偽計、粉飾はスレスレの行為のような気がします。四半期決算ですからね。会計法では建設進行基準と完成基準の両方を認めています。つまり利益をどの期で計上するか? 恣意的な配慮を認めているのです。在庫についても、先入れや後入れなど色んな計上の仕方があります。偽計の罪の発表の仕方は、どの企業でも直ぐに明確に発表はしていませんね。しかし今日の読売新聞の報道はショックでした。しかし…何処が真実なのか?

冒頭に書きました。ライブドアなど、なくなっても良いのですが、果たして、それで日本は世界競争に勝てるのでしょうか? M&Aの手法の株式交換ができなくなったら? 何故、ライブドアだけの問題なのでしょうか? 姉歯の問題に似ています。ヒューザーの小島にスポットが当たっていますが、イーホームズが建築認可を与えたから、欠陥マンションが生まれたんですよね。その検査件を与えたのは官ですよね。いい加減な審査なら、なくても一緒ですね。国土交通省の役人が辞任しましたか? 如何にも恣意的な報道で、世論の流れです。

ライブドアの監査法人はどうなるのでしょうか? その監査法人に資格を与えた国は、どうなるのかな? 許認可権と言うのは、どういう基準であるのでしょうか? 

森首相が石川県で「あっちにお金を預け、こっちにお金を預けインターネットで大儲けをして、それが一番正しいという時代にしてはいけない」と講演したそうです。その通りですね。私自身、異常な株価形成に危惧を抱いています。理論を無視した泡沫株価に、危惧を抱いていましたから、今回の地検の行為に賛成です。しかしこの行為が、新しい時代にブレーキを踏んではなりません。過剰な規制は時代を遅らせます。少子高齢化社会を迎え、日本には時間がないのです。警鐘は良いのです。若者は暴走するから、ブレーキは必要ですが、努力を認める社会も同時に認めなくてはなりません。多少の暴走を認めないと、政・官・民の癒着構造は変わりませんね。

報道機関の人達にお願いします。消費税の論議をするときに、同時に、国の資産の論議もしてください。GDPと国の資産の割合を先進各国と比べて下さい。小さな政府を実現しないと日本は世界競争に負けてしまうのです。折角の株高を大切に利用して欲しいのです。
粉飾で株高を演出するのは許せませんが、お金が流れない所に実体経済の発展はないのです。いくら志があっても、お金がなくては行動が制約されます。だからある程度のバブルは常に必要なのでしょう。文化はバブルが生むのです。清貧思想では何も生まれませんよ。共産主義的な発想の逆襲は阻止しなくてはなりません。

本日は「かたるの本」の読者の皆さんに、ライブドアの件について後で「かたるクラブ」に書く予定です。

投稿者 kataru : 09:08

2006年01月15日

公正な社会へ

最近は幾つかの現象に、考えさせられることが増えたかな? 株と同じで、なかなか結論が得られません。一つは金融庁の検査姿勢です。UFJ問題は明らかに経営権への越権行為だと思うのです。何故なら、自由な市場取引に官が自分の意見を、検査権を盾に押し付けたように思うからです。押し付けが厳しいから検査忌避が生じたのでしょう。しかし最近の市場動向を見れば分かるように、あの時の過剰債務問題は、明らかに行き過ぎだったですね。まぁ、考えてみれば、その意識があったおかげで、逆に、その行き過ぎ行為が、今日の僕らの利益を生んだのは皮肉な巡り会わせですが…当事者は大変だったでしょう。官の権力増大は、市場経済の自由を奪うので、この問題は重要だと考えるのです。この行き過ぎた行為に市場は反応し、ある証券会社では電話の盗聴をし始めています。検査が産んだ弊害でしょう。

更に年末起こった姉歯問題です。個人的なエゴが様々な矛盾を生んでいます。検査すべき機関が役割を果たしていない。何のための検査なのか? 何故、職業意識を欠いた欠陥マンションを作ったのか? モラルはなかったのか? 
カネボウの粉飾決算も同じ次元の話です。公認会計士の役割や会社経営者は自らの責任をかぶる勇気がなかったのでしょう。責任ある地位の人がその責任を意識していない。何故、このような人物が社長になりえたのか? 社会の仕組みがおかしいのではないだろうか?

最近は暴力に対する風当たりが強くなってきました。当たり前のことです。力のない子供を虐待する親が大勢いるのでしょう。しかし反面、あまりそこを強調すると、子供を叱らない親が誕生しないか心配です。先生が生徒を真剣に叱るから手が出ることもあるでしょう。なのに、そのような行為までを縛る傾向が社会にあります。無力感を感じる先生に増長する生徒。少し社会が行き過ぎてないでしょうか? 先生の暴力は、多少は許せるのではないでしょうか? そのような先生の方が教育に熱心なのではないでしょか? この加減は難しい。

個人情報保護法案、この法律はなんなのでしょう? 病室から患者の名前が消えたり、多少の情報漏れを、さも悪いことをしたように、報道する社会は行き過ぎてないでしょうか?自分の名前や生年月日や住所、電話番号などが個人情報で守られて欲しいのでしょうか?そりゃ、個人によっては預金残とか、犯罪歴(交通違反記録)だとか、知られたくない人もいるでしょう。しかし些細なことまで守る、明らかに行き過ぎた対応を、社会は容認してないでしょうか?

年金や健康保険を払わない人が増えてきました。NHKの受信料などもそうです。日本人としての義務はどうなのでしょう? 毎日使っている電気や水、ガスなどインフラ整備は僕らの先輩が作ったものです。何気なく歩いている道路は税金で作られています。電車は、バスは…これらの生活基盤は、僕らの先輩が働いて作ってくれたものなのです。だから年金を払うのも、健康保険を払うのも当たり前の義務なのに…権利の主張をする人は、当然、義務もあるはずです。最低限の義務も果たせない人が権利ばかり主張する。悲しい現実です。

脳外科医で有名な福島孝徳先生のことが、月刊文藝春愁に載っていました。彼は明治神宮の神官の次男なんですね。この文の中で、日本では名医は育たない。と言うくだりがあります。そうですね。その通りでしょう。日本の医学界は遅れていますからね。
文中で良い言葉がありました。流石、一流の人物ですね。名医の条件の中で、一に努力だといっています。二に良いコーチ。それから自分の才能と親切だそうです。朝7時から夜の8時まで手術をこなし、夜に手紙を書いたり、メールの返事を書いたりするそうです。すごいなぁ~。僕にはできない努力ですね。上には上がいるものです。

日本には「いやらしさ」があります。努力し福島先生の手術を見学に行こうとすれば、教授から村八分にされる閉鎖的な医学界の仕組みがあります。政・官・民の癒着構造は、どの世界にもあります。公正な競争社会でないから、カネボウのような不幸な事件が起きるのでしょう。社会を公正な仕組みに変えねばなりません。

財務省は赤字ばかり強調し、消費税値上げを目論んでいます。しかしその前に資産を売却して、債務を返済すべきでしょう。非効率な官庁などの土地を有効利用すれば良い。PFIを使って、高層ビルに建て直し、その建築費を産み、尚且つ、余った資産を売却すれば良いのです。そうして国債を減らしてから、増税を考えれば良いのです。債務があるからには、その債務に見合う資産があるはずです。自分達は安い料金の官舎を使い、所得補償をしているのに、改善しようとしません。何故、都心の一等地に、彼らの住む官舎が必要なのでしょう? しかも非効率な使われ方です。無駄を徹底的に省き、努力してから増税すれば良い。ボーナスのカットに応じれば良い。給料のカットに応じれば良い。全てはそれからの話しです。

ようやく、北海道などの地方公務員の削減が実施されます。地方の交付金が減り、三位一体の効果が表れ始めています。僕らは真剣に社会の構成を考えなくてはなりません。誰かがやらなくては…いつまでも、この国は落ち込むばかりです。改革は僕ら若者の使命だと思います。(既にかたるは若者じゃないけれど…)福島先生は後進を育てる為に、努力していますね。彼は63歳です。負けられないね。

投稿者 kataru : 09:40

2006年01月09日

メールの問い合わせに応えて…

多くの皆さんからメールを頂き誠にありがとうございます。残念ながら、ほとんど返信メールを出しておりません。あしからず、ご了承くだされば幸いです。今日はその中から、幾つかの問い合わせが、重なるものを中心に回答させていただきたいと思っております。

先ず多いのが、「上がったら売り、下がったら買い」という投資方法に多くの問い合わせがあるようです。「今日の市況」で、かたるはいつも上がったら売っており、下がったら買っていると述べていますが、かたるは商売なのでお客様から頂く手数料が自分の収入になるのです。昨年の年収が1億と言うことは、概ね2億円以上の手数料を、お客様から頂いているわけです。まぁ、現実にはお客様はそれ以上の儲けがあるので、納得されているのでしょうが…。仮にこの手法をネット証券で用いれば、手数料は1/10ぐらいになり、(もっとかな?)お客様の儲けが増えるわけですね。

しかし平行して、ネット証券でかたるの情報を用いてやっていても、それほど成果は出ないようですね。まぁ、高い手数料を払っているのだから、情報料と思えば良いでしょう。理屈上は確かに安い手数料の会社で取引したほうがいいのでしょうが、自分の投資判断がその時に働くのです。高くなりそうだと、もう少し売るのを待とうとか…下げそうだと、もう少し待ってから買おうだとか…。人間、誰にもこの心理はあります。しかし、かたるは大量の買い物が入っていても、ストップ高なら、今日、付いている株価で判断し充分な利益が確保できるなら、明日に注文を出さずに売りますね。また、明日考えれば良いのです。

…と言うことは同じ銘柄を、沢山、持っている事になります。そうでなければ、明日も売れないし、判断に迷いますからね。所詮、高値で売ることは不可能です。逆に安値で買うことも不可能です。不可能のことをやれと言っても無駄なこと。だから売買手法を変えればいいのです。かたるの場合、現在はかなり余裕資金が増えてきて、10億円程度ならいつでも買えるような仕組みになっています。最近、困った事にお客様から、突然、出金の依頼があることです。お客様のお金なので直ぐに出金するように手配はしますが、通常、半年以上先の相場観を元に相場に取り組んでいます。だから、ポジションの調整を慌ててしなければならず、相場環境が良ければ問題はないのですが、やはり預かったお金は責任がありますから、いろんな事を想定して組み立てられているのですね。予期せぬ出金依頼は想定外なので困ることがあります。

分かるでしょうか? 常に流動性のあるポジションで相場に取り組むのです。1億ならかなり分散もでき楽だろうが、100万円なら分散なんか出来ないよ。と言われるかも知れませんが、100万円でもかたるの売買手法は可能です。1000株買うところを、100株にすれば良い。そうすれば、10回買うチャンスが生まれます。逆に売るときもそうです。1回の高値のチャンスを狙って上手く売ろうとするから間違うのです。なら、10回に分けて売れば、何度も売れますからね。

資金が増えれば増えるほど、色んな手法に取り組む事になります。組み入れる銘柄も博打銘柄から優良株まで幅広くリスク分散します。更に増え続ければ、先物やオプションを使うことになるでしょう。残念ながら、かたるの営業資産では、まだ先物まで必要はないようですが、個別的に10億円程度まで膨らめば取り組まなくてはならないでしょう。逆に、嫌いな空売りの手法も課題となるでしょうね。しかし、おそらく3億程度の個人資産では、先物や空売りなどの手法を使わなくても、何とかまだまだ行けると思います。しかし分散すると、当然、投資効率が落ちるわけで、資金が増えれば増えるほど運用が難しくなるのは道理です。

かたるの営業資産は途中で何度か出金していますが、増え続け1億~2億ほどだったものが、現在はおそらく17億ほどになっていると思います。しかし大手証券マンの営業資産が50億円ほどでしょうから、まだまだですね。今年の目標は30億円です。だからお客様の資産を倍増させねばなりません。ここまで出来れば、ようやく一人前かな? いよいよ、かたるは次の目標に進む事になります。果たして、今年、この目標をクリアできるかどうか?

かたるの投資のノウハウは沢山の要素があり、簡単には説明できませんが、上がったら必ず株を売っていますし、下がったら必ず株を買っているのは、分散をしているのですね。銘柄を分ける分散もありますが、同じ銘柄でも買値を分ける分散をしているのです。ただ、転機には既にその株は持っていません。既に銀行株は、ほとんど持っていませんね。ソフトバンクも持っていません。現在の主流はやはり双日かな? かなりの株数を保持しています。既に、スタート時点より株価は2倍ほどなりましたが、まだ高値でも買っていますからね。勿論、300円台のほぼ安値で買われた人も居ります。

メールの問い合わせで、400円の株が700円台になりましたが、更に倍の1400円になりますか? と言う質問もありました。愚問ですね。かたるには分かりません。何故、分からないか? これからの双日の経営戦略によりますし、これからの市場動向によるからです。相場観と言うのは、日々、変化しているのです。色んな要素で自分の相場観がドンドン変わるのですね。だから株価のことを聞かれても分かりません。

基本は市場参加者が、全員、この株は上がると思えば、既に相場が終わっています。新春の銘柄予想で人気銘柄予想をしますね。今年はトヨタかな? …と言うことは、かなり危ない銘柄なのでしょう。ただ、トヨタが市場原理に従い、稼いだ金の30%ぐらいを株主還元に回せば、大きく変わるでしょうね。まだまだ上がる事になります。日本にコーポレートガバナンスが根付くかどうか…の試金石の一つのバロメーターでしょう。利益の4割を内部留保に、残りの3割を従業員に、そうして、あとの残りの3割を株主還元に回すのが、一つの目安なのだと考えております。そうすれば、アメリカ並みに、GDPの1.4倍まで株価は買われ、市場は豊かになり市場経済の世界競争でも日本は有利になりますね。だからトヨタの重責は価値があるのです。一企業の話しではないのですね。

何故、かたるが村田製作所を選んだか? 
この会社は明確に利益還元を公約していますね。残念ながら日本にはフジテレビの日枝氏のような考え方の人が多いですね。上場企業なのに私物化している経営者の感覚を持っている人が多く散見されます。村上ファンドのやり方は気に入らないが、一つの警告ですね。だから応援する人もいるのです。経団連の会長を務めたトヨタが模範を示すべきでしょうし、次期会長のキャノンに期待する次第です。

さて、今日は「上がったら売り、下がったら買い」のかたる売買手法の一部を公開しました。お分かりいただいたでしょうか? 自分の力量にあった売買単位で、のんびり投資をお奨めするしだいです。

投稿者 kataru : 11:36

2006年01月08日

掘り下げて…

年初から堅調な相場展開はアノマリー現象か?
トヨタが根拠を構える東海地区の景況感は抜群の改善で群を抜いています。日経新聞によると2002年の1月は93.1が121.9と30.9%も改善しています。一方、公共事業投資に依存する北海道は、拓銀の倒産などの影響が大きいのか、93.7が91.6と、逆に-2.2%と悪化しているといいます。そんな中で、日銀は金融緩和姿勢の転換時期を探っているのですが…北海道は、長年、社会党が政権を担ってきた地盤が影響しているのかな? 地方税の優遇など考え、産業の振興に力を入れないと…。

今年は猛烈な寒波ですが、世界の文化都市の緯度を見ると、北海道ぐらいの寒さが人間を育てるのかもしれません。札幌は北緯43度前後、NYは41度、ロンドンは51度、パリは49度、ベルリンは53度ぐらいかな? 勘違いと言うのは恐ろしいものですね。ヨーロッパは意外に寒いのでしょう。ローマなどで43度ぐらいですから…。北京は40度ぐらいですから、マズマズの文化圏かな? なんと東京は35.5度前後ですから、堕落した街となるのでしょうか? 京都と東京はそんなに違わないのです。京都は35度ですからね。一方、南半球のオーストラリアでは、首都のキャンベラが南緯35.5度ぐらいかな? もっとも、緯度だけで気候が同じなのかどうか分かりませんが…

遷都を考えるなら北海道ですね。これからは…。釧路平野などが、その候補地かな? そう思って地図帳を見ると、アイヌ民族は優秀な民族だったのかな? 日本人の遺伝子はモンゴル人に似ているそうですから、樺太経由で流れてきた民族が祖先かもしれません。黒岩重吾の小説を読むと、聖徳太子の時代に、朝鮮から渡来した民族が勢力を握っていて、日本人の血の中には、彼らの遺伝子が混じっているのでしょう。今日から初場所が始まりますが、モンゴル出身の朝青龍が頑張っています。先場所の魁皇戦で九州場所だったためか、会場は魁皇応援団化していましたが、彼はたった一人の声援のために応えたと、場所後のインタビューで語っていました。憎まれたい。と面白いことを語っていましたね。あいつは憎たらしいが、強いと評価されたいと…面白い表現でした。

今日の日経新聞は面白かったです。沢井や景山などの新人力士が紹介されていました。どの世界も同じでしょうが、よく知る事によって、マスマス興味が湧いてくるのです。株の世界には色んな相場観が混雑し、揉まれながら相場が育っていきます。その背景を知れば知るほど、奥が深く難しくなります。多くの人は業績推移より、株価の値動きに目が行きます。チャートの形がどうだとか…テクニカル分析に傾きがちですね。しかしチャート波動など、僕らに言わせれば、あまり意味がありません。何故なら、プロの連中はそれを逆手に取り、チャートを作りながら、相場動向を変化させます。しかし市場経済は面白く、無理やりに形を作っても上手く行かないのです。少しだけ手を加える事により、相場の力を試す手を振ることもあります。打診ですね。「相場は相場に聞け」というのは、そう言う事なのかもしれませんね。

理論的な裏付けを持ち、相場展開を考え、投資をする。しかし単にお金儲けだけではロマンがない。やはり、そこには夢を託す姿勢も大切なのだろうと考えます。市場がただの博打場と化すのを見るのは忍びないですからね。折角の中東問題の改善姿勢が、シャロン首相の入院によって頓挫しなければ良いのですが…。世界の癌はイスラム原理主義ですね。富の配分を変える事により、イスラムが豊かになり、世相が変われば良い。だから原油価格が高くなるのでしょう。産油国は自国だけでなく、お金を世界に還元しますからね。お金が回り豊かな社会が構築できる。成長を焦ると、土台作りが再び必要になります。カドニュウム汚染か…。しかし中国株は、何故か再び元気になりつつあります。僕が買った建設銀行株や保険会社は上がってきましたね。日本人はどうして、ブームに踊らされるのでしょうか?

今年は少し問題を掘り下げて、いろんな事を考え、相場に挑みたいと思っています。

投稿者 kataru : 10:09

2006年01月03日

年初にあたって…

新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。

年末年始は田舎に帰ってきました。私の母は肝癌で、ひょっとすると、今年が最期の年越しになるかもしれないと思ったからです。更に女房の母親も、年末に胃がんの手術をして病院で年越しをしました。そんなことで今年は、六日町の「龍言」と言う地元の豪農の家を移築した旅館に、31日と1日の二日間、泊まってきました。新潟にしては珍しく元旦は快晴でした。天気がよかったので、予定はしてなかったのですが、息子と二人で、六日街ミナミスキー場で、何年か振りにスキーをしてきました。最初は息子に付き合い、スノーボードの初体験、なんとか、下まで降りてきたのですが、最後はボードをソリ代わりにして下りてきたのです。

昨日、東京に帰ってきて、新聞に目を通しいつもの生活に戻り始めております。堅調な消費の報道が多く、年明けには三越などが様々な観点から注目される展開になるのでしょうか? この三越も再生銘柄ですね。名門企業が沈んだのですが、幾つかの切り口があるようです。第一は、業績動向は経済の回復に支えられ好調のようですね。第二は、三菱グループが日本橋地区の再生活動をしており、地盤回復作業をしているのです。この一環の流れの中で、高速道路を地下の通す日本橋復活プランにも予算が計上されました。第三は、松竹と資本提携をし、文化を意識した新しい催し物の企画が注目されます。第四には、村上ファンドの関与も噂されているようです。しかし、かなり乖離が高く、既にかたるは売りました。

かたる銘柄で注目したダイエーも、本日の日経新聞に、売上の2ヶ月連続増加報道がありましたね。この銘柄も再生銘柄で消費関連です。産業再生機構は記憶によれば、来年解散する予定で、産業再生機構の成否はダイエーの再建にかかっております。今年、注目される理由はお分かりいただけると思います。

さて、昨年の値上がり動向を見ていたら、やはり理屈どおりの展開でしたね。仕手色が強い素材株が上位を独占していました。更に不動産関連など含み資産銘柄まで含め、人気になっており、設備投資関連も上位に出てきていました。景気循環と株式物色の流れを見極めておれば、容易に成果を出せる教科書相場だったですね。今年は消費です。そうして金融相場から加工産業へ物色は変化していきます。

一方、世界に目を移すと、原油高などの資源価格の高騰を支えに、湾岸諸国の産油国の株価が大きく上がっています。第一位は130%上昇のアラブ首長国連邦(UAE)です。第二位は129%のエジプト、三位は104%のサウジアラビア、その後はヨルダン、ロシア、クェート、カタールと続き、日本は42%上昇の堂々の13位です。先進国の時価総額の大きな市場では素晴らしい動きだったのです。

しかし、今年は薔薇色の展開かどうか…幾つかの疑問があります。
先ずはアメリカの経済動向です。FRB議長が変わりミス政策がないのか? 既に金利は分岐点の4%を超え、金融政策の舵取りが非常に難しくなります。経済動向だけでないのですね。ロシアの動向が不透明なのです。プーチンの強権ぶりを懸念する声は大きく、ウクライナへの天然ガス供給削減など、年初から暗雲が漂い始めています。更に中国です。既に情報国家のアメリカは資金投下を削減し始め、日本が遅れて今もって資金投下していますが、国民の暴動や環境問題など…更に香港では普通選挙を求めデモが実施され、今年は政治課題に揺れそうな年で、目が離せない展開が続きます。

日本株の時価総額はGDPを上回り始め、既に割安感が消え始めています。これより上値を買うためには、確かな経済成長のシナリオが必要なのですが、小泉政権の後任が日本村論理を制することが出来るのか? 政・官・民の癒着は権力者にとって甘い蜜ですから、なかなか新しい流れを容認はしませんからね。当然、巻き返しが予想されます。そうなると、時間の経過が必要で、成長の停滞は株価の上昇を止めますからね。日銀はゼロ金利を解除し、流動性をセーブし始めるでしょう。アメリカも既にセーブしているし…。余熱だけで日経平均株価を2万円台に押し上げるのは容易ではないでしょう。

ただ、そんなに悲観しているわけではありません。
一度走り出した改革の意識は既に人々に根付いていますから、時間の進み具合だけの問題なのです。前に進んでいれば、株価の足踏みはありますが、後退はないですからね。
このようにいろんな事を考えると、微妙なバランス感覚が求められる年になりそうですね。
株式相場に絶対はありません。常に自意識を捨て、相場に付いていきたいと願っております。今年もよろしく、また一緒に大いに儲けましょうね。

未来かたる

投稿者 kataru : 11:40