2005年01月30日
無知の恐怖、チェックイン
この無知の恐怖シリーズは意外に好評のようです。私は自分の赤裸々な体験談を書くのは少し恥ずかしいですね。まぁ、皆さんが退屈しのぎに読んでくれるならそれでも良いかな?それにしても自分が行ってきたセントトーマスと言うのは何処にあるのでしょう?世界地図を見ても書いてないし…
そこでホテルのパンフレットからおよその位置が分かりました。アトランタから4時間なのですが、時差が1時間ぐらいあるらしく実際に飛行機に乗っていたのは3時間なのかな?キューバの遥か東、ドミニカ共和国の東側に位置する小さな島なのです。
僕らの泊まったリッツカールトンは空港から離れており一番東側の島の反対側にあります。空港から車で約30分の距離です。先週は一緒に付いたアメリカ人の夫婦はチェックインしホテルの案内を受けながら部屋に向かったのに…僕らはチェックインも出来ない有様の所でしたね。
そうなのです。日本からの話ではJCBのカードは使えないということでしたので、VISAカード機能がついているセゾンカードを持って行き、フロント係のお姉ちゃんに示したのです。日本から5泊分の現金を送金し予約リストを示し、万全を期して望んだのですが、何故か向こうのスタッフは奇妙な顔をして上司と相談しているのです。えっ!既に宿泊料金は払ってあるのに…どういうことなのだ。この三流ホテルが…そうです。証券マンはキレやすいのです。多くの証券マンはせっかちなのですね。どうなってるんじゃい。。。

少し待っていて欲しいと言われたようで椅子に座って待つ事にしたのです。右の建物がそのフロント階がある建物です。一番上が3階で僕らはあそこに待たされていたのです。20分ぐらいすると、流石にいくらセントトーマス時間と言っても悪いと思ったのか部屋に案内されるのかな?と思ったら、この建物の右側にある建物の5階のラウンジフロアに案内され、そこでまた待たされるのです。
今度は2メートルぐらいある細長い感じの警察官を思わせる服装の黒人スタッフから、丁重なもてなしを受けます。何を飲みなますか?シャンパンとかコーヒーとか聞かれました。僕らはコーヒーを貰い、並んでいるケーキや色んなフルーツなどどうぞ好きに召し上がってくださいと言っているようです。
人間は不思議なものです。ただ理由もなく待たされるとイライラするのですが、同じ待たされ方ても丁重なもてなしを受ければ、機嫌は直るようです。説明によると、この部屋に来ると飲み物、食べ物、全て無料なのだそうです。朝食もここに来ると無料で食べれます。昼食やお茶の時間もそれぞれメニューが変わります。

ただし17:00には、この部屋はクローズされるのです。要するに夕食以外は全部無料と言うことらしいのです。あのテラスで海を見ながら朝食を取るのです。しかし僕は…何故、前金を払ってあるのに部屋に案内してもらえないのかな?と思い、出来ない英語を駆使して、日本からお金を送ったんだよ。と文句を言ったのです。
どうも説明によると、クレジットカードの承認が降りないみたいで、2日たったら決済して欲しいと言っている様なのです。むろん最初から現金決済する予定だったのですが…あぁ、やはりカードは必要かな?と痛感しました。現金など何の役にも立ちません。カードが信用できないのは日本人だけかな?
ようやく、部屋に案内される事になりました。
何しろこのホテルのなかで4部屋しかないスゥートに泊まるのですから…あの背の高い黒人スタッフが荷物を持って案内してくれます。5階から1階へ一番、角の部屋に入り、「良い部屋でしょう」と、自慢そうに頭の良さそうなスタッフが部屋を案内します。
なんとトイレが二つあり、洗面所も二ヶ所あるのです。しかしこのホテルもウオシュレット機能が付いてないのです。なんじゃ、これは…今の日本ではどんな三流ホテルでもウオシュレットは普通なのに…最近、切れ痔には縁のない僕は大丈夫かな?と思ったのです。
何しろ、大量の出血をして一時は死を覚悟して大腸がんの検診を受けた僕なのです。あのファイバー・スコープの感覚は受けた人にしか分からないでしょう。おなかの中をぐるぐる回る虫が居るようで、ちょっぴり痛かったり…なにしろ、お尻を丸出しで、看護婦に見せるのですから、兎に角、恥ずかしいやら…痛いやら…検診の結果は、何にもなく、きっと切れ痔でしょう。言われたのを途端に思い出したのです。あぁ~
ここで迷ったのです。例のボーイにやるチップの額です。なにしろスゥートに泊まるお客だから…2ドルや3ドルでは安過ぎるかな?そこで10ドル札をあげて「どうもありがとう」と…実際は不満なのですが…笑顔で部屋に満足したように言いました。もっと英語が話せたら、どうして部屋に案内してもらえないのか、ハッキリしただろうに…そうすれば、こんなにイライラしなくて良かったのにと思った次第です。
株と同じですね。自分の買った株が下がると不安になり、売りたがる人はたくさん居ますが、下がれば下がるだけ喜んで買い増しをする人はあまり居ませんね。
多くの人は不安な心理には勝てないのです。なんで一日感覚の取引が横行しているのか…きっと不安だからでしょう。ディーラーでも大物になればなるほど、オーバーナイトの持越しが出来るようになります。多くのディーラーはその日のうちの決済が義務付けられていますが、ディーラーでも色々ですね。ファンドを見れば分かります。企業業績にあわせ、2年も3年も持ち続けるファンドもたくさんありますね。短期売買で財をなす人は過去に居たのでしょうか?不安な心理を克服し、株を楽しんで眺めれば良い。その為にはきっと正しい知的武装が必要なのでしょう。
英語を話せないと真相は分かりません。今でも、何故、何分も待たされたのか?不思議な気がするのです。しかし、この勝手な解釈が二日後の精算の段階で思わぬ事態に発展する事を、この時の僕は分からなかったのです。
投稿者 kataru : 21:19
2005年01月23日
無知の恐怖、第二日
昨日は友達の子供の誕生日会にお呼ばれで、麻布のイタリアンで11:00頃まで飲んでいました。この店のママさんが面白い素敵な女性でしたね。そんな現実の世界とマスコミ戦争の世の中、そして株式市場。日本の常識が通じないグローバルな時代。株を考える場合、常に思うのが世の中の流れのスピードと方向性です。朝日新聞社とNHKの報道合戦は面白そうな現象ですね。僕は朝日新聞が嫌いなので問題の記事をはじめ朝日の主張はどんなものか知りませんが、NHKの報道など見ると奇異に映ります。ことさら中傷誹謗の世界のように感じるのは僕だけでしょうか?
たぶん推測ですが政治家から圧力らしきものはあったのでしょう。だって、権力を握る政治家から「公正に報道しろ」と釘を刺されれば、担当者は考えるのが当然ですからね。明らかに圧力なのでしょう。こんなものなんでしょうね。日経報道を見ていればおかしな報道記事がたくさん存在します。どの新聞社も似たようなものですね。しかしネットはみんなが真実を書ける。だから公正な世の中が出来上がるのでしょう。総務省がソフトバンクに対し自社の名簿を悪用して意見広告を出した事に厳重注意処分が出されましたが、役人の驕りのように感じますね。一番大切なのは国民、消費者の意見ですよ。
戦国時代のような現代の新しい時代覇権を握るのは誰なのか?既にゆとりがなくなり予算をばら撒き出来ない世の中で、役人や政治家の権力は次第に弱まっていくのでしょう。税制が貯蓄から投資へ優遇され、郵政の民営化がなされれば、益々権力が弱体化します。自民党の昔の政治家が郵政の民営化に反対するのは道理です。何故なら郵便局のお金を彼らが自由に使う権限がなくなるのですからね。膨大な資金ですよ。市場の歪な価格形成が民営化されれば変わりますね。役人や政治家は権力を削られるのです。早くすべきですよ。この点、小泉首相は当たり前の行動ですが評価されます。しかし所詮は茶番かな?
さて、無知の恐怖の続きを書いていると時間がないし、面白くもないかな?一部読者から面白いとの評価もあるのですが…しかし途中でやめるのも…気が引けるのでスピードを上げ書こうかな?恥ずかしい話ですからね。英語が喋れずにゴタゴタするのは…
翌朝、モーニングコールに目覚め、食事も取らずにチェックアウトです。デポジットの精算を済ませ、おつりを5ドル札を中心にもらったのです。既にタクシーに荷物は積み込まれ、ドアボーイに5ドルを…本当は必要がないかな?と思ってのですが、彼が荷物を入れてくれたのかな?と思ったのです。実はその影にもう一人居て、そのおじさんが荷物を車まで運んだのを知ったのは車の中でです。かみさんから「あれ?ポーターにチップは?」と聞かれ…「まぁ、良いや」と応えたのです。面白い制度ですね。こんなのは、やめれば良いのに…
車は1月1日と言うこともあったのか、非常に道路も空いていました。途中、運転手が何か聞いています。僕は昨日の間違いをしないように20ドル札と10ドル札を用意していました。「どこの飛行機に乗るか?」と聞いているらしいのです。僕は「デルタ」と言いました。合っていました。正解です。ピンポン。運転手は頷きながら前を向いて運転しています。意外に分かるじゃん。英語なんかへっちゃらだ。と心の中で呟いたのです。 渋滞も予想していたので2時間以上前に、恐怖の空港に着いたのです。運転手に30ドルを渡し、覚えたての「Keep the change」を使いました。成功です。ようやく常識人になれたかな?
タクシーはデルタ航空専用の荷物預かり所の前に着きました。外人(いや国内人か)が荷物を預けています。係りの黒人が「何処に行くんだ?」と聞いています。勿論、「セントトーマス」と応えると、相手の人は「分かった」といって、航空券をくれました。A-10番だと説明しています。きっと飛行機乗り場の事だな?と思った次第です。さて荷物を預けたし、時間はあるし意外でしたね。スムーズに事は運びました。空港内をウロウロするとコーヒー屋さんがあります。「何か食べる?」とかみさんに聞くと「うん」と頷くのです。また会話が必要になります。困ったけれど、仕方なし。
ファーストフード店にはメニューが置いてなく看板なのです。何やら、サンドウィッチみたいなものとコーヒーを注文しました。指差しで示したのですが良く通じないのです。そりゃ、そうですね。指を出し「あれを下さい」と日本語で話しているのですから…上のセットメニューを…しかし流石、人間同士です。英語は分からなくても、ある程度の意思疎通は出来るのです。「卵入りか?」と聞いているようなので「そうです。」と応えます。本当は二つ注文したかったのですが、面倒だから相手の言うとおり、一つだけにしました。4ドルぐらいだったかな?さっきのチップより安いや。。。奇妙な気持ちです。
コーヒーは自分で適当に入れるのです。空いたカップをもらって自分で入れる。当然、全部英語ですから、どんなコーヒーに当たるやら…パンの方は順番が決まっており、「○○番」と言って向こうの人が呼びます。僕らの頼んだ物らしい物が出てきました。レシートを示し貰おうとすると、何か言っています。あれ?番号が違う…僕らの番号はもう少し後らしいのです。しばらく待っていると、さっきの彼女が僕のほうを向いて「出来たよ」って言っているらしいのです。レシートを渡し品物を受け取り、かみさんと半分こにして食べました。

おなかもある程度満足しました。半分ですが、何しろ向こうの量は多いからね。まだ時間があるのでブラブラ空港内散歩をしていたら、例の乗り物を乗っている人がいます。二輪車の傾けると走る、数年前に話題になった乗り物です。分かるかな?僕は名前が思い出せない。倉庫などの中で走るのに丁度良い乗り物です。ネットは便利ですね。写真を探しました。乗り物で検索したら、数多くの中からヒットしました。右の奴です。結構スピードが出るのです。僕も乗ってみないなぁ~と思いながら、戻ると、あと1時間少し時間がありますが、早めに乗り場に向かう事にします。
何しろ、もたつくのが容易に想像されますからね。ビジネスクラスとファーストクラスは、エコノミークラスの人達と入り口が違うようです。単に入り口が違うだけなのですが、人間らしく優越感があるのです。馬鹿な感情ですね。靴を脱ぎ持ち物をかごに入れ、僕らは金属探知機の中へ、すんなり成功です。厳重な検査ですね。あの検査員の人数はすごい人件費ですね。一体、誰が負担するのでしょう?あの事件以来、不合理な出来事です。A-10番へは迷わずに行けました。飛行機内もスムーズに運び、セントトーマスに着きました。恐怖の荷物受け取りは空港が小さい為に直ぐに見つかり、タクシー乗り場へ。。。
あれれ?タクシーの筈が…タクシーでないのです。空港の出口で現地人の人が待っていて、「何処に行くのか?」と聞かれましたから、「リッツ・カールトン」と応えたのですが…そこで待っていろと言うのです。仕方なにし待っています。そうすると、その采配人は次々に声を掛け、お客をグループ分けしています。ようやく僕らの車の手配が終わったようです。荷物を預けタクシーに乗り込むのですが、日本で言う。ワンボックスカーかな?12人ぐらい人が乗れる車に、ぎっしり乗せられ、幾つかのホテルを回り、ようやく30分ぐらいかけてホテルに着きました。なんと最後は、僕らと機内のファーストクラスで一緒だったアメリカ人夫婦の二組だけです。リゾートらしいホテルの景観です。アメリカン人の夫婦は、すんなりチェックインが済み、案内人がホテルの案内をしながら部屋に行ったようです。ここでトラブルが発生です。
折角、ホテルの着いたのに…トホホ…
投稿者 kataru : 21:16
2005年01月16日
無知の恐怖、第一夜
前回は進入禁止のエリアに足を踏み入れ警報が鳴り、警備員が英語で喚きながら追い返されて、仕方なしに、英語で問い合わせる覚悟を決めてデルタ航空に向かった場面でしたね。そうして幸運にも荷物を発見した所まででしたね。
心の中で「ラッキー」と叫んだのです。かみさんに不甲斐無い場面を見せずに済みましたからね。なにしろ「英語は出来ないけれど日常会話など何とかなるよ」と例の株屋気質で大言壮語を吐いてきたのですから…さて、タクシー乗り場です。この例題は会話ブックに載っていました。近くの警備員に「タクシー乗り場は何処?」って聞いたのです。思惑通り、彼の反応は指差して応えてくれます。ここで重要な事は、両手の空いている警備員に尋ねないと、指差しで応えてくれない恐れがありますからね。何しろ英語は分からないのです。身振り手振りだけが頼りですから…
タクシーは並んで待っていました。采配人のような無駄な人間が居るのですね。まぁ、これは日本にも居るかな?日本のタクシーと違い親切ですね。運転手が出てきて、荷物をトランクに入れてくれます。日本ではこのサービスをしない運転手はたくさん居ます。トランクの鍵を開けるだけで、後は自分でやれと言ってる人がね。さてアメリカらしく高速道路は無料のようで片側6車線の良い道路です。問題は料金です。乗る時に運転手は案内板を指差し何やら言ったのですが…OKか?と聞いたので、OKだよ。応えたのですが…運転手はメーターを倒さないで走り出したのです。メーターはあるのですよ。にも拘らず…
そこで案内板をみると、どうも料金らしき表示が書いてあります。空港とダウンタウンは一人20ドルらしいのです。その下に二人になると13ドル、三人になると10ドルとか表示されてありますね。この解釈が難しい。一人目は20ドルでその後2人までは13ドルなのかな?つまり20+13=33ドルなのだろうか?それとも13*2=26ドルなのか?三人になると20+13+10=43ドルになるのか10*3=30ドルなのか?何しろ次の場面での会話ブックは「Keep the change」としか書いてないのです。「How much?」と聞くのは、一度OKと応えているのに、格好悪いし…
タクシーはリッツ・カールトンに着きました。実はリッツ・カールトンはアトランタには二つあり、運転手に聞かれたのです。これは想定していた会話なので運転手に聞かれても「ダウンタウン」と、かみさんに自慢げに直ぐに応えられたのです。迷いに迷った僕は20ドル紙幣を二枚渡し、例の用意した会話を使いました。「釣りは良いよ」って…運転手が非常に喜んだのです。彼の反応を見て顔は笑顔ですが、僕の心は泣いています。失敗した。あの表示は二人の場合は13ドルづつと言う意味なんだな。そう言えば「each person」と書いてあったな。ポケットには10ドル紙幣もあったのです。運転手は喜ぶ筈だよね。彼にとってアホの日本人は幸運の女神に見えたことでしょう。しかし大雑把な国ですよね。ダウンタウンと言っても広いだろうに。。。日本なら新宿から中央区までだと6000円はとられますね。いくらアトランタが狭いといっても…日本と比べ料金は安いようです。20分ほど、かなりのスピードで走ったのです。
チェックインは予約リストを見せ、デポジットを払って難なく通過です。荷物を運んでくれたポーターにも5ドルは多いかな?と思いながら払ったのです。彼はご機嫌でした。やはり2ドルぐらいで良かったようです。人間は進化するのですね。相手の反応を見て育つのです。株と同じですね。株の値動きを見て行動する心理と似ています。あれ?このホテルは三流だな。と思いました。歯ブラシもスリッパもないのです。あれれ?トイレもウォシュレット機能がついてないのです。リッツは良いホテルだと思ったのに。。。
何やらメイドがノックしています。出てみると…と言ってもさっぱり分かりません。「アイスがいるか?」と聞いているようですね。頷くと彼女はアイスを入れて持ってきてくれました。ポケットを探り、今度は2ドル、そこで僕は「スリッパと歯ブラシはあるか?」と日本語で聞いたのです。勿論、身振りを交えて…スリッパは通じないようですが、身振りを交えた歯ブラシは分かったようです。「toothbrush?」と聞いてきましたから…そうだティースと言うんだな。彼女の反応は…指でついて来いと言うのです。
仕方なしに、廊下を彼女の後についてテクテク歩いてゆくと、プライベートルームに入り彼女はゴミ箱を漁っているのです。彼女は得意そうに歯ブラシの箱を僕にくれて、もう一つ探しています。ありました。二本の歯ブラシが手に入ったのです。よく見ると、そのゴミ箱に袋入りのスリッパがあったので、これも頂戴と言って、手に持ったら彼女は「良いよ」って言います。もう一つないかな?と、ゴミ箱を探しましたが見当たりません。そこで彼女に「もう一つない?」って聞いたのですが、彼女は首を振るばかりです。仕方ない一つあれば良いか。。。彼女に5ドルあげたら喜んでいましたね。ゴミ箱漁りと言っても、客が使わなかった新品のものですから…

しばらくすると、またドアをノックするのです。手にスリッパを持っています。彼女には1ドルにしました。そう何回も何回も違う人間が来て、何やら言われるのは嫌ですからね。このホテルの料金は300ドルの部屋なのです。どうせ寝るだけで翌朝には直ぐに飛行機に乗るだけなので安い部屋にしたのです。しかしオプションが付いていて…年末なのでディナーが一人100ドル追加すると食べられるのです。これは出発前に日本語で予約していたのです。年末を海外のホテルでかみさんと二人だけの夜を過ごす。
年末でディナーパーティーとなっていましたから、かみさんは黒のドレスを買って行きました。…結婚して初めて見るドレス姿です。背中が大きく開いているのです。何やら、おっぱいに着けています。良く見るとトイレが詰まった時に、スッポンスッポンするあの形をしています。こんなブラジャーもあるのか、驚きましたね。…流石、馬子にも衣装と言いますから…僕も面倒くさいけれど、タキシードは持ってなかったので背広に着替え食事へ…会話ブックと電子辞書は大の友達です。ポチ君行くよ。流石に犬でなく物ですからワンとは吠えません。
お決まりのシャンパンを貰い、どれか選ぶコースのようです。既に何種類か書かれています。メインは定番のステーキにしました。しかし、まいるのです。量が多いしあまり美味しくありません。外人はでかいですからね。おそらく僕らの2倍は食べているでしょう。もったいない話です。ほとんどの料理を食べずに残すのですから…事前に決められているコース料理のせいか会話はあまり必要ありませんでした。せいぜいグラスを傾けて「May I have another one?]と言うぐらいです。いよいよ精算です。周りの外人を見るとサインをするのですがチップは置いてないようです。おかしいな?いらないのかな?兎も角、部屋番号とサインをして部屋に戻りました。(実はこの行動はおかしかったと、後で気付かされます。)
酒が入ったせいか、飛行機疲れからか、部屋に戻ると直ぐにダウンです。眠ってしまいました。夕食は7時の予約でしたから9時ごろから寝たのでしょう。目が覚め外を見ると、ゾロゾロ人間の集団が歩いています。時計を見ると12時15分前です。かみさんを起こし、僕らも急いで着替えて、街に出てみました。周りは黒人が多くでかいのです。1メートル80センチなんてもんじゃないですね。1メートル90センチぐらいあるのでしょう。プロレスラーがわんさか歩いているのです。多少、恐怖感があります。アトランタはキング牧師の町ですからね。
かみさんは「帰ろうよ」と言いますが、「もう少し歩こう」と言って、コカコーラのカンバンの前まで歩いていたら、大空に花火が上りました。12時を超えたのです。新しい年の幕開けです。テレビのNYで見かける光景ですね。互いに抱き合って何やら言っています。口々に何やら叫ぶ外人が大勢居ます。いや僕らが外人か…車のクラクションは鳴りっぱなしです。明日の朝の飛行機が早いので、花火が終わったら帰り始めました。暗い夜道は恐いですね。しかし新年と言うこともあり、至るところにポリスマンが立っています。こうしてアメリカでの第一夜は過ぎて行きました。
明日は10時のフライトです。上手く飛行機に乗れるかな?また恐怖の空港が待っています。
投稿者 kataru : 21:12
2005年01月10日
さぁ、スタートだ!
新春の相場は利食いからスタートしたようですね。
ニュースを見ていると26日に起こったインド洋大津波の話が多くあるようです。名古屋でも地震があったとか…昨晩は再び中越地震、昨年末は北海道にも地震が発生していましたね。驚いた事に、津波は英語でもTUNAMIとなっていました。向こうに居る時もCNNは特集番組を組んで報道していましたからね。相場は主力の銀行が一服し、浚渫などの建設株が賑わい、小型中低位株の物色に推移していたようです。
新聞論調は相変わらずの展開のようですね。いつも年末に来年度の予算折衝が始まりますが、総額表示だけで、その中身が検証された記事を見たことがありません。それにも拘らず、新宿ー大宮間の新幹線新設構想のアドバルーンが何処からともなく挙がって来ているようで…この国の形は何処にあるのでしょうね。日経では少子化の特集を年初から組んでいます。問題は、予算の何処を削り、何処を増やすかですね。やはりマスコミの資質の問題なのでしょう。
昨日のテレビ番組には木村が登場し、宮沢がゲストに招かれていました。どうかしていますね。失敗した実績のある人間を呼んで世相を変えるなんて…世の中の成功者を、もっと招待すべきですね。若い世代で無名でも頑張っている人はたくさん居ます。年末にかたるの友達のF君の話を書いたと思います。彼は今年、病院再生の仕事を中心にやるのだそうです。儲けのない仕事は続かない。いくら良い仕事でも儲けを考えなくてはなりません。
こう書くと…じゃ、お前はどうなの?と問われますね。複雑な心境です。
IRNETは若干の経費が掛かっています。サーバーの使用料、今はほとんどしていませんが、ボランティアに参加しているスタッフへの慰労など…だから広告ぐらいの載せ収支を合わせるべきなのかも知れません。正直、迷っています。何しろ金融の世界は難しい規制が多く、最後は役人の腹一つで処分が決まりますからね。すべてが裁量のこの国で、収益活動と見なされれば何らかの障害が発生する可能性があるからです。しかし、今のスタイルは僕が予てから主張している趣旨から、外れていることも事実ですね。機会を見て、新しいスタイルを模索しようとも考えています。別に儲けが欲しいとかそう言う意味ではないのです。
話はそれましたが、マスコミはもっと勉強し自由で公正な世の中を模索すべきでしょう。新聞で、誰かが公平より公正な世の中を目指すべきだと書いてありましたね。あまりにも弱者救済に傾いた世の中の為に、日本人の資質が低下しているようにも見られるのです。誰かに助けてもらおうとする心が多くの日本人にあるのではないでしょうか?道は自分で切り拓くのですが、他人依存型人間が多く世の中に見られます。正当な評価を求め頑張る人に報いるシステムが必要です。
諸外国の税制がどうなっているか分かりませんが、私は直間比率をもっと変えるべきだと思っています。消費税を15%程度まで持って行き、直接税の所得税などを下げるべきでしょう。使う人が税金を払う。物を買える人は収入のある人です。その収入は所得から得られるのです。ところが脱税したり、賄賂だとか、不公正な制度によって所得がある人に優位な制度になっているのが日本です。官僚が天下りするたびに、退職金を貰い、所得税を軽減してもらっている。おかしな制度ですね。遊行費として会社のお金を私的に使っている。すべての手当てをなくし所得に含めるべきですね。官舎など要りませんよ。転勤により住まいが変わり自前のお金を使うのが嫌なら、会社をやめれば良いのです。その分、会社は諸手当を廃止し個人の年収を上げれば良い。そうして所得税を公正に払うべきですよ。
社会の基本的な流れは、官から民へ、生産者から消費者へ、公平から公正へ、その流れを促進させ、豊かな日本を創りあげるべきでしょう。GDPが何年も低迷している矛盾を問題視すべきです。効率的なお金(予算)を使うべきです。弾力的な予算見直しをすべきですね。既存の組織は疲弊していますからね。全部の法律などを時限に変え、数年で検証すべきなのです。
さて、話は変わりますが、松下興産の減損処理には、正直、驚きました。あの松下が未だに減損処理を実施している…私が再生銘柄を支持している裏付けでもあります。おそらく、三菱商事でも物産でも、その面では双日に負けているのでしょう。何とか景気浮上ムードを創りあげ、日本の再生を成し遂げ、一年でも早く、成長軌道に乗せねばなりません。昨年のUFJ政策により、景気は中弛み現象になりましたからね。しかしロボット化のトヨタや本日の日刊工業新聞で報道されている京セラの大型投資記事を見ている限り、再生軌道は確りと根付いているようです。
年末から始まった連騰相場、年初から、TUNAMI相場で休んでいる本流の銀行は良い感じですね。短期調整で再び主役の座を、何時、奪回するかに掛かっているのでしょう。昨年末から始まった流れは不変ですね。
さて年初より、メールにて多くの新年挨拶を頂き、誠にありがとうございます。返信はしておりませんが全て読んでおります。今年は飛躍へのステップの年でしょう。一日も早く「無知の恐怖」を克服できるようになりたいものですね。株価などあまりたいした事ではないのです。相場の流れは既に確定しているのですから…株式投資は本人の「欲と心のバランス」問題なのでしょう。
残念ながら、凡人のかたる君には「人間の幸せ」って、何か?見えていません。最近、考えているテーマの一つなのですが…兎も角、明日から、かたる君の新春相場が始まります。果たして今年はどんな展開になるのか?…当たらない新春予想などしても意味がありませんからやめておきます。相場の原点の流れは一緒なのです。金融が強くなり資金が動き始めると、新しい動きが加速されます。既に新しい流れは始まっており、この動きが加速される時期が刻一刻と迫っているのです。
投稿者 kataru : 21:10
2005年01月09日
無知の恐怖
…全ては、あの一言から始まった。
「良いぜ、かたる。今までで一番よかった場所は○○だよ。バンフの上にある山のホテルだな。」
「これから冬だよ。寒いのは嫌だなぁ~。正月に何処か行くとしたら、何処が良いの?」
「やはり、セント・トーマスかカンクーンかな?」
「じゃ、任せるよ。お前に…」
「任せておけよ。全部、手配してやるよ。領事館には知り合いがいるし、リムジンで空港まで迎えをやって、案内をつけるよ。」
長らくお休みを頂きました。どうもありがとう。何しろ、ようやく借金返しの終わった、かたる君は奥さんの長年続いた借金生活の苦労に報いる為にも、仕事を休める正月に夫婦二人での旅行を計画したのです。その切っ掛けは、10月頃、財務官僚の友達と飲んだ、たった一言の会話から始まった旅行でした。
しかし、全ては、出だしから狂っていました。
「どうも正規の料金は高いらしいよ。ファーストクラスだと一人150万円だって、ビジネスだと50万くらいでいけるよ。どうする?」
「まぁ、総額で300万円ぐらいを予定しているから、ビジネスにするか…」
「ホテルは1200ドルと1500ドルだって…どっち道なら、スゥートにするか…」
「えっ?結構高いんだね。1500ドルって、16万円ぐらいだよね。まぁ、良いか」
「じゃ、本人が予約しないと駄目らしいから、HISのYさんに、リッツの方はUさんに電話してよ」
「あぁ、そう。分かった。」
なんだか…最初の話とずいぶん違ってきたな。。。当初の手配は、全部、財務官僚のKが手配するはずだったのに…これじゃ…大丈夫かな?心の中では、キャリア官僚の海外視察旅行バージョンを経験するつもりだったのに、結局、自分で全部手配する事になったのです。
先ず、リッツ・カールトンのセント・トーマスではJCBのカードが使えません。1500ドルの5泊と言う事は100万円近いお金が必要でカードを使い慣れてない僕には与信能力がないのです。だから全額を前払いし、海外の指定口座に送金する事から始まります。しかも2ヶ月前から取り消しが出来なくなり、仮に2週間前にキャンセルすると、全額没収されると言われたのです。
今度は飛行機の手配です。結局、安売りの旅行社のHISに航空券の手配を頼みました。安売りらしく色んな制限がありアトランタ経由でセント・トーマスに向かいます。ビジネスクラスの航空運賃は一人40万円程度でした。ところが予約したデルタが、11月に倒産騒ぎに巻き込まれるのです。心配した僕はコンチネンタル航空のビジネスクラスにも予約を入れました。何しろ既に100万円もホテルに送金しているのです。こちらは一人46万円でNY経由です。しかし正月と言う事もあり、なかなか思い通りの日程が取れませんでした。11月の中旬にデルタへの金融支援が決まり、どうやら大丈夫そうなので、当初の予定通りにしました。そうすると、また何もしない友達のKから電話がありました。
「どう?手配は終わった?」
「うん、でも俺、英語が話せないよ。大丈夫かな?ホテルには日本語スタッフは居ないんだって…」
「大丈夫だよ。身振り手振りで通じるから…、あぁ、そうだ、アトランタの領事館に電話をしたら知り合いが、既に居なかったんだ。ごめん、案内は出来ないかな?でもアトランタはコカ・コーラとCNNぐらいのものだから…」
「そうか…案内がなしか仕方ないね。正月だし。。。」
「あと、何かすることはある?」
「ううん。何とかなるかな…」
心の中では…お前が良いところがあるといって、全て準備をするからと言うから、その気になったのに…これじゃ、英語を喋れないで、どうなるんだよ。と叫びたい気分だったのです。こんな事なら日本語が喋れるハワイでも良かったのに…
出発当日の31日、久しぶりの成田に行き、蓄えのない僕は成人してない子供が居るので旅行保険に加入しました。2人で11日間の保険料は18000円ほど…デルタ航空の機内は快適で初体験のビジネスクラスの座席は想像より広く良い感じです。しかし、ここで最初の恐怖がやってきます。スチュワーデスが全部、外人なのです。まぁ、当たり前なのですが、英語が話せない僕は…あぁ、やってきました。何か順番に聞いています。
何か飲み物はいりませんか?ぐらい、幾ら馬鹿なかたる君でも分かりますが、どうも食事のメニューをあれこれ聞いているようです。配られたメニューには日本語が載っていますから、これを示せば良いや…と思っていましたが、スチュワーデスは老眼らしく見えないらしいのです。これには困った。しばらくすると、日本語のできるスチュワーデスがやってきて、チキンにするか魚にするかメインディッシュを先に聞いていることが分かりました。なるほど、前菜の種類より前にメインを聞くものなのか。。。
こんな調子で、ようやくアトランタに着き、さてホテルです。ところが、又その前にトラブルです。荷物が何処にあるやら…と言うのも成田と違い、アトランタでは一旦荷物を受け取り、再び、預け、又受け取る。二重の作業があるのです。到着ターミナルはEで入国審査を済ませ、荷物を受け取り、税関検査を受けた後に、再び荷物を預け、Tと言う所でデルタに預けた荷物を受け取るのです。ところが、最初に思った場所に行っても、航空便の表示がないのです。荷物もないし…トホホ。。。
仕方なしに、結局、又、元も場所に戻ろうとしたら、なんと今度はセキリティー上、来た道から戻れません。警備員はTと言う荷物の受取所に行けば貰えるよと、英語で言っている様なのですが…仕方ない、また辞書を見ながらやり取りをするか…とデルタのカウンターに向かう覚悟を決めて、何気なく、荷物のほうを見たら、ありました、ありました。僕らのスーツケースがクルクル回っているじゃ、ありませんか。地獄に仏とは、こんな事を言うのでしょう。一所懸命に、あれこれ、英語の会話を考えていた最中の事です。
あぁ、たった一日の事なのに、これだけ書いたら、ずいぶん長くなりましたね。旅の続き話は又の機会にしましょうか…おいおいと。。。遅れましたが、新年、明けましておめでとうございます。今年もよろしくね。株も英語の喋れない旅と同じですね。たいした事のない出来事なのですが、無知は色んな恐怖を生むようです。きっと株を知らない人は、たいした事のない調整でふるいを掛けられるのでしょう。昨日、帰国したのですが、新聞を読んでいたら…「やはりね。」と言う感じですね。しかし一旦、動き出した流れはなかなか変わらないものです。
投稿者 kataru : 21:05